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ダルツァ, ヨアン・アンブロシオ

Search results:7 件 見つかりました。

  • ORPHEUS' LUTE - Improvisation and Wonder in Humanist Italy (Zuljan, Pustilnik)

    【才人ボル・ズリアン、16世紀の演奏慣習に妥協なく迫る】故郷スロヴェニアでジャズを学んだ後に古楽に転じ、フランス語圏屈指の古楽研究拠点ジュネーヴで研鑽を重ね、演奏実践と奏法研究の双方で世界の最前線をゆくキーパーソンとなりつつあるリュート奏者ボル・ズリアン。ジョスカン・デプレやジェズアルドなど有名な器楽作品が知られていない声楽作曲家たちの多声音楽を、ルネサンス期の作法に則りリュートで演奏したアルバム(RIC403、RIC434、RIC446)に続き、今回はもう一歩ルネサンス期の内奥へ踏み込み、当時リュートを手にした音楽家たちが行っていた即興演奏の作法を現代に蘇らせるプロジェクトをCDアルバムの形で提案。録音にあたっては中世末期のハープを参考にして音のビリつきを活かせるブレイ・リュート含め、16世紀のモデルに基づく5つの楽器を使い分けています。ギターピックの祖先にあたるプレクトラムの使用が一般的だった中世末期の伝統まで遡り(一部のトラックは実際にプレクトラムを使って演奏)、印刷譜の普及により複数の指でポリフォニーを弾く作法が広まった時期の作曲家たちの現存作品を軸に、それらの即興展開や多声での即興演奏、古今の詩人の作を吟唱しながらの演奏など、厳密な検証の末にルネサンス期におけるリュートをとりまく音楽環境を徹底再現。リュートやビウエラと並行して用いられた撥弦楽器ヴィオラ・ダ・マーノを弾くモニカ・プスティルニクとの共演も、人文主義全盛期の高度な音楽対話を彷彿とさせます。(2024/11/15 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC468

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    15世紀後期の撥弦楽器リュートによる二重奏(レヴォン・キーファー)

    プレクトラムリュート=中世リュートのデュオは、15世紀後半の西ヨーロッパで活躍していた楽器奏者たちにとって最も人気の高いアンサンブルの一つでした。このアルバムは、そんな名手の一人で、当時「世界一のリュート奏者」と評されたフェラーレのピエトロ・ダル・キタリーノ(1417-1497頃)にインスパイアされた1枚。残念ながら彼が仲間たちと演奏した音楽の記譜はほとんど残っていませんが、長年に渡って中世の音楽に命を吹き込んでいるマルク・レヴォンとパウル・キーファーが研究を重ね、ティンクトリスやアグリコラなど、キタリーノたちが演奏したであろうレパートリーを丁寧に再現しています。ほとんどの曲は歌を伴いますが、中には器楽だけのものもあり、15世紀のリュート音楽の多彩なアレンジを知ることができます。味わい深い歌を披露するグレース・ニューコムは、主として中世作品を演奏する“アンサンブル・ルモルム”の創設者兼ディレクターとしても活躍しています。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573854

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    愛の執着 - イタリアのマドリガーレ、愛と苦悩の250年(レイケル/ラタス・デル・ビエホ・ムンド)

    (2019/01/30 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM1808

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    イタリア・ルネッサンスの音楽(ラムゼイ)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550615

  • ヴァレンテ/カベソン/トロンボンチーノ:チェンバロ作品集(ビセンス)

    ユニークな世界を表現することで知られるチェンバロ奏者、カタリナ・ビセンスのコンセプト・アルバム。この「パルテノペのチェンバロ」と題された1枚は、今回演奏に使用された16世紀初頭の楽器に合わせ、この当時のナポリで弾かれていた音楽を集めたもの。その上、ビセンスはただ曲を並べるのではなく、詩的なインスピレーションに基づく一つの物語を作り、イメージに合わせて演奏していく形を取っています(彼女がナレーションを務める物語は、アルバムに付属したコードによるダウンロードでのみお楽しみいただけます)。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16312

  • 芸術と音楽:ダ・ヴィンチ - その時代の音楽

    イタリアのルネサンス期を代表する芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)は、そのあまりにも広範囲な才能から「万能人(uomo universale)(ウォモ・ウニヴェルサーレ)」とも呼ばれています。彼の父と母は正式な婚姻関係になく、「それが原因で父の職業である公証人を継ぐことができなかった」という説も流布していますが、もし彼が公証人になっていたとしたら、今の私たちに、あの神秘的な微笑を湛えた「モナ・リザ」も、名画「最後の晩餐」も残されていなかったことでしょう。彼の生涯は多くのエピソードに彩られていますが、未だ解明されない謎も多く、現代でも多くの人々が彼の創作の源を探るべく、研究に研究を重ねています。画家、工学者、医学者としても才能を発揮しましたが、実は音楽家としての天分にも恵まれていて、リュートや自作のリラを弾きながら歌い、ヴィオラ・オルガニスタや紙オルガンなどの新しい楽器のアイディアも構想したというのですから、驚くばかりです。彼が活躍した当時の音楽界は、中期ルネサンスにあたる時期で、教会ではラテン語によるミサ曲やモテットが歌われ、街の中ではフランス語によるシャンソンが大流行していました。現代の音楽とは違う調性感やハーモニーは、まさに「雅びの世界」を意識させてくれるものばかりです。このアルバムにも収録されている「武装した人」は本来、そんな作曲家不詳のメロディですが、デュファイがミサ曲の定旋律として用いてから(他の作曲家という説もある)広く知られるようになり、この当時の作曲家は一度はこのメロディを使った曲を書いたとされています。音楽にも通じていたダ・ヴィンチがこの曲を耳にしていたことは間違いないでしょう。 ( 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.558057

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    1 ( 発売)

    レーベル名
    カタログ番号:2009.12.31

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    初期ヴェネツィアのリュート曲集(ウィルソン)

    ヴェネチアを旅して感じるのは、中世からの伝統が現代にも息づくこと。この素敵な町が繁栄を謳歌し、ルネッサンスの気運が盛り上がった16世紀初頭には、どんな音楽が流れていたのか?当盤を聴けば、もっとヴェネチアという町が好きになれるでしょう。ドンチャカ騒ぐのでなく、典雅な音色のリュート(時にはデュエット)だけで素朴に奏でる音楽が、何と心を揺さぶること。音楽の分野ではフランドル地方に押されっぱなしだったイタリアで、やっと現れ始めた才人たち。中ではカピローラ作品の自由な作風が面白く(特に8)、最後を締めくくる25も今風で楽しい!(2000/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553694