セーケイ, ゾルターン(1903-2001)
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このアルバムはシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」と、中央ヨーロッパの作曲家たちの作品をバランス良く配したものです。チェリスト、アダム・ミタルはウィーンの作曲家シューベルトの音楽が周辺地域に及ぼした影響に着目、ウィーン近隣都市であるプラハやブダペスト、そしてモラヴィア地方で活躍した音楽家たちの曲に見られる詩的要素を掬い上げることに成功しました。森、民謡、そして伝説。これらが美しく浮かび上がる選曲です。ピアノを演奏するのは彼の妻であるオリンピア・トーラン。親密な語らいが感じられる演奏にも注目です。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM153 |
バルトーク(1881-1945)の一連のヴァイオリン作品といえば、無伴奏の作品が名高いのですが、こちらの「ピアノとヴァイオリン」のソナタは、バルトークが「民謡の語法を自身の作品に取り入れたことに確かな手ごたえを感じた作品」といわれています。流麗なピアノ・パートはもちろんのこと、超絶技巧を駆使したヴァイオリンが歌う時にユーモラスに、時に辛辣な音楽は確かに独自のものといえるでしょう。晩年の名作である無伴奏ソナタはバッハヘノオマージュともいえる作品で、緊密な構成と緊張感に裏打ちされた難曲として知られます。これらを演奏しているのはドイツを中心に活発な活動をしているヴァイオリニスト、ベッカー=ベンダーです。彼女は数々の国際コンクールで賞を獲得し、クルト・マズア、ゲルト・アルブレヒトを始め、錚々たる顔ぶれの指揮者と共演、また室内楽の分野でも目覚しい活躍をしています。レパートリーも広く、あまり演奏されることのない作品(ルジツカ、アルフテル、ゲール、ヘンペルなど)を積極的に演奏していることでも知られています。また、現在ザールランド音楽大学、ハンブルク音楽演劇大学で後進の指導にあたっています。共演のペーテル・ナジは1979年のハンガリー放送コンクールで第1位を獲得し、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして名声を確立、世界中でソリスト、また共演者として名前を知られる人です。(2016/01/27 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19003CD |