ドビュッシー, クロード(1862-1918)
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「映像」や「版画」で、ドビュッシーは独自の美世界を確立し、極めて行きます。淡い光の色彩的な音色、そして時折ほんのりとエキゾチズムの漂うこれらの作品は、音楽における「印象主義」の最高級の果実です。それぞれの楽曲を標題からイメージをふくらませ、ほわほわと聴き込むのが良いでしょう。なお「忘れられた映像」は、「ピアノのために」などの原曲となった珍しい楽曲です。アルバムの最後に収められた「喜びの島」は、ワトーの名作絵画「シテール島への脱出」の音楽化で、むせかえるような愛と幻想が乱舞し、しかも高度な演奏技術が求められる傑作です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553292 |
20世紀のピアノ音楽において、最も独創的、かつ万人から愛される足跡を残した一人がドビュッシーです。彼は印象がの絵画にも通ずる鮮やかな色彩感や流動感を、微妙な和声や全音音階、名技的技巧を駆使することで鍵盤の上に実現しました。そんな彼の作品の中でも、この前奏曲集全2巻はとりわけ完成度の高いものといってよいでしょう。描写音楽ではないものの具象的なイメージを感じさせ、親しみやすい旋律も多い第1巻、抽象的な音の戯れへの傾斜の度を強め、ときには前衛的な雰囲気すらある第2巻、さしずめそれぞれ甘口、辛口の特上ワインといったところでしょうか。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553293 |
多くのピアニスト=コンポーザーが心血を注ぎ、楽器の表現能力拡大を積極的に試みた芸術的試作の場、それが練習曲の分野です。華やかなコンサート・ピアニストではなかったものの、ピアノという楽器を知り尽くしたドビュッシーが、ショパン、リスト、アルカンといった偉大な先達に続いて書き上げたこの12の練習曲は、決して絢爛豪華なものではありませんが、難渋な超絶技巧に支えられた精妙な美しさに満ちています。各曲に掲げられたタイトルは、演奏技巧面だけでなく作曲技法の上でも極めてチャレンジングな課題となっており、その出来映えの素晴らしさは、まさにドビュッシーが最晩年に到達した至高の境地を示すものといってよいでしょう。(2001/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553294 |
前作である「リスト作品集」(ORC100017)が大好評。また2012年の来日でもその音楽性が高く評価されたグヴェタッゼ。現在最も注目されるピアニストの一人です。最初のアルバムがリストであり、中でもソナタの白熱した演奏に心奪われた人が多く、どうしても「超絶技巧派」のピアニストと思われがちですが、本当のところ、彼女はもっと内省的で静かな表現を好むのではないでしょうか?確かに前作のリストでも、技巧よりも、リストが散りばめた歌の方に主眼が置かれていたようでした。そんな彼女のドビュッシー(1862-1918)。素晴らしくないはずがありません。中心は「前奏曲」ですが、そっと置かれたアラベスク、版画、そして「月の光」のひそやかな美しさ。まさに宝石箱のような1枚です。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100041 |
イタリアのピアニスト、セルジオ・チオメイは、フランコ・トラブッコにピアノを学び、アンドラーシュ・シフにも師事したことがある逸材。無論数多くのコンクールで入賞、1991年にはザルツブルク・モーツァルテウム主催のコンクールで第2位を獲得したことで国際的名声を得ました。ピアノと並行して、チェンバロをクリストフ・ルセ、フォルテピアノをアンドレアス・シュタイアーに学ぶなど、バロック音楽にも造詣の深い人です。そんなチオメイ。ここではドビュッシー(1862-1918)のピアノ作品で独特の解釈を聞かせます。たっぷりと歌う「水に映る影」、快速なテンポで歌い切る「パスピエ」など、これまでのドビュッシー演奏とは一線を画した自由な音楽的構築は、やはり一聴の価値あるものと言えるでしょう。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7697 |
ドビュッシー没後100年にあたる2018年。ARCANAレーベルに眠っていた"ドビュッシーの名演"に光を当てるための過去の名演復活シリーズ。この2枚組は1995年と1996年にフランスのピアニスト(作曲家としても知られる)、スタニー・ダヴィッド・ラスリーが演奏したピアノ作品集。演奏には1921年と1874年に作られたエラールのピアノが用いられており、ドビュッシー自身も耳にしていたであろう美しい響きが再現されています。とりわけCD2で使われた1874年製のエラールの音色が聴きもの。保存状態の良い楽器が紡ぎ出す、1世紀以上の年月を経て熟成された柔らかくまろやかな響きを堪能できます。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A445 |
現在、アメリカでカリスマ的人気を誇るピアニスト、マイケル・レヴィン。1984年にリンカーン・センターで行われたデビュー・コンサートにおいて、ニューヨーク・タイムズ誌が「はかり知れない才能と技術は、彼に際立った成功をもたらす」と絶賛したことでも知られています。彼は40曲以上のピアノ協奏曲のレパートリーを持ち、世界中のオーケストラと共演、着々と大家への道を歩んでいるのです。そんな彼の新作は「美しき夕暮れ」と題されたドビュッシー(1862-1918)の前奏曲第2巻をメインとした作品集です。メインとなる前奏曲第2集の完成度の高さはもちろんのこと、彼自身がセレクトしたという小品の表現力が半端なく素晴らしいのです。例えば、ついつい聞き流しがちな「レントよりもおそく」。ここでの不思議な旋律の、行間に張り巡らされた緻密な和声についてここまで丁寧に解きほぐした演奏があるでしょうか?もちろんこのレーベルが自慢する素晴らしい録音技術も手伝って、ピアノが放つ無限の響きの色がきちんと捉えられているからこその、この浮遊感ある美しさが実現したに違いありません。ドビュッシーの磨きこまれた音が聞きたい人にオススメしたい1枚です。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92175 |
ドビュッシーの創作活動において、ピアノ曲は極めて大きなウェイトを占めており、その作風の変遷も、ピアノ曲に色濃く反映されています。当盤はいわば入門編ということで、その中でも甘口で、分かり易い旋律が前面に出てきているものが、多めに収録されています。「月の光」、「アラベスク」、「亜麻色の髪の乙女」といったあたりは、テレビや街中で耳にする機会もあることと思います。ちょっと進んだ中級編としては、「金色の魚」や「前奏曲集」の各曲、「沈める寺」などが該当します。これらの曲で耳にする不思議な透明感溢れる響きは、ピアノ音楽に切り開かれた、新たなる表現の地平といえましょう。※Naxos既発売盤からのコンピレーション(2004/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555800 |