ベーム, ゲオルク(1661-1733)
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「天にまします我らの父よ…」で始まる、キリスト教で最も有名な祈祷文の一つと言える「主の祈り」。これに基づいたゲオルク・ベームのコラール前奏曲を軸に、ドイツ・バロックの宗教的な器楽作品と、アルト(カウンターテナー)独唱によるルター派のカンタータを集めたアルバムです。これらの作品は器楽全盛だった当時のイタリア音楽に強い影響を受けており、声楽の伴奏においても、器楽が大きな役割を担っています。また収められた純器楽作品は全て宗教的題材に基づいており、その多くは、当時のコラールの旋律をもとにしたものです。演奏は、「シャコンヌ」を始めとしたヴィターリ父子の作品をめぐる刺激的なアルバム(RIC326)をリリースしている、ヴァイオリンのステファニー・ド・ファイーとアンサンブル「クレマティス」。ここでも宗教的な敬虔さを大切にしながら、それぞれの作品が持つ抑揚や旋律の美しさを聴き応えたっぷりに歌い上げています。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
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カタログ番号 | :RIC389 |
モーツァルトが「楽器の王様」と呼んだパイプオルガン。大聖堂や教会で、何千本ものパイプが輝く巨大な楽器から生み出される迫力ある音色を聴けば、彼が称賛した理由も理解できるでしょう。このアルバムでは、オルガンと言えば誰もが思い浮かべる、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」を冒頭に置き、ロマン派や近現代の作品をバランス良く配置することで、オルガンのさまざまな響きを楽しむことができます。最後には、同じく良く知られているヴィドールの「トッカータ」が置かれています。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578179 |
ヴァージニア州ボイスにあるソノ・ルミナス・スタジオに設置されたオルガンで演奏したクリスマスの音楽集。J.S.バッハをはじめ、プレトリウスやブクステフーデらおなじみの作曲家から作者不詳の曲まで多彩な作品が選ばれています。オルガンを演奏しているのは1983年、チリ生まれのフェリペ・ドミンゲス。ブリガム・ヤング大学でオルガンとチェンバロを学び、その後ヨーロッパに留学、更なる研鑽を積みソリスト、アンサンブルの奏者として活躍しています。(2023/01/20 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92260 |
ニュージーランド生まれのジェイムズ・ティブルスは、オルガニストとしてだけでなく、伴奏者、指揮者として世界中で活躍しています。オークランド大学で教鞭をとり、また古楽研究者としても名高い人です。14歳からオルガンを学びはじめ、チェンバロ、クラヴィコードも演奏し、バロック音楽のアンサンブルにも精通しています。このアルバムでは、J.S.バッハと彼の少し前の世代によるオルガン作品について、見識を高めることができるでしょう。録音 2010年7月6-8日 オーストリア ロバート・ブラックウッド・ホール(2012/04/11 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0015 |
ドイツのオルガニスト兼作曲家、ゲオルク・ベームの名前が大々的に語られることはありません。しかし彼はコラールによるパルティータという形式を発明した、オルガン音楽史上の偉人です。少年時代の大バッハもベームに会った可能性があり、もし直接の教えがないとしても、大バッハのオルガン曲に、明らかに大きな影響を与えています。当盤冒頭の力強い前奏曲とフーガや39のラストを聴けば誰しも、ベームの天才ぶりを実感できるでしょう。コラール・パルティータも4曲収録。カナダ出身のオルガニストがジャケット写真のオランダのオルガンを使用、教会の自然な残響の美しさも聴き物です。(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555857 |