ドビュッシー, クロード(1862-1918)
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「オルガンでオーケストラ作品を演奏する」フランツ・リストをはじめとした様々な作曲家、演奏家が挑戦し続け、多くの成功例を生み出しています。フランスのオルガニストで作曲家でもある、マルセル・デュプレもその一人で、数多くのオーケストラ作品をオルガン用に編曲、原曲の持つ華やかさを余すことなくオルガンに移し替えています。ただし、リストが使用していた88鍵、3ペダルのオルガンでは、20世紀作品の複雑な音色を表現するのは難しかったため、デュプレが考案したのは4段鍵盤と17のペダルを持つ巨大な楽器でした。今回のトビアス・フランクが演奏したのは、ルクセンブルク・フィルハーモニーの「カール・シュッケ・オルガン」。2002年に設立されたこのオルガンも4段鍵盤と82ストップをもつ巨大な楽器で、作品が要求する多彩な響きが存分に楽しめます。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6153 |
フランスのフルート奏者ジュリアン・ボーディモンとハープ奏者マリー=ピエール・ラングラメのアルバム。タイトルの“バディネリ”は18世紀の舞曲で、ここにも収められたバッハのものがフルートの活躍で有名です。冒頭に置かれたのはプーランクのソナタで、軽やかで憂愁溢れるフルートの旋律を通常はピアノが伴奏しますが、ここではハープで伴奏することでラングラメは柔らかい響きを与えています。モーツァルトの美しいアダージョ、アルバム・タイトルでもあるバッハのバディネリやグルックの精霊の踊りなどのバロック、古典派の作品が続き、サン=サーンスやドビュッシーの流麗な曲から、バルトーク、ファリャ、リムスキー=コルサコフの民族的な曲、そして最後はピアソラの名曲「タンゴの歴史」でアルバムを締めくくるという贅沢な1枚。世界中で活躍する二人の奏者が生み出す親密な音楽を存分に楽しめます。(2024/07/26 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100314 |
アンダルシア地方のリナーレス出身で、マドリード、グラナダ、ミュンヘン、そしてザルツブルク・モーツァルテウムで学んだスペインのギターの名手、リカルド・ガレンが2017年(一部2014年)にフアン・マルク財団で行ったコンサートのライヴ。キューバ発祥でスペインに伝わったハバネラと、イベリア半島発祥のタンゴという2つの舞曲を元にした作品がプログラムの中心となっており、中には冒頭のテニディスによるギリシャ風のハバネラなども聴くことが出来ます。リズムとメロディの複雑な絡み合いを、高い技術力とセンスでたいへん魅力的に聴かせています。(2024/11/22 発売)
レーベル名 | :MarchVivo |
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カタログ番号 | :MV012 |
自然界からインスピレーションを得た様々なピアノ独奏曲を集めた1枚。アルバムでは、シンディングの「春のささやき」からグリーグの「春に寄す」まで、ロマン派、印象派の9人の作曲家による作品を聴くことができます。レオン・マッコーリーは、1993年ウィーン国際ベートーヴェンピアノコンクールで優勝し、同年リーズ国際ピアノ・コンクールでも第2位を獲得。現在まで世界中で演奏しており、多くの聴衆を魅了する英国出身のピアニストです。これまでに、シューマン、ハイドン、バーバー作品の録音などで評価されており、このアルバムでも表現力豊かな演奏を繰り広げています。(2024/02/16 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0680 |
南オランダ・フィル5枚目のアルバムは、首席指揮者ダンカン・ウォードとのバルトークとドビュッシーの人気作品。色彩感豊かな演奏が魅力です。ヒルボリの孔雀物語は元々クラリネット協奏曲として書かれたもので、ここでのソリスト、ヴァレンティン・ミショーの依頼でソプラノ・サクソフォンと管弦楽のために再構成されたもの。様々な実験的音響と超絶技巧を聴くことが出来ます。(2023/10/20 発売)
レーベル名 | :Fuga Libera |
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カタログ番号 | :FUG822 |
2006年に開催された"リーズ国際ピアノ・コンクール"に入賞後、国際的に活躍するピアニスト、アンドルー・ブラウネル。このアルバムでは彼が選んだ様々な「夜の雰囲気」を纏ったピアノ曲を紹介。おなじみのベートーヴェンの「月光」にはじまり、ショパンやバーバー、リーバーマンの夜想曲、近代的なヒンデミットやバルトークの夜の音楽から、フランソワ・クープランの作品を交え、最後はこれまたよく知られるドビュッシーの「月の光」で締めくくるという巧みなプログラムです。(2023/03/17 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25233 |
【歌姫ピオーの美声を堪能!管弦楽伴奏によるフランス歌曲集】2019年にリリースされ世界的ヒットとなった『恋の相手は…』以来となる、サンドリーヌ・ピオーの管弦楽伴奏フランス歌曲集。前作では、特にバロック歌手として成功してきた彼女に馴染み深いピリオド・オケとの共演でしたが、今回はモダン・オケとの共演となっており、さらに磨きをかけた彼女の幅広い表現を堪能することが出来ます。ドイツ歌曲を集めた『光と影』でも共演したヴェルディエ指揮ヴィクトル・ユーゴー管弦楽団は、ピオーの奥行きのある歌声に終始柔らかく寄り添い、それぞれの作品が持つ浮遊感、儚さ、神秘性などを纏った世界感を美しく描き出します。管弦楽のみによる2曲のドビュッシー作品は、場面転換のようにアルバム全体を引き締める効果を発揮。歌曲ファンのみならずフランス音楽を愛する広い層にお薦めしたい、たいへん優美な一枚です。(2024/01/12 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1019 |