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バード, ウィリアム(1540-1623)

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    1600年前後のエア、バラードとブロークン・コンソート(レ・ウィッチェ)

    1600年前後の歌曲や舞曲などをフリッツ・ウイリアム・ヴァージナル・ブックほかから集めたアルバム。ブロークン・コンソートとは、弦、管、鍵盤など多種にわたる楽器の混合アンサンブルを指し、ここでもヴァイオリン、フルート、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、クラヴィオルガヌム、シターン、バンドーラなどの多彩な音色の融合を楽しむことができます。(2018/09/12 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA347

  • 9つの訓戒とキャロルによる祝祭(ハンブルク新児童合唱団)

    「Festival of Nine Lessons and Carols」とは、毎年クリスマス・イヴにチャペルで行う"聖書の朗読とクリスマス・キャロルの夕べ」のこと。100年以上も前から英国の人々のイヴの準備のための式典として親しまれてきましたが、1928年にキングズ・カレッジ聖歌隊が行ったこの「夕べ」の模様は世界中に放送されたことで多くの人々から注目されました。このアルバムでは、ハンブルク新児童合唱団がこの伝統に基づいて、聖書から9つの聖句を選び、美しい合唱を交えながら全体を一つの物語として構築、幻想的なクリスマス物語を創り上げています。お馴染みの曲や耳にしたことのない古く珍しい曲(いくつかの曲はキングズ・カレッジ合唱団のメンバーによってアレンジされています)、そしてこのアルバムのためにハンブルクの作曲家ブルーニが書き起こした「静かな海」(トラック20)も加えた素晴らしい1枚です。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6125

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    アーリー・ミュージックへのイントロダクション

    作曲された当時の楽器を用いて演奏する「古楽」というスタイルは今や円熟期を迎え、充分な研究に裏付けされた作曲当時の奏法や唱法による中世からバロックの作品は今まで私達が想像も出来なかった新鮮で新たな感動を与えてくれる。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.551203

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    アテニャン/ブル/バード/ペ/シュミット/セルミジ:オルガン作品集(ジャコヴァ)

    チェコの若きオルガニスト、ルシエ・ジャコヴァによる興味深い1枚です。ここで演奏されているのはルネサンス期の珍しいレパートリーで、曲によっては歌や太鼓も用いられるという、とても楽しい音色が溢れています。作者不詳の曲も多いのですが、15世紀から16世紀にかけて、こんな曲が巷で流行していたと思うと嬉しくなってしまいます。若干舌足らずなジャコヴァの歌もなかなかチャーミングです。演奏されているオルガンはフランスにおける歴史的銘器であるロゼ・オン・ブリ教会のもの。熟成された音色が楽しめます。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:Orlando Records
    カタログ番号:OR0011

  • アドヴェント - キリストの誕生を待ちわびる歌曲とモテット(ライン・ネッカー・ユンガー室内合唱団/リッケルト)

    日本でのクリスマスのお祝いは主に12月24日と25日の2日間のみですが、ヨーロッパでは「アドヴェント=到来」という時期が設けられており、それは教派によっても呼び名や時期の違いはあるものの、概して11月の半ばから準備をはじめ、古い時代はこの時期に断食しひたすら静かに過ごしましたが、最近ではその習慣はなく、人々はろうそくを灯し、子供たちはお菓子の箱を開けながら「その日」を心待ちにするのです。この時期に奏される音楽も、静かなものであり、定められた日以外はオルガンすらも用いられることがありません。このように心から待ちわびることで、クリスマスの日が一層素晴らしいものとなるのでしょう。ルネサンス時代から現代までのたくさんの作曲家たちによる、静かな音楽に心洗われます。(2014/12/24 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6098

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    イギリスの初期オルガン音楽 2 (ペイン)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550719

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    イングリッシュ・ファンシー

    シカゴを基点に活躍するCEDILLEの人気古楽アンサンブル、トリオ・セッテチェントの最新作はイギリスのバロック作品集です。過去の彼らのアルバムはイタリア、ドイツ、フランスをテーマとしていて、このイギリスがツアーの最後を飾ることになります。英語で「ファンシー」というのは幻想、空想という意味であり、また上質、装飾的という意味も持っています。ここに収録された様々な曲は、民謡風であったり、描写的な劇音楽であったりと多彩な表情を持っていて、音楽の持つ可能性をじっくり感じることができるのではないでしょうか。ある時には上品に、ある時には大胆に。そんな16世紀から17世紀の音楽をぜひお楽しみください。(2013/02/20 発売)

    レーベル名:Cedille
    カタログ番号:CDR90000-135

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    ウィールクス/ジョーンズ/ベイトソン/バード/バッサーノ/フェラボスコ2世:ルネッサンスの室内楽作品集(ピッファロ)

    ルネッサンス音楽を得意とする7人編成のアンサンブル「ピッファロ」が演奏する16世紀から17世紀の小品集。鳥の声を模した歌、小さな舞曲など躍動感溢れる小品が並びます。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:Navona
    カタログ番号:NV5823

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    英国ルネッサンスのリコーダー・コンソート(アンサンブル・レゾナンス)

    【意外に少ないリコーダー・コンソート音源に、痛快な英国古楽の新録音登場】ルネサンス期の英国で、ヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴァイオル)と同じように合奏を愉しむ楽器として愛されていたリコーダー。高音部から低音部まで大小さまざまな同属楽器を集めた合奏は「ホール・コンソート」と呼ばれ、多くの作曲家たちの作例が当時そのような編成で実演されていたにもかかわらず、リコーダーのホール・コンソートを集めたアルバムは意外に多く出てきません。その渇を癒してあまりある新録音が、21世紀最高のチェンバロ奏者のひとりスキップ・センペのプライベートレーベルParadizoから登場。名手ジュリアン・マルタンを筆頭に、センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテをはじめフランス語圏の一流アンサンブルで活躍をみせてきた俊才5人が聴かせるサウンドは、リコーダー同士の音が溶け合うコンソートならではの響きの妙もさることながら、各パートの動きが活発な曲ではそれぞれの個性や個々の音色の温もりが自由闊達に際立ち、平穏な古楽のイメージを良い意味で覆すスリリングな聴き応えに事欠きません。センペらが古雅な鍵盤の音色を響かせるトラックとの対比も絶妙のプログラムは、音楽ほか諸芸術の嗜みで知られる英国王ヘンリー8世やクリストファー・タイが手がけた16世紀の佳品の数々から「処女王」エリザベス1世の治世末期を彩った巨匠たちの有名作まで名品続々。この分野をよく知るリスナーも古楽ビギナーも必ずや惹かれるであろう要素がそこかしこに秘められた好企画です。(2023/02/24 発売)

    レーベル名:Paradizo
    カタログ番号:PA0020

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    エリザベスI世のための音楽(サルム・コンソート/マッケイ)

    全てのイングランド史の中で、最も偉大なる女王エリザベス1世。彼女は生涯独身を貫き、素晴らしき統治者として語り継がれています。その時代の芸術家たちは彼女のために挙って作品を献呈し、その処女性は時を経るに従っていよいよ神聖化されていったのです。このアルバムにはそんな芸術家たちの「彼女に捧げた作品」が集められています。(2011/05/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572582