グラーフ, クリスティアン・エルンスト(1723-1804)
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オランダ、ハーグで長く宮廷楽長を務めたドイツ出身の作曲家グラーフ(1723-1804)。父がヴァイオリニスト、音楽教師であり、他にも多数の音楽家を輩出した家に生まれ、早期の音楽教育を受けたことはわかっていますが、詳しい生涯はあまりわかっていません。ただモーツァルトとは面識があり、1765年にハーグを訪れたモーツァルトの演奏会でグラーフが指揮を務め、その翌年、モーツァルトふぁグラーフの主題を用いた変奏曲を出版するなど、交流が伝えられています。彼の生きた時代はバロックから古典派への移行期間であり、音楽の作風も用途も変化していました。グラーフの弦楽四重奏曲は、貴族たちだけの楽しみではなく、一般のアマチュアや音楽愛好家たちも演奏できるように、比較的易しく書かれています。もちろん遊び心も盛り込んだ、なかなかオシャレな曲でもあります。ここではピリオド楽器を用いたヴィア・ノヴァ弦楽四重奏団の洒脱な演奏でお楽しみください。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777865-2 |