ヴァスクス, ペトリス(1946-)
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2005年に設立されたエト・アーシス・ピアノ四重奏団。スペインを中心に、数々の国際コンクールで賞を獲得し、現在ではザールブリュッケンの音楽大学で室内楽を教えながら、世界中のコンサート・ホールで演奏会を行う注目のアンサンブルです。このデビュー・アルバムではヴァスクスとブラームスを演奏。ブラームスでは、しっとりとした音色を生かしながらこの曲を滔々と歌い上げていきます。とりわけ第3楽章のしっとりとした美しさは、このアンサンブルの方向性を物語っているかのようです。ラトビアの現代作曲家ヴァスクスは、初期の頃は前衛的な作風でしたが、この2001年に作曲された「ピアノ四重奏曲」は民謡の旋律を用いた旋律的な作品で、ブラームスと並べて聴いてみても全く違和感のない美しさを誇っています。solo musicaレーベルにおけるヴァスクスのピアノ四重奏曲は、以前にアンサンブル・ラロの録音がありますが(SM119)、叙情的なアンサンブル・ラロ、力強いエト・アーシスと聞き比べも面白いものです。(2016/12/16 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM248 |
ザルツブルク・モーツァルテウム大学を卒業、ウィーンを拠点に活動するチェリスト、ペーター・ハドラー。この「Cello on Fire 炎のチェロ」と題されたアルバムでは、チェロならではの豊かな音色と表現で情熱や自由を歌い上げています。選ばれた曲は民謡、クラシック、ジャズ、クロスオーヴァーとあらゆるジャンルにわたっており、時には名人芸を伴うこれらの作品は、どれも作曲家がチェロという楽器に寄せる熱い思いが表現されています。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99272 |
18世紀後半から19世紀にかけて数多くの名作が生まれた「ピアノ四重奏曲」ですが、それ以降は目立った作品はあまり生まれていません。しかしバルト海沿岸のリトアニアやラトヴィアの作曲家たちはこの形態を愛し、たくさんの作曲家によるピアノ四重奏曲が生まれています。なかでも、ラトヴィアの作曲家ペトリス・ヴァスクスは、母国の音楽要素を作品に取り入れた印象的なピアノ四重奏曲を作曲し、2001年に初演されてから高い人気を保持。多彩な表情を持つ6つの楽章で構成されたこの作品は、聴き手に強い印象を残します。マルシスの作品は、もともとは別編成のために書かれた曲ですが、ピアノ四重奏曲に編曲することで夾雑物がそぎ落とされ、曲の持つグロテスクな面やアイロニーが強調されています。(2019/12/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574073 |
日常における時間の概念を解き放つような作品を集めた1枚。広大な雪景色の中に佇むような気分を味わえるヴァスクスの「白い景色」に始まり、静謐な雰囲気を持つペルトの「フラトレス」、モーツァルトの2曲の幻想曲と、ピアノ・ソナタ第2番の第2楽章の旋律を効果的に用いたペルトの「モーツァルト - アダージョ」、神秘的かつ、古き良き時代の永続性を秘めたバルト海の風景が描かれたヴァスクスの「内なる城」が続き、ゆったりとした時間が流れるペルトの「鏡の中の鏡」でアルバムが締めくくられます。(2023/12/15 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92261 |