スティーヴンス, ウォーレス(1879-1955)
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ボストンへの深い愛情が込められたオペラ「The Construction of Boston」(8.669018)が大評判となった作曲家ウィーラーの歌曲集です。「言葉と音楽のコンビネーションから生まれる歌曲は最も感覚的で楽しいものです。」と作曲家自身が語るように、このアルバムには憂鬱な気分からユーモアに溢れた明るさまで、様々な世界が溢れています。名ソプラノ、ルネ・フレミングのために書かれた「日曜日の歌」、もともとはギターとテノールのために書かれた「セレナータ」のあけっぴろげな愛の表現、「モーツァルト、1935」では、断片的に現れるモーツァルトのおなじみの旋律が微笑を誘います。エミリー・ディキンソン、ブレーク、リルケなど普遍性のあるテキストにつけられた変幻自在なメロディは、聴き手のイマジネーションを刺激することでしょう。(2011/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559658 |
イギリスを代表するテノールの一人、ジェイムズ・ギルクリストとピアニスト、ネイサン・ウィリアムソンによる「英国歌曲の100年」の最終巻となる第3集の登場。今作は1950年以降に書かれた作品に焦点が当てられています。今作に初めて登場するピアニストのウィリアムソン自身の連作歌曲を含む、ウールリッチ、プールの4作品が世界初録音。なかでもブライアン・ヘイザーの詩によるウィリアムソンの「かつては人であった小さなもの」は、すでに遺灰となってしまった登場人物の目を通して歌われる奇妙な歌で、ウィリアムソンがこのアルバムとギルクリストのために書いた特別な作品です。他にはドリングのドラマティックな「ベッチェマンの歌」やディキンソンの「W.H.オーデンの詩による4つの歌曲」などを収録。詩と音楽の表現度の深さに驚かされる1枚と言えそうです。(2022/03/11 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0646 |
20世紀において、回顧的なロマンティシズムに浸るわけでもなく、極端な前衛に走るわけでもなく、フツーに美しい音楽を創る、ということは容易なようで、実はそうではない命題であり続けましたが、フランス生まれのアメリカの女流ルイーズ・タルマは模範解答の一つを与えた作曲家といえましょう。収録曲の大半が、ピアノを中心として、切り詰められた編成による室内楽曲ですが、独特の温かみのある響きは、安心して聴けるゲンダイオンガクといった感じでしょうか。やや異色作ながらユニークなのは、教育用のピアノ作品である「サウンドショット」で、表題どおりの曲想が機知豊かな筆致で描かれています。(2005/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559236 |