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グッドマン, ベニー(1909-1986)

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    アート・テイタム:ファイン・アンド・ダンディ(1937 - 1944)

    テイタム、というのはハマる。曲の解釈にそれほどバリエーションがある訳ではないが、確実にウマいし、確実にノれる。あのバケモノのような左手、軽やかな右手。何時聴いてもほれぼれする。そして不思議なことに、テイタムはほぼ最初から「完成」している。勿論、後年のヴァーヴ時代を聴けば「円熟」は聴き取れるが、昔の録音でも「青臭さ」は微塵も無い。ま、これが「名人」というもので、ジャズがアングラ化する遥か以前の佳き時代、に現れた天才の証明ということでしょう。あのホロヴィッツが「彼がクラシックをやっていなくて良かった。さもなくば我々は皆失業する」と言ったのは、あながちウソやリップサービスではないのでしょう。(2004/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120730

  • ライオネル・ハンプトン:イン・ザ・ムード・フォー・スウィング (1937-1940)

    (2002/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120621

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    ライオネル・ハンプトン:エアメール・スペシャル (1937-1946)

    ベニー・グッドマン楽団のメンバーとして活躍し、1939年にソロとなって名実共にジャズ・ヴァイブ奏者の第一人者となった時期の、輝かしい録音集。(2005/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120651

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    エラ・フィッツジェラルド:Aティスケット、Aタスケット (1936-1941)

    エラは、サラ、カーメンとともに、いわゆる女性ジャズヴォーカルのビッグ3と呼ばれるわけですが(ま、三波春夫、村田英雄、三橋美智也、みたいなもんか・・・)、ここでエラのスイング時代の録音が出ました。誰も指摘しませんが、サラ・ヴォーンが「これぞ黒人」という声と歌唱法を持っているのに対し、エラの歌は実は殆ど黒人っぽくありません。寧ろ、とても端正です。ここでは伝説のチック・ウェッブ楽団との録音をはじめとする戦前のエラです。何と19歳~24歳でこの完成度!これがあって、後の奔放なエラがある。(2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120540

  • エラ・フィッツジェラルド:オー! レディー・ビー・グッド (1947-1954)

    (2003/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120716

  • カウント・ベイシー:ロッカバイ・ベイシー (1939-1940)

    (2005/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120736

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    カウント・ベイシー:ワン・オクロック・ジャンプ (1936-1939)

    ベイシーと言えば、後年の極めて音数の少ないスタイルが印象的ですが、若い頃は、ストライド・スタイルで結構派手に弾いていたんですな。とは言え、1930年代からスウィンギーなスタイルとサウンドは流石。私は、36年のレスター・ヤングの当時としては凄くモダンなテナーとジョー・ジョーンズのツボを押さえたドラミングにびっくり。お約束の「ワン・オクロック・ジャンプ」のバックリフやピアノソロは既に後年のスタイルを相当に想起させるもの。やっぱり、凄い男は若い頃から片鱗があるものだな・・・と。気持ち良くなるサウンドがビッグバンドの基本ですな。ホーン抜きのリズム隊のみのトラックも入ってお徳用。(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120662