ボーエン, ヨーク(1884-1961)
Search results:14 件 見つかりました。
「ヴィオラという楽器の認知度を上げ、聴き手も弾き手も心から楽しめる音楽を」というコンセプトで2013年に立ち上げられたヴィオラ演奏集団「SDA48」。NHK「ららら♪クラシック」のヴィオラ特集、NHK-FM「今日は一日ビオラ三昧」の生ライブ出演などメディアの露出も多いSDA48。このアルバム制作のためのクラウドファンディングも成功し、コロナ禍を経て満を持してのセカンドアルバムです。選りすぐりの12人のメンバー、総数48本の弦によるヴィオラのみのアンサンブルでお届けします。今回のアルバムでは、ヴィオラのために書かれた既存のオリジナル曲、ヨーク・ボウエンの「4つのヴィオラのためのファンタジー」、ゴードン・ジェイコブの「8つのヴィオラのための組曲」に加え、ロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲、チャイコフスキー の「くるみ割り人形」より「小序曲」「行進曲」「トレパック」「花のワルツ」、ハチャトゥリアンの「剣の舞」、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」というクラシックの名曲をSDA48メンバーの飯田香による編曲で収録。人間の声に最も近いとされるヴィオラならではの、温かみのある音色、豊かで心地よい響きをご堪能いただくことができます。世界的にも珍しい、ヴィオラアンサンブルの稀有な作品をお楽しみください。SDA48(エスディーエーフォーティーエイト)SDA48は、東京フィルハーモニー交響楽団?席奏者、?本センチュリー交響楽団?席客演奏者である須?祥?を中?としたヴィオラ奏者によるアンサンブル。 SDA48が紡ぐそのハーモニーは、他の楽器とのアンサンブルでは表せない独特な温もりに満ち溢れている。メンバーには、神奈川フィルハーモニー管弦楽団?席の?島亮、東京フィルハーモニー交響楽団副?席の加藤?輔ら、国内外のオーケストラの?席奏者やオーケストラに所属している若手演奏家などが参加。アンサンブルのコンセプトは「ヴィオラという楽器の魅?をより多くの?に伝えること。また、クラシックのファンの裾野を広げること」。2016年にはNHK「ららら♪クラシック」のヴィオラ特集に出演し、普段あまり??たないヴィオラの魅?を?放出した。また、2020年2?、NHK-FM「今?は??ビオラ三昧」に、須?祥?はトークゲストとして出演、SDA48は番組最後の45分間の?ライブに出演した。(2023/02/10 発売)
レーベル名 | :SDA48 |
---|---|
カタログ番号 | :SDAV-10001 |
ロンドンの名オーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団で長きに渡って首席奏者を務めてきたフルーティスト、ケネス・スミスと、彼の長年のデュオ・パートナーであるポール・ローズによるイギリスのフルート作品です。古典派からロマン派、近現代までフルート音楽の分野の最前線を走ってきたケネス・スミスの驚異的な音楽性と妙技は、オーケストラ・プレイヤーとしてもソリストとしても高く評価され続けています。この2枚組みは、以前、ASVレーベルから発売されていた「イギリスのフルート音楽第1集"夏の音楽"」を初めとしたアルバムの中から抜粋した曲に、2007年に録音されたピーター・ラムの「フルート・ソナタ」を加えて再編集されたものです。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
---|---|
カタログ番号 | :DDA21223 |
アメリカの若いヴィオラ奏者、マシュー・リップマンの「Ascent」。このデビュー・アルバムは、彼の亡くなった母親に捧げられており、ゆったりとした美しい曲ばかりが選ばれています。なかでもショスタコーヴィチの即興曲は長らく行方不明になっていた作品(作品番号33は付随音楽「呼応計画」に付けられている)で、モスクワ国立公文図書館から発見された楽譜により世界初録音がなされています。また、ワックスマンの「カルメン幻想曲」も、ヴィオラで演奏されるのはこれが初めての録音となります。ニューヨークタイムズ紙で「豊かな音色とエレガントなフレージング」と評されたリップマンの素晴らしい技巧と音楽性が存分に発揮されています。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Cedille |
---|---|
カタログ番号 | :CDR90000-184 |
20世紀の英国でヴィオラのための作品が数多く生まれたのは、名手プリムローズとターティスの存在に拠るところが大きいでしょう。とりわけターティスは、比較的「地味な楽器」であったヴィオラの音色を愛し、わざと大き目の楽器を製作。温かく豊かな音色を奏でたことで知られています。このアルバムに収録されている4つの作品はどれもターティスのために作曲されましたが、ウォルトンの協奏曲だけは、モダン過ぎてターティスの好みにあわなかったようで、結局、初演のソリストはヒンデミットが務めました。確かにこの作品は近代的ですが、第1楽章での抒情性や、民謡風のメロディが印象的な第3楽章はとても親しみやすく、ターティスも後になって作品の真価を認め、自らのレパートリーに加えたということです。他の3曲もヴィオラの魅力が存分に生かされており、素朴な雰囲気のヴォーン・ウィリアムズの「組曲」、悲痛な美しさに耳を奪われるハウエルズの「エレジー」、終楽章での長大なカデンツァが見事なボーエンの「協奏曲」と、どの曲も聴きどころたっぷりです。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573876 |
イギリス生まれの名ヴィオラ奏者、ライオネル・ターティス(1876-1975)はヒンデミットやプリムローズとともに、ヴィオラという楽器の地位向上に貢献した人で、ヴィオラの持つ豊かな響きの魅力を広く喧伝しました。このアルバムに収録された4つの作品は、全て彼の存在に触発されたものであり、どれも強烈な印象を有しています。ベイントンの「ソナタ」は、戦争の面影を有した憂鬱な風情の曲。ホランドの「組曲」は独創的で、ボーエンの「小品」は短いながらも情熱にあふれたもの。そしてロマンティックで長大なバントックの「ソナタ」はまさにイギリス音楽を代表する名作。まだまだ知らない名曲が埋もれていることを実感させてくれます。録音 2011年11月10-11日 UK ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572761 |
「最も注目すべきイギリスの若き作曲家!」とサン=サーンスに絶賛されたこともある作曲家ボウエン(1884-1961)。彼はロンドンの王立音楽アカデミーで学び、ピアニストとしても名声を得ていました。彼の作品はモダンな和声を取り入れながらも、基本的に後期ロマン派の語法から外れることがなく、その慎重さが「古臭さ」として捉えられてしまい、その作品も少しずつ忘れられてしまったのです。このアルバムに収録された「24の前奏曲」は彼の代表作であり、あの"奇人"ソラブジに献呈され大絶賛されたことで知られています。この中にはボウエンの全てが詰まっていると言っても過言ではないほどに、多彩な表現が凝縮されています。奇妙で美しい作品群です。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP637 |
イギリスの近代作曲家エドゥイン・ヨーク・ボーエンは、ヒンデミットのようにオーケストラのほぼ全ての楽器を演奏できるほどの腕前を持っていたのですが、彼が愛したのはヴィオラの音色でした。それは「近代ヴィオラの父」ライオネス・ターティスの存在に触発されたのは間違いないのですが、もしかしたら戦争で受けた心の傷が影を落としているのかもしれません。そんな彼がヴィオラを通して歌い上げた2つのソナタは、作曲当時から「演奏困難」とされていて、なかなか弾き手が現れず、世に出る機会を失ってしまったものと思われますが、これらは本当に溢れんばかりのファンタジーに満ちたロマンティックで美しい歌だったのです。存命時は、その懐古的な作風から、「時代遅れ」と批判されてしまったこともあるものの、こんなに美しい曲を書く人が埋もれているのはもったいないの一言に尽きるのではないでしょうか。ヴィオラの魅力がひしひしと伝わる1枚です。(2012/02/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572580 |
ベルリン・フィルの第一ヴィオラ奏者、ディヤン・メイによる20世紀イギリスのヴィオラ協奏曲傑作2篇。1994年生まれのメイはミュンヘンARD国際音楽コンクールで第1位、ミュンヘン・フィル首席奏者を経て2022年にベルリン・フィルに入団しました。ここではイギリスの名手ライオネル・ターティスのために書かれた2作を、作曲家としても人気のブレット・ディーンの指揮で生き生きと演奏しています。(2024/10/11 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
---|---|
カタログ番号 | :SWR19158CD |