ゴーブ, アダム(1958-)
Search results:5 件 見つかりました。
イギリスの作曲家アダム・ゴーブ。10歳で作曲をはじめ、ケンブリッジ大学と英国王立音楽院を首席で卒業。卒業後はロンドン大学と王立音楽大学で講師を務め、2000年からは英国王立ノーザン音楽大学で教えています。主に吹奏楽作品で知られるゴーブですが、このアルバムに収録されているのは、ショパンやショスタコーヴィチの例に倣ったピアノのための「24の前奏曲」。さまざまな気分に彩られたミニアチュアの世界を楽しめます。最後に置かれた「Velocity」は演奏者クレア・ハモンドのために2014年に書かれた曲。1994年の映画「スピード」からインスパイアされたという緊張感あふれる6分程度の小品です。クレア・ハモンドは2016年、ロイヤル・フィルハーモニック協会の「ヤング・アーティスト賞」を受賞した若手奏者。現代音楽を得意とし、これまでに50作ほどの世界初演を行ってきた実力派です。(2022/03/11 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0620 |
作曲家、BBCのプロデューサー、英国王立ノーザン音楽大学の初代校長、ヨーロッパ・オペラ・センターの創設者として活躍した、20世紀における英国音楽界の中心的人物ジョン・マンドゥエル(1928-2017)。このアルバムは偉大な「サー・ジョン」へのオマージュとして、多岐にわたる世代の作曲家たちの作品を紹介した「サー・ジョンのための歌」(DDA-25210)の続編です。マンドゥエル自身の作品を中心に、彼と深い関わりを持つアダム・ゴーブ、マイケル・バークリー、ウィリアム・オルウィン、リチャード・ストーカーの4人の作品を収録。20世紀の室内楽と声楽曲を楽しめる見事な1枚になっています。レーベルおなじみのリコーダー奏者、ジョン・ターナーを筆頭に、マンチェスター周辺を拠点に活躍する奏者たちの親密な演奏が聴きどころです。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
---|---|
カタログ番号 | :DDA25235 |
4人のイギリス現代作曲家による、珍しい木管楽器のみのオーケストラのための作品集。5曲中4曲が世界初録音です。アンサンブルの編成は、フルート4(うちピッコロ持ち替え2)、クラリネット5(うちバス・クラリネット持ち替え1、コントラバス・クラリネット持ち替え1)、ファゴット2、コントラファゴット1、アルト・サキソフォン2、テナー・サキソフォン1、バリトン・サキソフォン1というもの。日本でもおなじみのスパークの「序曲」は楽器の音色を活かした明るくのどかな作品。カーペンターの「パントマイム」はコミカルな音の動きの中に、一抹の郷愁を織り込んだ組曲。ゴーブの「バトル・シンフォニー」は17世紀のバロック音楽によく見られた戦いを描写した音楽のパロディ。ファンファーレやマーチなど10の部分からなり、17世紀音楽の素材と現代的な不協和音を組み合わせています。人間の感情と潜在意識を表現したハッシーの作品は、繊細な雰囲気を持つ「ドリームタイド」とエキサイティングでパワー溢れる「ねじれた空の景色」の2曲が収録されています。シェイ・ロリンが指揮するチェコ・フィルハーモニー・ウィンド・アンサンブルの演奏です。※2015年にLegni Classicsから発売されたアルバムのレーベル移行再発売です。トラック1以外は世界初録音でした。(2023/10/13 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
---|---|
カタログ番号 | :DDX21118 |
このアルバムに収録された作品を書いたのは、ほとんどが1970年代生まれの若手作曲家たち。さすが、瑞々しい感性に裏打ちされた曲ばかりです。やはりこういう曲は「自分たちで演奏してみたい」と思わせるのがツボ。壮麗でカッコいい「ミレニアム・カノン」などはその最たる曲と言えましょう。他にも大いなる自然賛歌ともいえるニューマンの曲、豪壮な岩山を描いたキュスターの曲、嵐が去った後に巣から飛び立つカワセミに希望を託したというマッキーの曲、など個性豊かです。非の打ちどころなきジョージア大学ウィンド・アンサンブルの演奏で。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572231 |