ソレーラ, テミストークレ(1815-1878)
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ヴェルディの作品の中でも、さまざまな事情でフランス語版が作成された歌劇の中から3作のハイライトを収録した1枚。《ナブッコ(初演当時はナブコドノゾール)》は1842年にミラノ・スカラ座で初演され大成功を収めた歌劇。すぐにイタリア以外の国で立て続けに上演されており、このアルバムに収録されているのは1848年、ブリュッセルのモネ劇場で上演された際、第3幕に挿入されたオーケストラのためのディヴェルディスマンで、演奏には最近発見されたばかりの総譜が用いられています。《マクベス》は1847年に初演され、フランスで上演される際、ヴェルディが大幅な改定を行いました。フランス語で歌われるアリアの斬新さをお楽しみください。《ラ・トルヴェール》からのナンバーもパリで演奏される際に挿入されたディヴェルディスマン。パリの地域色が感じられる旋律が用いられています。《マクベス》と《ラ・トルヴェール》はパルマで開催されたロベルト・アバドの指揮によるヴェルディ音楽祭で収録された既発盤からの抜粋。《ナブコドノゾール》は当盤が初出となります。珍しいヴェルディを楽しむことが出来ます。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7941 |
ヴェルディ(1813-1901)というと、誰もがあの壮大なオペラを思い浮かべることでしょうが、彼にもピアノ伴奏だけで歌われるいくつかの歌曲があります。しかしそこはヴェルディ、歌曲と言ってもオペラのアリアに勝るとも劣らないドラマティックな作品ばかりです。小さい器のなかに、溢れる情熱と運命を盛り込んだこれらの歌曲を、現代最高のテノール、ラモン・ヴァルガスが見事に歌い上げます。名ピアニスト、チャールズ・スペンサーの劇的で壮麗な伴奏、そしていくつかの曲では、こちらも注目のソプラノ、ジョアンナ・パリシが見事な彩りを添えています。(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5170 |
時は21世紀、オペラがますますもてはやされる中、たまには歌曲にも目を向けたいもの。イタリアオペラの大家、あのヴェルディにもピアノ伴奏だけで歌われる歌曲があります。そして歌曲になってもヴェルディはヴェルディ、ドラマチックな音楽は、正にミニチュア・オペラとも呼べる内容です。初期の「6つのロマンス」から、その性格は明らかです。冒頭1は、名曲「レクィエム」と近い時期に書かれた事実に思わず納得の名作に仕上がっています。楽しさでは最高の「石だたみの道(小さな煙突掃除屋)」など、当盤は名作の宝庫と言えるでしょう。イギリスが誇るヴェルディのスペシャリスト、オニールによる名唱でお届けします。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2006/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557778 |
2017年9月よりミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者を務めるイヴァン・レプシッチ。この《アッティラ》は、2017年9月の《ルイザ・ミラー》(900323)、2018年11月の《2人のフォスカリ》(900328)に続くヴェルディ歌劇の3作目の録音です。《アッティラ》は、中世初頭に実在したフン族の王を主人公にするも、ヴェルディのイタリアへの愛国心が端的に示されており、中でもプロローグでエツィオが歌うAvrai tu l'universo、resti l'Italia a me 貴殿は全世界を得るであろう、だがイタリアは私に任せてはくれぬかのアリアは初演時から熱狂的な支持を得たことで知られています。タイトルロールのアッティラを世界の第一線で活躍するダルカンジェロ、亡き父の復讐に燃えるオダベッラを2015年のロイヤル・オペラ来日公演で話題を呼んだモナスティルスカが演じる他、エツィオ役にはヴェルディ歌手としておなじみのペテアンを配するなど万全の配役。重要な役割を果たす合唱もバイエルン放送合唱団が最高の歌唱を聴かせます。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900330 |
ヴェルディ(1813-1901)の最初のオペラである「オベルト」は1839年11月17日にミラノ・スカラ座で初演されました。初演は好評ですぐさま続演されたにも拘わらず、ヴェルディ自身はこの作品を自身の成功作とは認めることもなく、その50年後にこの歌劇を蘇演しようという動きがあった時にも、ヴェルディ本人が強硬に反対し、結局その話がなくなってしまったという問題作です。確かに若干物語が冗長で、また主役が4人必要であることなど、上演が困難な面もありますが、音楽は何といってもヴェルディそのもの。序曲を始め、冒頭のリッカルドのアリアから文句なく惹きこまれること間違いありません。(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC959 |
「ジョヴァンナ・ダルコ」とは誰もが知っている「ジャンヌ・ダルク」のイタリア読みの名前。神から啓示を受けた少女がフランスのために戦い、最後は命を落とす物語です。ヴェルディ(1813-1901)は彼の7作目の歌劇に、この題材を用いましたが、そのストーリーは、ヴェルディが好んだ強烈な愛国心に、王とダルコとの間の愛情、父ジャコモとの確執を絡めたもので、ダルコは最後に火あぶりになることはなく戦死するという、かなり人間くさい物語となっています。物語で重要な役割を演じるのが王カルロ7世。ここでは2014年にカウフマンの代役としてメトでデビューを飾った新進気鋭のテノール、ジャン=フランソワ・ボラスが見事な歌唱を聞かせています。題名役を歌うプラットも2007年にデビューして以来、着々とキャリアを重ね、ここでも表現力溢れるダルコを演じています。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7676 |
【イヴァン・レプシッチによるヴェルディ初期歌劇シリーズ、第4作目は《第1回十字軍のロンバルディア人》】2017年9月、ヴェルディの歌劇《ルイザ・ミラー》を指揮、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてデビューを飾ったイヴァン・レプシッチ。2018年には《2人のフォスカリ》2019年には《アッティラ》を演奏。どれもBR-KLASSIKから全曲盤CDとして発売され高く評価されています。今回のアルバムは2023年4月23日に上演された《第1回十字軍のロンバルディア人》のライヴ収録。1843年に初演されたヴェルディの4作目にあたるこの歌劇は、11世紀ミラノを舞台に、圧政からの民族解放とローマ貴族の兄弟の確執を描いた重厚な物語。政治批判や宗教的なテーマが問題視されながらも、若きヴェルディの成功作となり、1847年にはニューヨークで上演されるなど大人気を博しました。アルヴィーノを歌うのはアメリカで学んだ若きテノール、ガレアーノ・サラス。張りのある高音と役への感情移入で聴き手を魅了します。ジゼルダ役のニーノ・マチャイゼは新国立劇場でも歌ったおなじみのソプラノ。パガーノを歌うミケーレ・ペルトゥージらヴェテランの歌唱も光ります。レプシッチの指揮は、若きヴェルディの鮮烈なドラマを見事に描きだしています。(2023/11/24 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900351 |
1930年前後の数年間に、スカラ座のオーケストラと合唱を起用したオペラ全曲盤が多数制作されました。といっても初期のものは歌手の方は若手ばかり、スカラ座の舞台経験のない人が主役をつとめていましたが、30年ごろからの録音では本当のスカラ座のスター歌手たちが多く参加するようになります。この《トロヴァトーレ》はその代表例で、レオノーラ役のスカッチャーティ(1894-1948)、アズチェーナ役のジネッティ(1889-1973)、ルーナ役のモリナーリ(1882-1956)などが花と競います。なかでもメルリ(1887-1976)は輝く高音で知られた人気ロブスト・テノールでした。(山崎浩太郎)(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110162-63 |
ヴェルディのオペラは、最初に演奏される序曲(あるいは前奏曲)がこれまた最高。名場面のエッセンスも登場して、幕が上がる前のワクワク気分を更に高めてくれます。有名曲を揃えたこの一枚の中で「王国の一日」「群盗」「レニャーノの戦い」は、オペラそのものの知名度は決して高くありませんが、序曲だけを聴いてみても十分楽しめるのは発見です。モランディの劇性の高い指揮にもご注目を。華やかな舞台が目に浮かぶ「アイーダ」のバレエ音楽(全曲盤より抜粋)も加えて、オペラ鑑賞ライフを充実させるアイテムをお楽しみください。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554077 |