グリーン, バッド(1897-1981)
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スウィンギーでノリのよいコーラスを繰り広げるミルス・ブラザースの第2集は、1934年から1938年の録音を収録。ハーモニー的には、シンプルなコーラスワークでありながら、ちっとも古びた感じがしないのには、まったくもってまいりました!〈ライムハウス・ブルース〉、〈ルルが町にやって来る〉、〈キャラヴァン〉といった後にモダン・ジャズのプレイヤーが愛奏することになるナンバーも、イタリア産の〈フニクニ・フニクラ〉も、彼らが歌うとなんと楽しげに響くことでしょう!サーヴィス精神旺盛なルイ・アームストロングと共演した4曲では、洗練されたセンスと泥臭いノリが互いに混ざり合い、独特のエンターテインメント感覚が醸し出されています。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120680 |
大学を中退したクロスビー青年は、25年にはロスアンジェルスに移り、音楽仲間のアル・リンカーと組んで、メトロポリタン劇場に出演。それが契機になって、当時、人気を誇ったポール・ホワイトマン楽団に加わることになります。27年にはハリー・バリスを加え、リンカーとともに、リズム・ボーイズという名のヴォーカル・トリオを結成し、これが大成功! 楽団との共演盤に加え、リズム・ボーイズのディスクもリリースされます。そんなクロスビーの出発点にあたる時期の録音を収めた当ディスクでは、後年の彼の特徴である甘く囁くような歌い口とは異なり、トリオの一員としてリズミックでコミカルな快唱を披露している点が聴きものになっています。(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120696 |
ホットクラブ五重奏団の録音を聴いていると、ヨーロッパという土地はジャズを「輸入」していたのではなく、殆ど同時並行的に「創造」していた、ということに気付きます。厳密にいえば、グラッペリのヴァイオリンのイディオムは、彼の「手癖」というよりもヨーロッパ流のブルーノートと聞こえるし、ともあれジャンゴと同等レベルでギターを表現に使えるアメリカ人ミュージシャンは居なかったのだから、これは欧州オリジナルの音楽なのです。心して聴くべし。(2004/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120707 |
グッドマンは言うまでもなく上手い。クラリネットという難しい楽器でやはりここまでの逸材は出ない(その証拠にモダン期にはバディ・デフランコ一人が気を吐くのみ)。フルバンのグッドマン、これは明らかに「横綱相撲」なのですね。美味しいところだけ吹いている。ま、グッドマンを堪能したいならコンボになりますが、横綱相撲の愉しさは「豪華」「陽気」「スマート」というところ。ここではベイシー額案のオハコの「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」なんぞもやったりして、余裕のヨッチャンです。このフルバンを再現してそれでダンパをやってみたい。すっごい贅沢!(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120677 |
エラは、サラ、カーメンとともに、いわゆる女性ジャズヴォーカルのビッグ3と呼ばれるわけですが(ま、三波春夫、村田英雄、三橋美智也、みたいなもんか・・・)、ここでエラのスイング時代の録音が出ました。誰も指摘しませんが、サラ・ヴォーンが「これぞ黒人」という声と歌唱法を持っているのに対し、エラの歌は実は殆ど黒人っぽくありません。寧ろ、とても端正です。ここでは伝説のチック・ウェッブ楽団との録音をはじめとする戦前のエラです。何と19歳~24歳でこの完成度!これがあって、後の奔放なエラがある。(2001/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120540 |