バウアー, マリオン(1882-1955)
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バウアーは、作曲のみならず、批評や教育といった分野においても大変な情熱を注ぎ、八面六臂の大活躍をしました。そんな彼女の立場をよく表しているのが、ニューヨークの高校生のために作曲された「アメリカの若者の協奏曲」です。伴奏部、ピアノ独奏部とも「大人・プロ仕様」のものと比べると、若干薄めの物となっていますが、それが表現力の弱さではなく、独特の味わいに転化しています。特にケークウォークなどを取り入れ、サックスも大活躍する賑やかな終楽章は、楽しいことこの上ありません。その他の作品も、洗練された響きが素晴らしく、トリオ・ソナタや二重奏曲など、夢見るような美しさと申せましょう。(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559253 |
ロンドン在住のピアニスト、アントニオ・オヤルサバルが紹介する女性作曲家のピアノ曲集第2集。このアルバムでも異なる時代と地域に生きた18人の作品が取り上げられています。ナディア・ブーランジェやドーラ・ペヤチェヴィチ、フローレンス・プライス、ルイーズ・ファランクなど近年注目を集めている人もいますが、他の作曲家の名前を目にすることはほとんどありません(ちなみにトラック5のエリザベート・フォン・ヘルツォーゲンベルクはドイツの作曲家ハインリヒ・フォーン・ヘルツォーゲンベルクの妻、トラック18のオリティエ・スコーヴァはヨゼフ・スークの妻です)。オヤルサバルは彼女たちが生きた時代を徹底的に調査し、実際に音にすることで彼女たちの存在を確かなものにしています。(2024/05/03 発売)
レーベル名 | :IBS Classical |
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カタログ番号 | :IBS-32024 |