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フランク, セザール(1822-1890)

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    フランク:ヴァイオリン・ソナタ(チェロとピアノ編)/ゴダール:チェロ・ソナタ(ベル・エポック 1886)(モリス/リモノフ)

    1886年に作曲されたフランクとゴダール、2曲のソナタを収録したアルバム。どちらもベル・エポック(良き時代)の頃に、フランス系の作曲家がドイツ、オーストリア系の作風に則って書いた作品です。とはいえ、ヴァイオリン・ソナタを原曲とするフランクのソナタは良く知られていますが、ゴダールのソナタは録音も演奏機会もほとんどなく、貴重な1枚となります。サロン風の音楽ばかりが知られるゴダールですが、ここではかっちりとした形式を持つ壮大な音楽が展開されています。チェロを演奏するコリーヌ・モリスは、ロストロポーヴィチとトゥルトリエに高く評価された奏者。肩の故障により5年以上コンサートから遠ざかっていましたが、見事な復活を遂げています。ロシア系イギリス人ピアニスト・指揮者、ペトル・リモノフは『Classical Music magazine誌』にて「無限の能力を備えた驚異的な音楽家」と評された名手。二人の息を呑むようなアンサンブルをお聴きください。(2021/02/19 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0626

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    フランク:オラトリオ「至福」(ハンガリー国立合唱団/リエージュ王立フィル/マダラシュ)

    【フランクの200回目の誕生日に生地リエージュで行われた大作オラトリオのライヴがCD化】壮年期のフランクが10年もの歳月をかけて取り組んだオラトリオ『至福』は、ジョゼフィーヌ・コロムによるマタイの福音書などを元にしたフランス 語の歌詞によるもの。プロローグから表情豊かな歌唱を聴かせてくれるサルキシャン始めフランス歌劇の第一線で活躍する歌手を揃えた、 力の入った素晴らしい演奏を楽しむことが出来ます。指揮は日本のオーケストラにも相次いで客演して注目度急上昇のマラダシュ。2019年から音楽監督を務めるリエージュ・フィルと母国から招聘した合唱団を率いて、渾身の演奏を繰り広げています。幻のオペラ《フルダ(ユルダ)》に続く、フンラキスト大注目の録音です。(2024/01/12 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG817

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    フランク:オルガンおよびハルモニウムのための作品全集(ヴェルダン)

    【フランク時代の響きを伝える当時の楽器で、深い作品解釈を。記念年にふさわしいBOX化】2022年に生誕200周年を迎えたベルギー出身の大作曲家、セザール・フランク。1871年に発足したフランス国民音楽協会の中心人物の一人として、サン=サーンスやフォーレらと共に「アルス・ガリカ(フランスならではの芸術)」を指針として掲げて活躍、数多くの後進を育てたことで知られていますが、その芸術性は彼自身が名手として知られたオルガンのための音楽でも十全に活かされています。ドイツとの国境にも近いベルギー東部のリエージュで生まれ育ち、フランス音楽の流行とドイツ音楽の伝統の双方に接したオルガニストとして彼が綴った数々の作品には、作曲家自身とも交流のあった名建造家カヴァイエ=コルによる、19世紀ならではのフランス交響型オルガンの銘器が最適。演奏中の音量変化操作も可能で多彩な音色変化の妙を描き分けられ、オーケストラにも比し得る豊饒な響きを実現した歴史的銘器の数々と向き合いながら、フランス近代作品の演奏を得意とするベルギーの名手ヴェルダンは未出版の小品を含めたフランクのオルガン作品全てを録音。さらに19世紀にはピアノ同様に広く用いられていたハルモニウム(室内向けの足踏みオルガンの一種)のための作品も、曲集としては未完で終わった晩年の『オルガニスト』まで録音、古楽指揮者として名高いジョス・ファン・インマゼールが弾くフォルテピアノとの共演音源も含め、フランクがオルガンとハルモニウムを主役に据えて書いた全ての音楽を精妙な解釈で録音し尽くしています。2枚組アルバム3巻に分かれて発売されたこれらの音源が、作曲家記念年に5枚組BOXで再登場。安定感とダイナミズムを兼ね備えたオルガン作品群もさることながら、19世紀製のオリジナル楽器だけを用いて綴られた繊細なハルモニウム作品群の解釈もまた、知らずにいるには惜しい名演の連続となっています。ライナーノートには初出時の解説文全てを再掲、オルガンは全て写真も掲載されており、フランクの母国ベルギーのレーベルらしい仕上がりも嬉しいところです。(2022/05/20 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC441

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    フランク:オルガン作品集 1 (ルブラン)

    大器晩成型であり、なかなか聴衆の理解を得ることのできなかったフランクはまさに孤高の作曲家。当時劇音楽等がもてはやされるフランスで、純粋音楽の分野で気を吐きつづけましたが、オルガン音楽はそんな彼の作品の中でも極めて重要な位置を占めるものです。交響的大曲は同じく19世紀フランスの孤高の(変人にして)偉人である、超絶ピアニズムで有名なアルカンに献呈されていますが、そのスケールの大きさ、多彩な技巧、彫りの深さには圧倒されます。また「前奏曲とフーガ、変奏曲」は、後世になって何人かのピアニスト(フリードマン、バウアーなど)によってピアノ用に編曲されていることでも知られますが、もちろんオルガンならでは渋い音色の魅力も感動的です。(2001/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554697

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    フランク:オルガン作品集 2 (ルブラン)

    敬虔なカトリック教徒でかつ優れたオルガニストあったフランクが、オルガン音楽に傾倒するのは極めて自然なことであったといえましょう。もちろん一流のオルガニストの作品らしく、シンフォニックな音の大伽藍の作り上げ方には見事なものがありますが(ワーグナーの影響を強く受けたともいわれる、彼一流の動機労作や半音階的和声は極めて効果的なものです)、一方でどちらかといえば華やかな表現は控え目で、壮大の響きの中にも、独特の渋みがうかがわれるのがフランクならではの味わいとなっています。特に最晩年の作の、「3つのコラール」はまさにツウ好み、といった奥ゆかしさが聴く者の心を捉えます。(2001/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554698

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    フランク:オルガン作品集(鍵盤から鍵盤へ)(ヴェルダン/カスティーヨ/フェルヘイエン)

    【生誕200周年。フランクとゆかりの深い重要製作家2人の交響的オルガンで、19世紀当時の響きに迫る】2022年に生誕200周年を迎えたフランクは、後年フランスに帰化し近代フランス音楽の大きな礎を築きましたが、その故郷はフランス語圏ベルギーの古都リエージュ。同国のフランス語圏側(ワロン地方)の音楽遺産を丁寧に紹介するMusique en Wallonieレーベルはその記念年にあわせ、この作曲家の真髄ともいえるオルガン音楽の重要作品を網羅した2枚組アルバムをリリースします。札幌コンサートホールKitaraの第11代専属奏者もつとめ今や欧州最前線で活躍するシンディ・カスティーヨ、Ricercarレーベルでフランクのオルガン&ハルモニウム作品全集を成功させた実績もあるヨリス・ヴェルダン、その門下で着実に存在感を示しつつあるバルト・フェルヘイエンら3人のベルギー人奏者が演奏をくりひろげるのは、フランクともゆかりの深い2人の重要オルガン建造家による銘器2基。19世紀の交響派オルガン世界を大きく発展させたカヴァイエ=コル、晩年のフランクとの知遇で知られるメルクラン、いずれの楽器も作曲家の生前、演奏作品と同時期のもの。1860年代に相次いで発表されオルガン音楽に新境地をもたらした6作に、1878年の「3つの小品」と最晩年の傑作「3つのコラール」をあわせ、作曲家がイメージしたであろう音像に沿った理想的な演奏再現を追求した名演に出会えます。3人の奏者の微妙な個性の違いとともに、ダイナミックな表現も繊細な音色美も自由自在な銘器の響きを浴びるように堪能できるのは格別。レジストレーション詳細はもとより、同時代の貴重な図版も掲載の解説書(仏・蘭・英・独語)の充実度もまた、このレーベルのリリースならではの頼もしい魅力と言えるでしょう。(2022/10/14 発売)

    レーベル名:Musique en Wallonie
    カタログ番号:MEW2203

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    フランク:オルガン作品集(チャレンジャー)

    1876年に建造され、修理と復元を重ねながら現在も素晴らしい音色を聴かせる、ソールズベリー大聖堂のファザー・ウィルス・オルガンを用いたアルバム。その奥行きのある音色は、フランクの作品を素晴らしい相性で聴かせます。フランクが亡くなる年に書かれたコラールも収録。演奏はソールズベリー大聖堂の副音楽監督ジョン・チャレンジャーで、既に同じ楽器でエルガーのアルバムをリリースしており(Regentレーベル)、大きな評判となっています。今回のアルバムは、ソールズベリー大聖堂自主レーベルからの第一弾リリースです。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:Willowhayne Records
    カタログ番号:SCA001

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    フランク:オルガン作品全集(ヴィーブッシュ)

    2022年12月に生誕200周年を迎えるセザール・フランク。彼は優れたオルガニストでもあり、1858年にサント・クロチルド聖堂の正オルガニストに就任してからは、生涯にわたりこの職に留まり、演奏を行いながら作曲に勤しみました。フランクのオルガン作品と言えば、この分野に高い貢献を果たした12曲の大作が中心ですが、63曲からなるハルモニウム(室内向けの足踏みオルガンの一種)のために書かれた『オルガニスト』も忘れてはなりません。未完の曲集に収められた、小さいながらもハーモニーの複雑さや精妙な表現を特徴とするこれらの曲は、大規模な作品に決してひけを取ることなく、どれも魅力的な表情を湛えています。この録音では、カルステン・ヴィーブッシュが12曲の大作とともに『オルガニスト』などハルモニウムのための作品も通常のオルガン用で演奏。ヴィーブッシュは多くのオルガンの中からフランク作品にふさわしい3台を選び、作品の持つ多様性と色彩豊かな響きを存分に表現しています。(2022/10/28 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555477-2

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    フランク: 歌曲と二重唱曲全集(クリストヤニス/ジャンス/コーエン)

    【生誕200周年にふさわしい充実解釈の歌曲全集、クリストヤニス&コーエンの快挙!】1822年12月10日、当時オランダ領だったフランス語圏ベルギーの大都市リエージュで生まれ、後年フランスに渡り1890年に亡くなるまで、同国の近代音楽の躍進に大きく貢献したセザール・フランク。天才児としてデビューし音楽家としての活動歴も長く作品も多岐にわたりながら、作曲家としての業績はごく限られた後期の管弦楽曲や合唱曲の他、彼自身が得意としたオルガン音楽の数々とヴァイオリン・ソナタ以外はなかなか顧みられる機会に恵まれません。生誕200周年となる2022年はその再評価の絶好の機会と言えるでしょう。生涯にわたり作曲し続けた歌曲の全てを、磨き抜かれた演奏解釈で味わえるBru Zaneレーベルの新録音は、まさに時宜を得た待望のリリースと言ってよい内容。演奏は近現代音楽と歌曲伴奏で敏腕を発揮してきたピアニストのジェフ・コーエンと共に、有名・無名にかかわらず19世紀フランスの重要な作曲家たちの歌曲やオペラを録音しているギリシャ出身の俊才バリトン歌手タシス・クリストヤニス。さらに、7曲ある二重唱曲ではフランス語圏の歌劇界と古楽シーンで圧倒的な存在感を放ち続けるヴェロニク・ジャンスが加わる豪華布陣。原典が消失した「犠牲者たちに」や唯一の手稿譜でのみ伝わる「この地では、人は~」など珍しい作品も漏らさず収録している点も見逃せません。このレーベルの常通り充実の極みにあるブックレット解説の読み応えもさることながら、複数異稿も参照しつつ隅々まで丁寧な解釈を聴かせるクリストヤニス&コーエンは近年の録音歴からの期待値を満たして余りある頼もしさ。普仏戦争を経てフランスという国が成立してゆく中、ドイツ音楽にも親しんできたフランクがフランス語歌曲という分野に果たした貢献をじっくり聴き確かめられるアルバムです。(2022/03/25 発売)

    レーベル名:Bru Zane
    カタログ番号:BZ2003

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    フランク:歌劇「フルダ」(ホロウェイ/ジャンス/レクロアール/ナミュール室内合唱団/リエージュ王立フィル/マダラシュ)

    【フランス近代屈指の巨匠による幻のオペラ、出身国ベルギーで満を持しての全曲録音!】オランダ領時代のベルギーで生まれ、後年フランスに渡り同国のユニークな近代音楽の発展に大きな足跡を残したセザール・フランク。その代表作であるヴァイオリン・ソナタや交響曲とほぼ同時期、1885年に完成した大作オペラ《フルダ》の全曲録音が、満を持してフランス語圏ベルギーを代表するオーケストラと合唱団によって完遂されました。同作は南西ドイツ放送の肝いりで2021年にもNAXOSから全曲盤が出ています(8.660480)が、フランス語圏、それも作曲家の故郷ベルギーにおいて、19世紀音楽の復権に意欲を注ぐロマン派フランス音楽センター(Palazetto Bru Zane)の全面協力のもと、Bru Zaneレーベルならではの充実記事満載のブックレット(160ページ/仏語、英語)を添えた最新録音が登場する意義は計り知れません。フランスでも注目度が増しつつあったワーグナーの楽劇を横目に、中世ノルウェーの氏族間に起こった愛憎物語を全4幕で描き上げたこの大作、作曲家の生前には上演の機会を得られず、その歿後4年が過ぎた1894年にモンテカルロで初演された後も殆ど顧みられませんでした。今回の録音では初演直後、1895年頃にパリのシュダン社から刊行された初出版総譜を参照しており、ノーカットを謳ったNAXOSでのファブリス・ボロン指揮による録音(シュダン社版を元に、ハンブルクのシコルスキ社による資料を参照)にも含まれなかった部分があり、さらに歌詞の選択でも一部異なる解釈がなされているとのこと。ハンガリーの俊才マダラシュのタクトのもと、ベルギーの楽団と合唱団は緻密な一体感で充実した書法を形にし、復讐に燃える主役フルダを演じるジェニファー・ホロウェイの他にもジャンス、ファン・ヴァンロイ、モントヴィダスら注目歌手たちがそれぞれに劇的存在感を強く発揮して物語を織り上げてゆく演奏解釈は実に見事。管弦楽付き合唱曲にも名作の多いフランク後期の音楽世界がいかに豊かな境地に到達していたか、これほどの大作で改めて知ることができる喜びは計り知れません。※ 当作品は従来フランス語読みで《ユルダ》と表記してきましたが、当盤においては《フルダ》と呼ばれていることから名称も《フルダ》と改めました。なお登場人物の名前の読みについても、同様に改めております。(2023/06/23 発売)

    レーベル名:Bru Zane
    カタログ番号:BZ1052