ゲビルティグ, モルデチャイ(1877-1942)
Search results:5 件 見つかりました。
ヒルダ・ブロンスタインと彼女のバンド”フツパー”による、心に琴線に触れる美しい伝統的なイディッシュのメロディーの数々です。ウェディング・ソング、タンゴ、足を鳴らすスウィング。そしてポール・マッカートニーがプロデュースし、メアリー・ホプキンの歌でヒットした「哀しき天使」、イギリスのトランペッター、ケニー・ボールのカバーが有名な「モスコーの夜はふけて(モスクワ郊外の夕べ)」など、1960年代にトップチャートを賑わせた2曲のイディッシュ・バージョンも収録。ブックレットにはイディッシュ語と英語の歌詞を併記しています。(2020/05/22 発売)
レーベル名 | :ARC |
---|---|
カタログ番号 | :EUCD2902 |
この胸を切り裂くかのような悲痛な2つの歌曲集。どちらもナチスの迫害を生き延びた人々の激情、脆弱な希望、そして絞り出されるかのような幽かなユーモアを織り交ぜたテキストによるものです。2004年11月8日に英語ヴァージョンが世界初演された「キャンプの歌」は2003年のピューリッツァー賞のノミネート作品です。曲自体は、どこかマーラーの「子どもの不思議な角笛」を思わせる素朴でアイロニカルなもの。ちょっと聴いただけでは、どちらかというと明るさが勝っていているような印象を受けますが、「本当に悲しい時には涙も出ない」と言われるように、どの曲にも執拗なまでの生への渇望が込められているのです。2008年5月12日に世界初演された「ゲットーの歌」はユダヤの音楽家&詩人モルデカイ・ゲビルティヒの詩による歌。やはり静かな怒りに燃える、心がずっしり重くなる歌曲集です。(2010/01/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559641 |
この曲集は、ホロコーストの悲劇をシューベルトの「冬の旅」になぞらえ、ユダヤのメロディで繋いでいくものです。無垢な幼年期から静かな老年期までの人生の旅の途中に深く暗い亀裂を作ったゲットーでの体験。そしてユダヤ人というだけで迫害されることの不条理。人々が虐殺され、生まれ育った街が破壊されるのを目の当たりにするという、決して癒されることのない心の苦痛を背負いながら、歌手グランヴィルとピアニストのナップは歌いながら旅を続けていきます。この繊細な歌曲集は、単にユダヤの文化を表すだけでなく、人類全ての和解、理解、そして共有するはずの将来への貢献となるでしょう。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572256 |