キンゴ, トーマス(1634-1703)
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巷に溢れるクリスマス物のCD、たまには当盤のような変わり種はいかが?耳慣れない曲ばかりでも、この内容は素晴らしい、まずデンマークの小規模合唱団ムジカ・フィクタの演奏が特筆物なのです。至純のハーモニーとは、こんな演奏のことを言うのでしょう。収録曲の詞は、グロントヴィ、インゲマン、アンデルセンら、旋律の作曲者はニールセン、ランゲ=ミュラー、ガーデ、ハルトマンらで、いずれもデンマークを代表する芸術家です。合唱用編曲の多くは作曲家でもある指揮のホルテンが担当、ごく素直な編曲が原曲の持ち味を生かしています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554627 |
デンマークのバロック時代の神学者、詩人トーマス・キンゴ(1634-1703)が生きていた17世紀のデンマークはスウェーデンとの戦争(カール・グスタフ戦争)に明け暮れ、また疫病にも悩まされるという極めて不安な時代でした。そこで彼は国内での信仰を奨励するために讃歌集「Aandelige Siunge-Koor」を編纂しました。ここには作者不詳の作品から、ブクステフーデ、リュリをはじめとした当時最高の作曲家の讃歌が収録され、人々はこれを歌い、また演奏しながら、神への祈りを捧げたのです。彼の讃歌集は現代でも変わることなく愛奏されて、人々の心を癒しています。(2015/12/23 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226121 |
南ユトランド半島にあるレグムクロスター教会は、中世デンマークに建立された最も重要な建造物の一つであり、教会内部では素晴しい音響効果を発揮します。高いアーチ型の天井とレンガ作りの壁は、他では味わえない響きをもたらし、特徴的なサウンドスケープを生み出すのです。フルーティストのエヴァ・エステルゴーは様々な試みを実現化するアーティストで、以前は宇宙をアニメーション化しようとしたこともあるようです。このアルバムを収録するにあたって、教会内の音響を存分に研究し、5人のデンマークの作曲家に作曲を依頼し、この見事な1枚を生み出しました。録音 2007年-2011年 Recorded in Logumkloster Kirke and Logumkloster Refugium(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226573 |
1935年生まれの作曲家ベント・ローレンツェン(1935-)による魅惑的な歌曲集を中心に収録した1枚。オルガンの響きと深い声が醸し出す不思議な空間が目の前に広がります。メシアンと後期ロマン派の狭間にあるような美しい和声と、沈み込むような深い声によって歌われる現代デンマークの詩。まるで咲き誇る花が香るように、魅惑的で心惹かれる音楽です。吹きすさぶ風のようなオルガン独奏の「トリプレックス」、心の根源にある何かを刺激する「炎」、神秘的な「土星」と、オルガン曲も変化に満ちています。そして最後は、また声とオルガンによる祈りの音楽で、この実り多き世界が幕を閉じるのです。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226568 |