ジャム, フランシス(1868-1938)
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【ピオーとカドゥシュの新生デュオが誘う、歌で紡ぐ旅】初めて行ったデュオでのリサイタルを成功させたサンドリーヌ・ピオーとダヴィッド・カドゥシュによる、待望のアルバムが登場。新たな出会いの喜びとそこから見えるもの、憧れの地への旅、到達できない場所への探求といったものを出発点として、様々な作曲家と詩人たちによる言葉の交差を楽しむというのがテーマとなっており、結果的には有名作を多く含むドイツ語圏とフランスの作品を収めた内容となっています。どの作品でも詩情を奥深く表現するピオーの特性が生きており、「魔王」での切迫した表情も歌姫の貫禄十分。フランスを中心にソリストとして活躍めざましいカドゥシュのピアノも、これにそっと寄り添う素晴らしいサポートを聴かせてます。(2023/02/17 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA911 |
ハノーファーでチリ出身の家族に生まれ、近年ドイツの歌劇場で活躍が目覚ましいソプラノ、ヨゼフィーネ・ゲーマンのデビュー・アルバムは、女性の力とその復権をコンセプトとしたアルバムになっています。きっかけはゲーマンが目にした美術館のポストカードで、 そこに描かれていたフリーダ・カーロやポーラ・モーダーソン=ベッカーらの自画像を通して、さまざまな女性の自己表現のあり方に気付きました。ゲーマンはこのアルバムを4つの展示室を持つ美術館に例え、聖書における処女性を表現した「Vierge」、神秘的な歌声で人を惑わす「水の精」、主人公となった女性たち、シェイクスピアのオフィーリアのイメージ...と順にめぐってゆきます。アルバムの最後は神戸に生まれヨーロッパを拠点に活動する吉田文の作品で締めくくられています。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM380 |
第1集(1C1196)にはヴェルレーヌの詩を用いた歌曲が収録されており、その繊細なメロディと絶妙なリズムが印象的であったボルド(1863-1909)の歌曲。第2集ではモーリス・プーショール(マラルメの友人)やヴィクトル・ユーゴー、そしてほとんど無名の詩人の詩に曲を付けたものが収められています。こちらもその音楽の揺らめきは眩しいばかりであり、彼の言葉選びのセンスに舌を巻く他ありません。調性が滑らかに移ろっていく様子はフォーレの作品を思い起こさせる瞬間もありますが、ボルドの音楽は常に控えめであり、これを聴いてしまうと、フォーレさえも饒舌に思えてしまうほどに「静かに主張する」音楽です。エリック・ウシェの柔らかいテノールを始めとした歌手たちの絶妙な歌唱にも脱帽です。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Timpani |
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カタログ番号 | :1C1208 |