Tynyanov, Yury(1894-1943)
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20世紀を代表する作曲家プロコフィエフ。交響曲からピアノ曲、映画音楽まであらゆるジャンルの作品を残しましたが、70曲ほどの歌曲はあまり演奏されることがありません。しかし、これらの歌曲はプロコフィエフが自身の作品について“4つの基本ライン”と呼んた「古典的」「近代的」「動的」「抒情的」この全ての要素がバランスよく融合されており、プロコフィエフの原点が端的に示された聴きどころの多い作品群なのです。このアルバムでは『ピーターとおおかみ』の先駆的作品とも言える「みにくいあひるの子」から、組曲『キージェ中尉』のロマンス「灰色の鳩は嘆いている」まで、「古典的」「抒情的」な歌曲を16曲セレクト。表現力豊かな歌を聴かせるグリツコヴァは2019年にリリースされた「ロシアの歌曲集」(8.573908)で、その美しい声が「壮大な楽器を思わせる」と絶賛されたメゾ・ソプラノです。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574030 |
映画のための音楽から生まれたプロコフィエフ作品を集めたアルバム。スラットキンはプロコフィエフの演奏でも高い評価を得ていますが、なぜか録音は少なく、これは貴重な1枚であると共に、合唱を含むシンフォニックなサウンドを見事に収めた優秀録音としても聴きごたえがあります。エイゼンシュテイン監督の映画『アレクサンドル・ネフスキー』の音楽から編まれた同名のカンタータはドラマティックな迫力と繊細な抒情が見事な音楽を織りなしています。「プスコフ入城」末尾での壮大な高揚は圧巻です。『キージェ中尉』は楽しくユーモラスな音楽。ここでは声楽付きバージョンで演奏しているのも注目されます。エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。マーク・オーボートによる録音は広がりと奥行きを感じさせ、ソロ楽器はクローズアップされることなく自然に浮かび上がります。旧CDでもその特徴は伝わりましたが、24bit/192kHzリマスターにより本来のサウンドに更に近付きました。ブックレットには初出LPの解説書から該当作品の解説とジャケット写真が転載されています。 (2024/01/26 発売)
レーベル名 | :Vox |
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カタログ番号 | :VOX-NX-3033CD |