バルニーク, イェンス
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ユダヤ人医師を父としてヘッセンに生まれたゲルンスハイム。1848年、革命を避けて一家が移住したライプツィヒでモシェレスにピアノを学び、やがてパリに留学。ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を結び作曲家、ピアニストとして活躍を始めました。1897年には王立ベルリン芸術アカデミーの会員となり、1901年には作曲家アカデミー高等学院の院長に任命されるほどの名声を得ましたが、彼の死後、一時その作品はほとんど忘れられてしまいました。近年、人気が復活しはじめ、いくつかの作品が蘇演されています。このアルバムに収録されたピアノ曲も世界初録音。10代の作品である2曲のピアノ・ソナタはシューマンとブラームスを思わせる内省的な美しさを誇り、そのほぼ10年後の前奏曲はショパンの影響を感じさせます。2曲のソナタはピアニスト、バルニーク自身がゲルンスハイムの手書き原稿から修復した版を用いて演奏しています。(2019/06/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0206 |