クロフト, ウィリアム(1678-1727)
Search results:4 件 見つかりました。
英国の礼拝で、今日に至るまで歌い継がれてきたのが詩篇による合唱曲です。当盤は、カナダを代表する聖歌隊による演奏で、古くは17世紀に生を受けたクロフトや、モーツァルトの弟子でもあったアットウッドから、新しくはキングズシンガーズでも活躍したチルコット、そして当盤の指揮者とオルガニストまで、幅広い時代の作曲家の音楽をお届けします。多くは朗読調の静かな作品ですが、ひときわ厳粛な「埋葬の弔辞」、響きわたるオルガンが効果的な「神よ、すべての民があなたに感謝をささげますように」や「イスラエルはエジプトを」、同じ詞を使用した有名なパーセル作品の旋律を使用し現代的な感覚を絶妙にまぶした「わが祈りを聞きたまえ」あたり、スパイスの効いた選曲が魅力の一枚。最後はこの分野の代表作「主の家に行こう、と人々が言ったとき、わたしは嬉しかった」で締め括ります。(2007/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557781 |
ヘンデルの数多い作品の中でも、ほとんど知られていない「アーメン」と「アレルヤ」の言葉のみをテキストにした一連の歌曲。これらは恐らく私的崇拝の目的に使用されたと推測されています。このアルバムでは、男声ソプラノ、ロバート・クロウがHWV269から277までのアーメン、アレルヤと、ヘンデルと同時代の作曲家たちの「神聖な音楽」を歌い、曲の合間に器楽曲をはさむという趣向が凝らされており、女声とは違った響きを持つクロウの声を存分に楽しむことができます。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0337 |
リスト、ブゾーニ、ゴドフスキーを始めとした多くのロマン派のピアニストたちが、バロックおよびそれ以前の音楽を編曲し、そのスタイルは近代のピアノおよびその奏法に即した和声的強化、対位法的処理などのロマン派的な技法に溢れていました。その編曲で弾かれるのが普通であった時代、なおロマン派的なアプローチは残っているとはいうものの、作品の書かれた当時の様式を回顧しつつハープシコードで弾くランドフスカの演奏スタイルは、大きな潮流にくさびを打ち込んだようなインパクトがありました。ともすれば衒学的な罠に陥り、無味乾燥な演奏スタイルに陥りがちな古楽器の演奏ですが、彼女は滋味溢れた雄弁な音楽を作り上げています。(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111055 |