アタテュルク, ムスタファ・ケマル(1881-1938)
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このアルバムのタイトルになっている「ガリポリの戦い」は第一次世界大戦中、イスタンブール占領を目指した連合軍がダーダネルス海峡の西側のガリポリ半島に対して行った上陸作戦を指す言葉。当時弱体化していたオスマン帝国軍の制圧については楽勝と思われていた戦いに対し、オスマン帝国の指揮官ムスタファ・ケマル・アタテュルクの元に結託したオスマン帝国軍の抵抗は固く、連合軍は多大な損害を出して撤退することとなったという史実です。2012年にこの物語が映画化される際、映画音楽を担当したのが、作曲家アッティラでした。アッティラはその後、このスコアを交響曲として再構築し、この戦いで悲劇的な死を遂げた第57連隊とオーストラリアおよびニュージーランド合同の軍事組織アンザックの兵士たち、他、多くの人々へ捧げられています。独奏チェロとソプラノ独唱が効果的に用いられており、終楽章ではベートーヴェンを思わせる平和への讃歌で曲を閉じるという感動的な作品です。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579009 |