グリュンフェルト, アルフレート(1852-1924)
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ヴェルテ・ミニョン録音会社はE.ヴェルテによって1904年に創設され、初めて自動再生装置付きのピアノを製造したメーカーです。ピアニストがこのピアノで演奏することによって、ロール紙にそれが記録され、細かな修正を加えたあと、その記録を元に自動ピアノが再演するという仕組みになっていました。生の演奏の録音に比べ、微妙なタッチやペダリングの再生は不可能でしたが、フレージング、テンポなどといった弾き癖は十分に残して再生できることから、多くのピアニスト達がこのピアノ・ロールに演奏を残しました。ホロヴィッツの事実上、初めての演奏記録である「カルメン幻想曲」が収録されているのも、注目されます。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110677 |
リストの高弟タウジヒ以降、多くのピアニストがシュトラウス・ワルツの編曲を手がけました。その多くは、単にオケ版を鍵盤に移行したものではなく、ピアニスティックな効果を盛り込んだ創意・工夫のあふれるものでした。複数主題のコンビネーション、きらめくフィギュレーションといった書法を盛り込み、時には原曲を上回る幻想的な作品ともなりました。これら編曲の頂点に立つのは紛れもなくゴドフスキーで、彼の作品はリバイバルの波に乗りつつありますが、彼に準ずる魅力ある編曲が数多く埋もれています。このCDには19世紀ロマンティシズムの流れを色濃く残すピアニスト達が演奏した、リバイバルに値するそれら編曲の演奏を収録。絢爛たる鍵盤の妙技を堪能することが出来ることでしょう。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111226 |
現在、記録が残存する一番古いクラシック音楽の録音はブラームスのハンガリー舞曲第1番(1889年)と言われています。それから約120年、録音、再生技術は想像もできないほど進歩しました。この技術の発明によって、音楽という「瞬間の芸術」を永遠に残るようになったのです。何という素晴らしいことでしょう。このアルバムには19世紀から20世紀に活躍した作曲家たちが残した自作自演と、彼らの弟子たちの演奏が収められています。文章では表現できない、デリケートな解釈など、実際に聴いてみることで瞬時に理解できるのではないでしょうか。(2010/09/15 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.112054 |