コルツォフ, アレクセイ・ヴァシリエヴィチ(1809-1842)
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スペインの音楽一家に生まれたポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910)。彼女の年の離れた姉マリア・マリブランは、当時最も素晴らしい歌手としてその存在を知られていました。ポーリーヌも幼い頃から音楽的才能を見せていましたが、何より彼女の名前が歴史に刻まれたのは、晩年のショパンに霊感を与えたことと、文豪ツルゲーネフが彼女の熱烈な崇拝者だったことなのかもしれません。このアルバムでは、そんなツルゲーネフの詩を含む「ロシアの詩」による歌曲と、ショパンのマズルカに詩をつけた一連の歌曲を聴くことができます。音楽史に咲いた一輪の花の馥郁たる香りをお楽しみください。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0303 |
アメリカ生まれで、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、パリ・オペラ座など世界トップの歌劇場でひっぱりだこのソプラノ、エリン・モーリーが待望のソロ・デビュー・アルバムをリリース。花鳥風月からインスパイアされた魅力的な歌の数々を披露しています。世界の劇場で高く評価されるだけあって、発声も表現も工夫を凝らして一辺倒にならないところは見事。アルバムの中心に据えたリッキー・イアン・ゴードンの連作歌曲「8つの花の歌」は、死や復活、儚さを花の姿に例えた作品で多彩な表現が聴きどころです。最後に置かれた We’ll Gather Lilacs(春になったらライラックの花を集めましょう)は1945年のミュージカル「Perchance to Dream」の中のヒット曲で、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ジュリー・アンドリュースから最近ではキャサリン・ジェンキンスへと歌い継がれている名曲。モーリーにとっては幼いころから身近にあった曲なのでしょう。ここでは自らピアノを演奏しつつ情感たっぷりに歌い上げています。他の曲で伴奏を務めるジェラルド・マーティン・ムーアはイェール音楽大学で声楽研究のコーディネーターを務めるとともに、グラインドボーン音楽祭やパリ・オペラ座で声楽コンサルタントとして活躍、特にルネ・フレミングとの共演で知られています。(2024/04/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100294 |
1987年ロシア出身のメゾ・ソプラノ、マルガリータ・グリツコヴァが歌う3人のロシア作曲家による歌曲集。サンクトペテルブルク州立音楽院で学び、いくつかの国際コンクールに入賞した彼女を最初に見出したのは、大指揮者マリス・ヤンソンスでした。2008年に彼の指揮の下、サンクトペテルブルク音楽院のオペラ劇場でビゼーの《カルメン》で主役を演じ一躍脚光を浴び、その後世界中の歌劇場でその美しい声を響かせています。2015年にはザルツブルク音楽祭でモーツァルトの《フィガロの結婚》のケルビーノを歌った他、ペーザロのロッシーニ音楽祭にも出演。更に活動の幅を広げています。このアルバムではチャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフの歌曲を熱唱、各々の作曲家の特色を生かし、歌詞に生命を吹き込んでいます。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573908 |
27曲の交響曲で知られるロシアの作曲家ニコライ・ミャスコフスキー。このTOCCATAレーベルでのシリーズでは、あまり耳にすることのない彼の声楽作品に焦点を当てています。第2集にはバリトンとピアノのための歌曲を全曲収録。どれもミャスコフスキーの初期から中期に書かれたもので、テキストにはロシアの抒情詩が用いられています。また、アルバムの最後に置かれた「極地探検隊の2つの歌」は彼にとっては珍しい大衆のための歌曲であり、1930年代のソ連でブームになっていた北極開発の探検家たちの偉業をテーマにしています。とりわけ第1番で用いられたミハイル・スヴェトロフの詩は、プロコフィエフも曲を付けるなど当時大きな人気を博していたものです。(2023/07/14 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0667 |
「ボリス・ゴドゥノフ」に次いで書かれ、ピアノ譜のままに終わった「ホヴァンシチーナ」ですが、ムソルグスキーが生涯かけて理想として追求した、「ロシアの人民が生き生きと活動し、ロシアの言葉がそのまま音楽となったオペラ」であることは、異論の余地がありません。リムスキー=コルサコフは、管弦楽化するに当たり和声的な面に於いてもかなりの手を加えていますが、彼が「まとも」にしたにも関わらず、このオペラの語法は、ムソルグスキーのオリジナリティに溢れています。このCDは共産政権下においても「人民のオペラ」として取り上げられていた当時の録音で、ボリスともどもドシフェイ役を得意としていたレイゼンの絶頂期の記録です。(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111124-26 |