グリーヴズ, ラルフ(1889-1966)
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イギリス音楽入門決定盤にして、かつマニアの皆様にも存分にお楽しみいただける1枚の登場です。ヴォーン・ウィリアムズはイギリスの裕福な家庭に生まれ(父親は貴族、母親は食器で有名なウェッジウッド家の出身)、いにしえのイギリスの音楽やイギリス民謡を素材に取り上げることもしばし、目を閉じて耳を傾ければ、イギリスの自然や町並みが自然と目に浮かぶような作品ばかりで、まさにイギリス音楽の権化ともいうべき存在です。そんな彼の比較的小規模な管弦楽作品を集めてみましたが、いずれの曲も抒情の極致、特に(弦楽のみ曲も含め)豊麗さと渋味を兼ね備えた弦の調べの美しさは、比類ありません。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555867 |
ヨーロッパの伝統と英国民謡の融合を図った20世紀イギリスの作曲家たち。彼らは保守的な面を大切にしつつも、常に様々な方法を探りながら独自のスタイルを模索し、「新しい英国音楽」を創り上げていきました。このアルバムに収録されているのは、どれもイングランドとアイルランドの豊かな自然と民族意識を感じさせる鮮やかな色彩を持つ曲。例えば冒頭のヴォーン・ウィリアムズの「英国民謡による6つの練習曲」では涙を誘わんばかりの美しい旋律を、チェロが朗々と歌い上げ、バックスの「民謡」ではイギリスの重苦しい空を思わせるような仄暗い雰囲気が立ち込めています。ディーリアスの晩年の作品「カプリースと悲歌」は、寝たきりになった作曲家の歌うメロディを、彼の代筆者フェンビーが口述筆記した作品。やるせない悲しみと、生への執着を併せ持つ名作です。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574035 |
(2012/05/30 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0063 |
1895年の夏、「クラシック音楽をもっと気楽に聴いてもらおう」とロバート・ニューマンが提唱し、指揮者ヘンリー・ウッドが演奏した“BBCプロムス”。ロイヤル・アルバート・ホールを中心に2ヶ月間に渡って開催される100年以上の歴史を持つこの音楽祭、なかでも最終夜の「ラスト・ナイト・オブ・プロムス」での盛り上がりは素晴らしく、激しいチケット争奪戦に敗れた人は、テレビの前で歓声を上げるのが慣わしとなっています。エルガーの「威風堂々 第1番」は必ず演奏される曲で、合唱の入る部分はアンコールされるのが決まりです。/プロムスでの演奏はBBC交響楽団が中心ですが、同じく英国を代表するオーケストラであるロイヤル・フィルも、これらの名曲に強い愛着を抱いており、本家BBC交響楽団とはまた違うアプローチで華麗に演奏しています。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Royal Philharmonic Orchestra |
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カタログ番号 | :RPOSP009 |
ブリティッシュ・ライト・ミュージック(軽音楽)の第一人者として知られる指揮者イアン・サザーランド。もともとヴァイオリン奏者であった彼は、1966年にBBCスコティッシュ放送交響楽団の指揮者に就任、1973年からは名物ラジオ番組「金曜の夜は音楽の夜」に定期的に出演し、ライト・ミュージックの普及に尽力しました。このアルバムは40年以上に渡るラジオ放送のアーカイブから、彼が振る「フィルハーモニー・コンサート管弦楽団」のライヴを集めた1枚です。どの曲もロンドン市民にはおなじみのもので、多くはロンドンのランドマークにちなんでおり、聴いているだけで、ウェストミンスターやピカデリー広場、そしてテムズ川のほとりなどでくつろいでいる気分になれるというとても楽しいアルアバムです。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0117 |