クープラン, フランソワ(1668-1733)
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2016年、若手ギタリストの登竜門である「GFA(GUITAR FOUNDATION OF AMERICA)国際ギターコンクールで優勝したザビエル・ジャラのリサイタル・アルバム。アメリカ、ミネソタ州に生まれ12歳よりギターを始め、2011年にGFAが主催する「高校ギターコンクール」で第1位を獲得した他、すでに数多くのコンクールの優勝経験を持つ彼は、2015年には東京国際ギターコンクールでも優勝、すでに日本国内でツアーを開催したという、ギター好きにはお馴染みの奏者です。ギターだけでなくリュートも演奏するというジャラ、このGFA国際コンクールにおける優勝記念リリース・アルバムでは、彼の持つ確かな技術に加え、ドラマティックな音楽性、レパートリーの広さとダウランドへの愛も存分に味わえます。(2017/06/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573797 |
アラベスクとはイスラム美術発祥の幾何学模様で、その多くは絡み合う植物の蔦や茎を図案化したものです。このアルバムでは西洋のバロック音楽、特に中南部ヨーロッパの音楽と、中東の音楽、イベリア半島のセファルディ伝承の音楽を組み合わせ、その地域間の民族移動などの関係性を探っていきます。例えばヘンデルがイギリスではなくスペインに移住していたとすれば・・・そんな観点から編曲が施された歌劇《アルチーナ》のアリアなどは聴き手の想像力に強く働きかけることでしょう。他にもチェンバロ奏者のマリンカ・ブレシェリが趣味のよいアレンジを施した哀愁漂うセファルディ伝承曲やギリシャの伝承曲など多彩な音楽が並べられています。演奏するフィオーリ・ムジカーリ・オーストリアは古楽器とさまざまなパーカッション、歌によるアンサンブル。今作ではワールド・ミュージックの分野でも名高いウードの名手、アルワ・サレハも演奏に参加、更なる彩りを加えています。(2022/10/28 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99279 |
フランスの名門音楽一家「クープラン家」の中で最も才能に恵まれていたフランソワ・クープラン(1668-1733)。数多くのクラヴサン曲を書き、そのどれもが個性的であり、また独自の光を放っています。彼は自作に楽しいタイトルをつけたことでも知られ、それは様々な女性の姿であったり、ちょっとしたものであったりと、面白いものばかりです。この2台のハープシコードのための作品集は、第1集と同じく、通常1台のハープシコードで演奏するクープラン作品のうちの何曲かについて、クープラン自身が「2台で演奏するのが望ましい」と書き記していたという言葉を忠実に守ったもので、本来はヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音で演奏される「諸国の人々」も、チェンバロのみで演奏することで新たなニュアンスが生み出されています。(2016/09/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0258 |
“太陽王”ルイ14世(1638-1715)。72年間王位に就き、フランス王朝の最盛期を築いた王として知られています。最も影響力の大きかったのは1680年代であり、巨大な富を投じて建立したヴェルサイユ宮殿では毎夜瀟洒な舞踏会が開催され、多くの貴族たちが踊りに明け暮れました。王自身も「芸術の庇護者」としてリュリをはじめとした多くの音楽家たちを擁護していました。また舞踏も巧みで、メヌエットを宮廷舞踊に取り入れたことでも知られています。このアルバムは、ルイ14世の王宮で活躍していた音楽家たちの作品を集め、バロック様式の芸術が表現しようとしていた人間の感情の深みを探求、親密な世界の音を再現します。17世紀後半から18世紀前半の雰囲気を伝えるトラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボの柔らかい音色も魅力的です。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573814 |
ルネッサンスからバロック時代に書かれたオルガン音楽の中で名曲を挙げるとして、必ず指を折らなければならない作品が、フランスのフランソワ・クープランによる2曲のオルガン・ミサ曲です。作曲者がまだ20歳を超えた頃の作品で、単に敬虔な雰囲気への一辺倒ではなく、舞曲の力強さや華やかさといった要素も兼ね備えており、今日でも好んで演奏されるのは納得。特に「教区のためのミサ曲」の楽想は激しく変化します。当盤の使用オルガンは、古都ポワティエのサン・ピエール大聖堂にある歴史的建造物で、重要文化財にも指定されている貴重な楽器です。若きオルガニストの情熱溢れる演奏と高音質録音でお届けします。(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557741-42 |
多くの音楽家を輩出したクープラン家の一員であり、とりわけ良く知られているフランソワ・クープラン(1688-1733)。ハープシコード音楽の作曲家として認識されていますが、彼はコレッリの信奉者であり、トリオ・ソナタの様式(2つの楽器と通奏低音による3つの声部による音楽)をフランス音楽に導入したことでも知られています。この「諸国の人々」はタイトルが示すとおり、いくつかの国の人々を表した組曲であり、もともとは彼自身のトリオ・ソナタを転用しながら発展させたものなのです。フランス人はトリオ・ソナタ「少女」、スペイン人は「空想にふける女」、神聖ローマ人は同名のトリオ・ソナタ、そしてピエモンテは「アストレ」が転用されています。そもそもピエモンテとは何?と思われる方もいるでしょう。これはイタリアの州のひとつで、古代にはこの地域にケルト人が住んでいたとされています。旋律の妙技が巧妙に組み合わされたフランスの舞踏組曲を、2009年に設立されたジュリアード・バロック(音楽院の学生や教員たちによるアンサンブル)でお楽しみください。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573347-48 |
フランソワ・クープラン(1668-1733)は、多くの音楽家を排出したクープラン家でもとりわけ有名な存在であり、オルガニストとしてルイ14世の御前演奏を行うほか、数多くのクラヴサン(フランス語でチェンバロを表わす)のための作品を残しています。1717年に出版された彼による著書「クラヴサン奏法」は当時の演奏習慣を知るための重要な資料でもあり、17世紀から18世紀にかけての鍵盤音楽の発展に大きく寄与しました。作風は優美繊細で、多くの小品にはしゃれたタイトルが付けられていて、聴き手の想像力を刺激すること間違いありません。演奏者アペルは、自ら4つのアンサンブルの芸術監督を務める傍ら、スミソニアン・プレイヤーズやオペラ・ラファイエットのチェンバロ奏者として活躍する名手。ここでも表情豊かな音楽を聴かせます。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100026 |
2度のグラミー賞ノミネート経験のあるクラヴサン(チェンバロ)奏者、ヴィニクールはシカゴで生まれ、フランスで研鑽を積んだアーティスト。このアルバムでは、フランス・バロックの作曲家、大クープランのクラヴサン曲集第2巻より3つの組曲(クープラン自身は“オルドル”と名付けた)を演奏しています。古い形式の組曲から離れ、ある種のウィットに富んだ性格的な枠組みでまとめられたのがこの第2巻で、とりわけ映画でも使われた第6オンドルの「神秘的なバリケード」はキャッチーなメロディの中にも、どこかミステリアスな雰囲気が漂うクープランの人気曲です。甘くメランコリックな雰囲気が漂う第7オルドル、劇的なパッサカーユで幕を閉じる第8オルドルには円熟味のある様式美が感じられます。楽曲に最適な楽器を選ぶことで定評のあるヴィニクールが演奏に用いたのは、フランスの製作者タスカン(1723-1793)製の楽器をモデルとして、イギリスのトニー・チネリーが2012年に製作したもの。リッチな音色が18世紀フランス作品に見事にマッチしています。 (2020/04/24 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-194 |
フランスのバロック期を代表する作曲家の一人、フランソワ・クープラン。室内楽曲や声楽曲など数多くの作品を作曲しましたが、その中で主要な位置を占めるのが27の組曲(オルドル)で構成された4巻からなるクラヴサン(チェンバロ)曲です。220曲ほどの小品がひしめくこの曲集ですが、ほとんどの曲には優雅なタイトルが付されていることでも知られています。このアルバムは、イタリアを拠点に活躍するチェンバロ奏者ロレンツェッティが、第1巻と第2巻から特徴的な14曲を選び出し、ここに1716年に出版された『クラヴサン奏法』に付された8曲の前奏曲を組み込むことで、彼独自のユニークな「組曲」を創り上げたものです。(2021/02/26 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7879 |