ボッケリーニ, ルイジ(1743-1805)
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「アマデウス・ギター・デュオ」と「デュオ・グルーバー・マクラー」は過去の音楽祭で出会い、以来ずっと友好な関係を築いています。お互い、さまざまなジャンルの作品を好んでおり、その得意曲を持ち寄れば素晴らしいコンサートが開催できると考えた彼ら、ギター独奏、2台ギター、4台ギターのための作品を準備し、このジョイント・コンサートが実現しました。冒頭は初期バロック時代の作曲家、プレトリウスの典雅な舞曲《テレプシコーレ》で始まり、ボッケリーニのファンダンゴ、ジュリアーニ、演奏家の一人、カヴァナーの作品を経て、情熱的なファリャの作品へと到達します。最後のボロディン「中央アジアの草原より」はアレンジャー壷井一歩の編曲。4台のギターそれぞれが活躍する聴きごたえのある編曲が施されています。(2019/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573592 |
長い歴史の中に突然出現する真の天才は、彼らの活動領域だけではなく広い範囲に影響を及ぼすことが知られています。ケンブリッジ大学ではそんな天才を100人選び出し、世界に与えた影響を研究しています。ベートーヴェンは第27位に選出されており、彼が活躍していた当時から、現代に至るまで、その音楽が人々にどのような影響を与えていたかについても様々な研究がなされています。このカザル四重奏団による5枚組は、ベートーヴェンの同時代、更には後世への影響という観点から5つの時点を取り上げ、彼の先人であるギロヴェッツやハイドン、ボッケリーニから、シューベルトやツェルニーら彼の次世代の作曲家たち、そしてシューベルトやメンデルスゾーン、シューマンといったロマン派の作曲家たちの作品を並べることで、ベートーヴェンをとりまく音楽界の動向を探っていくというプロジェクト。世界初録音も含む興味深いアルバムです。(2020/09/11 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM283 |
ONDINEレーベルで大活躍中の指揮者ハンヌ・リントゥ。彼は2013年までタンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、現在はフィンランド放送交響楽団の首席指揮者を務めています。前作のメシアン「トゥーランガリラ交響曲」では、オーケストラの機能性と音響効果を存分に生かした素晴らしい演奏を繰り広げましたが、今回は、更に興味深いルチアーノ・ベリオの一連の作品の登場です。ベリオ(1925-2003)については今更説明の必要もないイタリアの現代作曲家で、様々な技法を駆使した作品を書きましたが、1950年代からは当時の妻であった歌手キャシー・バーベリアンとともに、声楽の限界を追求したことでも知られています。ボッケリーニの曲を元にした「4つの変奏」はミラノ・スカラ座の委嘱作品で、この時の劇場のオープニングナンバーの作曲を依頼されたベリオが、そのオーケストレーションの妙技を駆使して書いた変奏曲です。和声的には全く現代的なところのない、極めて愉快な音楽です。「カルモ」は彼の友人の一人、ブルーノ・マデルナの死への追悼の音楽。マデルナが愛したテキストを用いた歌曲(?)です。そして「シンフォニア」。こちらは既によく知られている作品であり、タイトルの「シンフォニア」とは交響曲の伝統ではなく、多様な声の合流という意味を持つ奇妙な作品です。一番わかりやすいのは、第3楽章におけるマーラーをはじめとした何人かの作曲家の作品の引用でしょう。様々な音楽が断片的に浮かび上がる様子は、マーラーの原曲における魚の鱗が光を反射する様にも似ています。複雑な曲ですが、聞いていてこれほど面白い作品もないかも知れません。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1227-5 |
(2009/04/01 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C49284 |
ボッケリーニといえば、かの有名な「メヌエット」、弦楽合奏は得意中の得意、というわけで、彼の弦楽四重奏も見逃せないジャンルです。そのスタイルは正に同時代のハイドンと共通、これほど耳に滑らかな音楽を書けるとは、只者ではありません。19世紀に至るまで大いに愛好されたのも頷けます。暗く始まり明るく終わる「ホ短調」の終曲11のユーモラスな盛り上がりなど、作曲者の真骨頂を示すものです。奏でるのは、一世を風靡したイタリア弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者の姓から名前をとり、伝統の継承を目指して設立された四重奏団、母国の作曲家への愛着には並々ならぬものがあります。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555042 |
1771年にロンドンで発表されたこの6曲のソナタは、本来チェロと通奏低音のために書かれていました。それを1870年代にイタリアの名チェリスト、アルフレード・ピアッティがチェロとピアノのために編曲。彼自身が素晴らしい技巧の持ち主だったせいもあり、もともと聴き応え(弾き応え)たっぷりの原曲が、一層輝かしい作品へと変身しています。ボッケリーニ特有の滑るようなパッセージはそのまま、竹を割ったような決然とした響きが耳にも新鮮です。ここで演奏するロシア出身のチェリスト、アモソフは、2007年クヌシェヴィツキー・コンクールを始めとした多くの国際コンクールの覇者。若々しく溌剌とした音色で聴き手を魅了します。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572368 |
マドリードの有力な音楽愛好家・ギター演奏者であったベナベン伯夫人のために作られたギター五重奏曲。当時の華やかなスペイン王朝をしのばせるギターの音色をハンガリーのギター奏者トコシュの演奏でお楽しみ下さい。弦楽五重奏曲G.275は第3楽章が「ボッケリーニのメヌエット」として知られるあの超有名曲。ボッケリーニの名前は知らなくても、この曲を知らない人はいないはずです。この機会に全曲聴いてみてください。あなたもボッケリーニのとりこになること間違いありません。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550731 |