バラカウスカス, オスヴァルダス(1937-)
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リトアニア音楽アカデミーの教授でもあり、現代リトアニア楽壇を先導するバラカウスカスの作品は、クレーメルなどの音楽家によって徐々に広められて来ましたが、まだまだ知る人ぞ知る存在で、そろそろブレークが期待されるところです。当盤収録の交響曲2曲は、第4番各楽章のタイトルが示すような(8、11、10音)、独特の音組織による旋法的な動きと、ジャズ的な執拗なシンコペーションによる躍動感が特徴的と申せましょう。第5番の終楽章など、リズムとオーケストレーションの面からは、ビッグバンドがスウィングしているかのような趣きもあり、白熱の終結へ向けてグングンと盛り上がっていきます。(2006/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557605 |
バルト三国の作曲家たちは、現代音楽の世界に、明らかに新風を吹き込んでくれました。ここでご紹介するバラカウスカスはリトアニアを代表する作曲家で、"リトアニアのメシアン"と称されることもあります。彼の唯一の宗教音楽である「レクィエム」は、大統領候補にもなったリトアニアの政治家ロゾライティスの想い出に捧げられた作品で、タヴナーやペルトらを想起させる簡潔でインティメートな声楽曲。ルネッサンス時代より古い、オルガヌムなど中世の音楽の特徴や精神を取り入れており、独特の浮遊感が新鮮。ナクソス価格で聴けるのは大きな喜びです。(2005/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557604 |