ノアゴー, ペア(1932-)
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2017年に85歳の誕生日を迎えたノアゴーは、ニールセンの次世代を担う、現代デンマークで最も影響力のある作曲家の一人です。2016年には権威ある「エルンスト・フォン・ジーメンス賞」を受賞、ますますその活躍が評価されています。ノアゴーは若いころからピアノ音楽に興味を持ち、多くの作品を書いていますが、バッハとストラヴィンスキーの影響が顕著な最初期の作品が年を追うごとに、「宇宙の発展」を描く独自の作風に仕上がっていく様子はとても興味深いものです。このアルバムで演奏しているシヴェレフは、デンマーク王立音楽院のピアノ科の教授で、ノアゴーが長らく信頼を寄せているピアニスト。アルバム中「一楽章のソナタ」と「クローバー」を除く4つの作品は、どれもシヴェレフに献呈されています。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220590 |
デンマークを代表する現代作曲家ペア・ノアゴー。あらゆるジャンルにまたがる400を超える作品を書き、多くの音楽家にインスピレーションを与える存在です。このアルバムでは、オスカー賞を受賞した映画《バベットの晩餐会》の音楽からの組曲が収録されており、映画で効果的に使われた音楽の全曲版が楽しめます。他の収録曲の、まるで眠りを誘うような「Spell」や「渦巻く世界」、「Trio breve」(世界発録音)は、どれもノアゴー自身が「モザイクの断片のようなもの」と語る“独自の音”で構成されています。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226136 |
ペル・ノアゴー(1932- )はカール・ニルセン以降のデンマークで最も重要な作曲家です。彼はハープの響きがことのほかお気に入りで、独奏曲、室内楽曲を含め40以上の作品で使用して。しかしその音色の使い方はとても独創的で、私たちがイメージするロマンティックな音とはかなり異なったもので、全く違う楽器の音のようにも聞こえるでしょう。ノアゴーは、その年代によって作風がかなり変化した人ですが、ここに収録された作品にもそれは顕著に表れています。聖母マリアへの讃歌からタイトルをとった「いばらの茂みを」での壮大なアンサンブル、テレビ放送用の劇につけられた「ヘッダ・ガブラー」での多様な音楽(民謡風な部分が印象的)などハープを愛したノアゴーならではの興味深い音が楽しめます。(2007/10/17 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226039 |
「彼の音楽には未来が感じられる・・・」とGramophone誌でも絶賛されたデンマークの作曲家、ノアゴーの室内楽作品集です。抽象的でミステリアスなタイトルそのままのピアノ作品はどれも洗練された美しさが魅力です。とりわけ、極めて技巧的でピアニストに過酷な試練を要求する「アキレスとカメ」は、聞き手の耳には心地良い刺激をもたらしてくれるでしょう。ノアゴーの要求するものは難解ではあるものの、深い感情移入と微妙なバランスが透けてみえ、それを追求するのはまことに興味深い作業です。(2008/01/16 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226037 |