ムローロ, エルネスト(1876-1939)
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オペラ好きの人なら、デル・モナコ、ジーリ、スキーパ、ディ・ステファノはいうまでもなく「冷たき手を」でハイCを出したヴァレンテ、「ボリス」でのディミートリィ役の名録音が残るトカチャン、捕虜収容所で亡くなった悲劇のテノール、シュミット、フランス語版(ハイライト)「トスカ」を残したマッツェイと、9人の名前を見れば次々と彼らの美声がよみがえってくるに違いありません。イタリア・オペラ界を支えた名テノールたちの中でも、とりわけその麗しい声の持ち主たちがセレクトされています。イタリアの歌を情緒豊かに歌う彼らの歌唱法は、オペラの時と違い幾分リラックスし、それぞれの個性ともいえる「歌い崩し」が入っていますが、それが独特の色気や哀愁を醸し出しています。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110773 |
各国の人気テノール歌手たちが1926年から53年にかけて録音したイタリアの歌謡を集めた1枚です。ロッシーニの歌曲からナポリ民謡まで、さまざまなスタイルのイタリアの歌が含まれています。イタリアからは両大戦間に活躍したペルティレ、ジーリ、スキーパ、ツィリアーニ、LP期のデル・モナコ、ディ・ステーファノ、タリアヴィーニ、それにドイツ語圏の映画などで活躍したシュミット、キープラと、スウェーデンのビョルリンク。個性あふれる輝かしい声の饗宴をお楽しみください。(山崎浩太郎)(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110768 |
ベニアミーノ・ジーリ(1890-1957)の第3集は、アコースティック録音の末期にあたる1923年から25年にアメリカのヴィクター(RCA)に遺された録音を集めたものです。当時ジーリは、カルーソーに代わる新世代のプリモ・ウォーモとして、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で非常な人気を集めていました。この時代のジーリはオペラではまだ軽めの役柄に専念していたため、ここにもそうした声種の歌が収められています。さらに〈フニクリ・フニクラ〉など、いわゆるナポリ民謡が数多く録音されているのも、この第3集の魅力となっています。(山崎浩太郎)(2004/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110264 |
シチリア島の貧しい家庭に生まれたディ・ステファノは、合唱団で声楽の才能を認められるも、なかなかオペラの舞台に立つ機会が持てず第二次世界大戦中は流行歌の歌手として糊口をしのぐ他ありませんでした。戦局悪化に伴いスイスに逃亡、難民キャンプで暮らしたこともあります。しかしその本来の美声は常に称賛の的となり、1945 年にイタリアに戻ってからは少しずつオペラ歌手としての活動の場を広げました。そんなキャリアのおかげで何を歌っても素晴らしく、オペラから引退しても人気が衰えることはありませんでした。そんな彼が得意としたナポリ民謡をたっぷりとお楽しみください。(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111340 |