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ベイーフ, ジャン・アントワーヌ・ドゥ(1532-1589)

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  • ORLANDO ある憂鬱な男の肖像 ~ラ・タンペートによるラッスス~

    【16世紀ネーデルラント楽派を代表する大家を、現代のサウンドスケープに文脈づける異色作】柔軟な音楽性の持ち主であるシモン=ピエール・ベスティオンを中心に、選び抜かれた声楽家たちと器楽奏者たちが集まり、テーマ性の強い独特なステージ体験を提供しつづけるラ・タンペート。古楽から近現代までさまざまな作曲家の作品を意外なコンテクストに置き直し、ジャンルの垣根を超えさまざまなアーティストをゲストに招きつつ意欲的な企画を聴かせてきました。今回のプロジェクトでは、フランス語圏ベルギーの古都モンス出身でバイエルン選帝侯家から絶大な信頼を得、イタリアやフランスに旅し広範な音楽性を養った16世紀の巨匠ラッススに光をあて、自在なアプローチでその音楽世界に迫ります。この作曲家を紹介するドキュメンタリーへの音楽提供依頼から生まれたプログラムで、ベスティオンはそれまで殆ど知らなかったラッススについて学ぶうち、その多面性のある作品と生涯に急速に惹かれてゆき、できるだけ自由にその音楽を捉えたいと考えたとのこと。ア・カペラ作品のピアノ独奏アレンジに始まり、ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏や木管コルネット&サクバット、トリプルハープなどを使った古楽色の強いラ・タンペートの演奏陣が紡ぎ出すサウンドを軸に、ドラムスやサクソフォンなど現代楽器がごく自然に加わって、ロックやジャズを日常的に知る21世紀人の音感覚に驚くほどすんなり16世紀ポリフォニーの響きがなじむ独特な音楽体験が詰まっています。ジャズや現代音楽の側から古楽の魅力を知る一歩になりそうな異色の1枚です。(2024/11/15 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA1084

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    グヴィ:ルネッサンスの詩人のテキストによる歌曲集(エルウィス/ナム)

    19世紀のフランスで活躍した作曲家、テオドール・グヴィ(1819-1898)の珍しい歌曲集です。グヴィが生まれたのは、当時ドイツとフランスの係争地帯、ザール地方であったため、彼はフランスにもドイツにも属することができず、憧れていたパリ音楽院に進学することもできなかったと言われています。そのため音楽は個人的に学び、じっくりとその才能を熟成させたのです。ベルリオーズは彼の作品を高く評価していましたが、結局のところ彼の作品は脚光を浴びることはなく、そのまま忘れ去られてしまったのです。最近になっていくつかの宗教曲や管弦楽曲は演奏されるようになって来ましたが、これらの歌曲については、誰も注目することなく、ひっそりと音楽史の片隅に埋もれていました。今回の歌曲は15曲が初録音、その他も録音されたことはあると言え、オリジナルの調性ではありませんでした。ソプラノのメーエ・ナムはグヴィ作品の研究家であり、彼の作品を積極的に紹介している人です。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0269

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    サン=サーンス/アーン:合唱作品集(光に寄す)(アクサンチュス室内合唱団/コーン/グラプロン)

    【新時代に向かう精鋭集団アクサンチュス、フランスの後期ロマン派を代表する二人の世界へ】合唱という形態が聴かせる表現の驚くべき幅広さを、気鋭指揮者ローラン・エキルベイとともに世界に印象づけてきたアクサンチュス。彼らの拠点でもあるフランスにおいて、21世紀の音盤世界でユニークな立ち位置を占めるレーベルAlphaからのリリースは、19世紀フランス楽壇に新境地を切り開いた名匠サン=サーンスと、早くから才能を開花させ世紀をまたいで音楽シーンを賑わせたアーンの合唱作品集です。どちらもそれぞれの関心から、バロック以前のポリフォニー音楽を作風の一助としてきた作曲家だけに、注目される機会が多いとは言えない合唱曲の分野にも名品が続々。ロマン派時代ならではの音作りながら古楽との相性が意外にも良い彼らの音楽と、美しい響きに独特の人間的温もりをたたえたアクサンチュスの歌唱が相まって、このアルバムに大きな存在感を与えています。指揮はエキルベイのもとで経験を積み、ミンコフスキを支える合唱指揮者としても19世紀フランスの声楽作品で実績を上げてきたクリストフ・グラッペロン。俊英室内合唱団の輝かしい新時代の幕開けを飾る注目の新録音です。(2022/08/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA864