ダンツィ, フランツ(1763-1826)
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ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者アンソニー・マクギルと、彼の弟でシアトル交響楽団の首席フルート奏者ダマーレ・マクギルをフィーチャーしたアルバム。アルバム・タイトルの「Winged Creatures 翼のある生き物」はこのプロジェクトのための委嘱作品で、もちろん世界初録音。同じく世界初録音のジョエル・パケットの「二重協奏曲」も兄弟たちの委嘱作品です。どの曲も2台の楽器の親密なアンサンブルが存分に楽しめますが、なかでも、サン=サーンスの「タランテッラ」は、彼らが18歳と14歳の時にピアノ伴奏版で演奏したという思い出の曲。長年演奏してきたという自信が溢れる熱演となっています。彼らが若いころに在籍したシカゴ・ユース・シンフォニー・オーケストラとの共演です。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-187 |
ベートーヴェンとほぼ同時代を生き、ウェーバーやシュポアに尊敬されたダンツィは、管楽五重奏曲を発展させた初めての有名作曲家です。同じ形態の作品を作った同時代のライヒャと比較すると、技巧的に無理をせず形式的にも伝統的、それでいて内容は音楽の喜び一杯なのです。当盤でお届けするのは、同じ形態によるOp.56に続いて作曲・出版されたOp.67の3曲です(チャーミングな8など絶品)。ホルンソナタは、ベートーヴェンの初期作品に続くホルンのための数少ない作品ですが、両端楽章でピアノが大活躍、ホルンが目立たないのが大きな特徴です(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553570 |
いかにもクラシック音楽の王道をいくような上品な折目正しさと、誰の耳にも親しみやすく響くライトな楽しさを併せ持つのが、ダンツィによる管楽器のための室内楽曲達です。伸びやかで均整のとれた旋律の美しさとリズムの楽しさに加え、それぞれに豊かな個性を持つ5種の楽器(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット)の音色と技巧の特性を自然体で使い分ける職人芸が光る五重奏曲は、最上の職人の作といえるでしょう。併録のホルン・ソナタは硬質なピアノの音色と、どことなくのんびりしたまろやかなホルンの音色の取り合わせが絶妙ですが、両パートには程よく名人芸的書法が織り込まれおり、大変に華のある仕上がりとなっています。(2001/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554694 |
ダンツィは1763年に生まれ、マンハイム、ミュンヘン、シュトゥットガルト、カールスルーエの宮廷楽団員として活躍し、バイエルン宮廷楽団では首席チェリストを務めたほどの名手でした。若き頃モーツァルトに出会ってからは、一生敬意を持ち続け、ベートーヴェンと同世代であったにも関わらず劇的な作品を書くことはせず、あくまでも上品でまろやかな作品を書き続け、その作風はウェーバーへと引き継がれたのです。現在では、管楽器を中心とした室内楽の作曲家としてのみ広く知られていて、とりわけ木管五重奏では各楽器の扱いには目を見張るものがあります。しかし、本当のところは当時の主要ジャンル・・・歌劇、教会音楽、交響曲、管弦楽曲、協奏曲などに数多くの作品を書いており、もっと高く評価されても良い人なのではないでしょうか?このアルバムに収録された交響曲集も、古典派からロマン派への橋渡しとしての役割を背負った重要な作品群です。快活な響きが耳を楽しませてくれることでしょう。 ( 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777351-2 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2010.09.15 |
ウェーバーと親交を持ち、ベートーヴェンとほぼ重なる時代を生きた、古典派とロマン派の架け橋的存在のダンツィ。あらゆる分野の作品を残しましたが、今日では管楽器作品が専ら愛奏されています。当盤はファゴットのための協奏曲を集めた、この楽器の愛好家には貴重な録音となります。「協奏曲第2番」はダンツィの才能が特に発揮された傑作として知られています。ソリストのホルダーは、バイロイト祝祭管などドイツで大活躍、「協奏曲ト短調」の出版にも関わっています。6などの気の利いたカデンツァも聴き物です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554273 |