ブラモンド, ウィリアム(1585-1649)
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ウォルトンと言えば、管弦楽曲が余りにも豪華絢爛なため、そちらのジャンルにどうしても人気が集中してしまいます。だからこそ、歌曲という一見地味な分野で当盤収録のような楽しい曲に接すれば、多くの人にとって目から鱗の発見の筈。やっぱりウォルトンはウォルトンなのです!作曲者16歳頃の「風」は青春の想いの丈を込めた佳品。ギターとテノールというコンビが織り成すサウンドがお洒落な「恋する人」は是非とも知っておきたい。ロット、ヒルという抒情的歌唱に長けた歌手、英国歌曲伴奏の第一人者ジョンソンと演奏家選択はばっちりです。過去に別レーベル(COLLINS)から出た音源を使用しています。(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557112 |
20世紀英国の作曲家、ウォルトンとランバートの30年に渡る友情と仕事でのパートナーシップを象徴する、2台ピアノのための音楽とピアノ伴奏による歌曲を収録したアルバム。ウォルトンの曲の中でも有名な「ファサード」は女性詩人シトウェルの詩が音楽にのせて朗読される作品ですが、ここではランバート編曲の2台ピアノのための組曲が、イギリスの知的なピアニスト、ウエストとウッドリーの演奏で収録されています。コンスタント・ランバートはバレエ・リュスのディアギレフに見初められ、「ロメオとジュリエット」を委嘱された他、ヴィック・バレエ団の創設者の一人としても活躍しました。収録曲の中の『李白による歌曲』は、19世紀から20世紀初頭にかけてヨーロッパでは唐代の詩が流行しており、このランバートの作品は、日本人の外交官だった小畑薫良が英訳した李白の詩に曲をつけた繊細な趣の歌曲です。その歌曲を歌っているのは、イギリスのテノールのギアで、作曲家ブリテンの研究なども行っています。ギアと彼の伴奏パートナーのウッドリーはこの盤がSOMMレーベルからのデビュー盤となります。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0614 |
【若くしてピュリッツァー賞とグラミー賞を受賞した、今最も注目されるアメリカの女流作曲家!】1982年に生まれ、ニューヨークを拠点としてヴォーカル、ヴァイオリン、作曲、プロデュースで活躍するキャロライン・ショウ。2013年作曲の「8声のためのパルティータ」でピュリッツァー賞を最年少で受賞、2020年のグラミー賞ではアルバム「オレンジ」が最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞を受賞し、今アメリカで最も話題となっている若手作曲家の一人です。18世紀スコットランドの詩人ロバート・バーンズ、現代イギリスの詩人ジェイコブ・ポーリー、そしてショウ自身の詩による「Is a Rose」は、コラール風の弦合奏、アイリッシュ風のハープなどと、名花オッターの奥行きのある歌声が絡む美しい作品。続く「The Listeners」は、ショウにとって初めての大作で、天文学者カール・セーガンが中心となって製作され、1977年ボイジャー探査機に搭載されたゴールデン・レコードへのオマージュとなっています。セーガンのスピーチやレコードに収録されている各国の挨拶などが引用され、ソリスト、合唱と古楽器の管弦楽団が壮大な響きを作り上げる、規模の大きなオラトリオです。(2020/05/22 発売)
レーベル名 | :Philharmonia Baroque Productions |
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カタログ番号 | :PBP12 |
オーストラリアのシドニーで生まれたベンジャミンと、ロンドンで生まれたベイントン。2人は直接的な関係はありませんが、人類に対する真の愛と、幅広い文化に対する好奇心を持ち、2人とも第一次世界大戦のトラウマに巻き込まれたという共通の体験を持っています。収録された作品はどれも2分足らずの小さな歌ですが、才能あるピアニストであったベンジャミンの作品には力強いリズムと活気があり、ベイントンの作品には詩への鋭敏な感受性が見受けられます。多彩な表現に彩られた近代歌曲集は、聴き手の耳を捉えます。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.571377 |
英国有数の作曲家、ピアニストであるジョン・マッケイブ(1939-)。彼の作品はほぼ全てのジャンルに及び、そのどれもが高い評価を受けています。もちろん使われている音は現代的なものですが、どこか親しみやすさも備えており、とりわけ声楽作品はわかりやすいメロディが多いせいもあり、ファンも少なくありません。このアルバムには世界初録音を含む14作品が収録されています。作曲年代はまちまちで、ごく最近に書かれたものから、50年近くも前のものまで多彩なスタイルが混在しています。彼の音楽の変遷を感じたいのであれば、まず最初におかれた「3つのマリアのキャロル」はいかがでしょう?16世紀の作者不詳のラテン語のテキストを含む3つの曲は、美しく神秘的であり、マッケイブ自身も喜びをもって作曲したと語っています。その他、いろいろな機会のために書かれた合唱曲はBBCシンガースの最良の声を得て、素晴しい光を放っています。(2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573053 |