ファンヘファー, マルクス
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(2017/02/17 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900910 |
BR KLASSIKレーベルにおけるペーター・ダイクストラとコンチェルト・ケルンによる演奏は、このバッハ(1685-1750)の「ヨハネ受難曲」が第3作目となります。以前の「マタイ受難曲」(900508)と、ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」(900501)、同じくヘンデルの「ディキシット・ドミヌス」他(900504)は、どれも古楽器オーケストラの渋い音色と、完璧な合唱、そしてなにより隙のない堅固な音楽の流れと驚異的な完成度が高く評価されていますが、この「ヨハネ受難曲」はそれを上回る素晴らしさを感じることができるでしょう。何より若い歌手たちのまろやかで伸びのある声と表現力も、この完成度を押し上げているのは間違いありません。会場を包む興奮も含めた受難の風景をお届けいたします。最も演奏頻度の高いといわれる1749年稿を採用した演奏です。ボーナスCDには、ドイツ語による「ヨハネ受難曲」のレクチャーが収録されています。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900909 |
2024年のブルックナー生誕200年を祝して制作された2枚組のアルバム。CD1にはペーター・ダイクストラの指揮によるバイエルン放送合唱団とミュンヘン放送管弦楽団によるブルックナーの宗教作品の演奏を収録。これは、2023年10月28日のシーズン開幕コンサートと連動して行われたスタジオ録音で、合唱指揮者の第一人者として高く評価されるダイクストラならではの高い統率力に支えられた合唱と、ミュンヘン放送管弦楽団の管楽器メンバーのアンサンブルによる荘厳なミサ曲第2番を中心に、無伴奏合唱のための5曲のモテット、3本のトロンボーンのためのエクアーレ2曲を聴くことができます。ブルックナーのミサ曲第2番はリンツの新大聖堂の奉献式のために依頼されて1866年に完成しましたが、大聖堂の工事が遅れたためブルックナーの指揮による初演も1869年9月に行われました。作品は8部からなる混声合唱と管楽アンサンブルのために書かれており、新しい礼拝堂で演奏するには合唱の規模が大きすぎたため屋外で演奏され、大好評を得ました。その後ブルックナーはこの曲を1882年に改訂し、それを1885年10月4日にリンツの旧大聖堂で初演、こちらも目覚ましい成功を収めました。「ブルックナーは演奏中にオルガンの前に立ち、大聖堂の天井をじっと見つめ、言葉にならない祈りを発した」と当時の様子が伝えられています。当盤で演奏されているのは、こちらの改訂版です。併録のモテットもブルックナーの聖歌隊員、オルガニストとしての経験が生かされた美しい作品です。CD2に収録されたマルクス・ファンヘーファーによる「音楽への道:ブルックナーの世界」では、ミサ曲第2番を中心に、宗教音楽作曲家としてのブルックナーの物語を朗読(ドイツ語のみ)と音楽で楽しめます。(2024/05/10 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900940 |
1742年の初演以来、この「メサイア」は世界中で数限りなく上演され、人々を熱狂させて来ました。とりわけ遍く知れ渡った「ハレルヤ・コーラス」はこの作品のクライマックスであり、世界中の合唱団のスタンダードなレパートリーとして愛されています。この演奏はそんな「メサイア」の全体を深く掘り下げることで、聴き手もキリストの苦難を共に体験していきます。受胎告知、キリスト降誕、そして永遠の命。この物語を合唱団とソリストたちが的確に歌っていきます。演奏しているのは、ベルギーの古楽器オーケストラ「バ'ロック」で、ここは最近流行の刺激的な演奏をするのではなく、温かくまろやかな響きを奏でるアンサンブルです。今回は、以前発売したメサイア全曲盤に、マルクス・ファンヘーファーの「メサイアの作品解説盤」を付け加えた3枚組となります。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900908 |
1782年に作曲されたモーツァルト16番目のミサ曲は、彼の作品の中では珍しく、誰かから依頼を受けたわけではなく、モーツァルトが自発的に作曲した作品です。当時、モーツァルトはコンスタンツェと結婚したばかりでしたが、彼の父レオポルトは結婚を認めていなかったため「コンスタンツェが優れたソプラノ歌手であることを証明したい=父に結婚の許可をもらう」ことを目的に作品を書いたとされています(CD2には作品の成立経緯がドイツ語の物語として収録されています)。しかし、作品は未完で終わっており、完全な姿で残存しているのは「キリエ」「グローリア」「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」のみ。他は一部のみ、もしくは完全に欠落しているため、これまでにもさまざまな研究による補筆が行われ、演奏、録音されてきました。この録音は音楽学者クレメンス・ケンメが2018年春に行った補筆版を用いており、最新の研究結果が反映された興味深い音楽を聴くことができます。ロンドン出身のハワード・アーマンは2017年からバイエルン放送合唱団の監督を務めており、バッハやヘンデルなど次々と素晴らしい演奏を披露する指揮者。ここではベルリン古楽アカデミーを自在に操り、流麗なモーツァルトを聴かせます。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900917 |
イギリス出身、現在バイエルン放送合唱団の音楽監督を務めるハワード・アーマン。今作ではモーツァルトのレクイエムを中心とした「一夜のミサ」ともいうべきプログラムを披露します。冒頭に置かれたのは、アーマン自身が作ったオルガンを伴うアンティフォナ(交唱=2つの合唱または2群の歌手が交互に歌う形式)を挟み込んだ「証聖者の荘厳晩課」。続くレクイエムは、ジュスマイヤー補筆完成版を基に、アーマンが研究を重ね主にオーケストレーションに改訂を加えた版を使用。モーツァルトが8小節だけ書き遺した「ラクリモーサ」では、以降の箇所をアーマンによる全く新しいオリジナルが演奏されており、続けて、後に発見されたモーツァルト自身による「アーメン・フーガ」が挿入されます。最後の曲はオーストリアの作曲家ノイコムの「リベラ・メ・ドミネ」。これはリオ・デ・ジャネイロでモーツァルトのレクイエムが演奏された際、ノイコムが典礼用として、リベラ・メの欠損部を補填するために作曲したもの。このアルバムを締めくくるのにふさわしい作品です。CD2は、シリーズおなじみのドイツ語による音楽物語。今作では「レクイエム」が題材として選ばれており、マルクス・ファンヘーファーは晩年のモーツァルトの生活と心境を劇的な筆致で綴っています。(2020/10/30 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900926 |