カーニス, アーロン ジェイ(1960-)
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「この“エコーズ”と題されたアルバムは、良く知られた名曲を、現代の感覚にマッチした作品へと変貌させること。」指揮者シュワルツはこのコンセプトを元に、彼の親しい6人の作曲家へ、編曲を依頼しました。出来上がった作品の楽しい事と言ったら!「火の鳥」はまるでスパイ映画のサントラですし、ブラームスのピアノ曲は、甘い甘いムード音楽へと変貌しています。有名な「トランペット・ヴォランタリー」は魔法にかけられたかのような不思議な味わいを持ちました。もともとカッコいいモンクの曲や、シュワルツ自身の編曲も楽しめます。ぜひ「その手には引っ掛からないぞ」と心を強くして聴いてください。でも、1時間後にはすっかり虜になっていることでしょう。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559679 |
アメリカ、フィラデルフィア生まれの作曲家アーロン・ジェイ・カーニス(1960-)は、同世代の作曲家の中でも最も重要な位置を占める一人とされています。様々な賞を獲得していますが、中でも2002年のグロマイヤー賞を最年少で受賞したことは大きな話題となりました。彼の作品は「新調性音楽」として分類され、これは20世紀を席巻した無調、12音音楽のような難解な旋律ではなく聞きやすく耳になじみやすい旋律を追求したもので、古典的な作曲技法を下敷きにした上で、新たな方向を模索するという、現代人にとっても、ある意味親しみやすい音楽なのです。「3つの味」は彼が外食するとき、色々な味を楽しみたいという気持ちをそのまま音にした作品で、もともとはトイピアノのために書かれています。ここではグランドピアノのために改編されたヴァージョンが演奏されています。いらいらするような「オスティナート」、ペルト作品を思わせる「子守歌」、ジャズ風味の「青い渦巻き」とエキセントリックでラジカルな音楽です。ヴァイオリニスト、エーネスと、カーニスの父の思い出のために書かれた「2つの楽章」、ガーシュウインのオマージュである練習曲第3番。どうぞ、じっくり聞いてください。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559711 |
2008年に設立されたジャスパー弦楽四重奏団。設立後まもなく数々の賞を獲得し、高く賞賛されているアンサンブルです。ハイドン、ベートーヴェンからベルク、リゲティ、他現代の作曲家の作品まで幅広いレパートリーを持つ彼らにおける10年間の軌跡を示すのが、今回の「カーニスとドビュッシー」の作品集。2010年に弦楽四重奏曲第2番を初めて演奏した時から、カーニスの作品に魅せられ、まだ見ぬ弦楽四重奏曲第3番を演奏することを夢見ていたという彼ら。遂に作品を手にし、絶え間なく変化する音楽を演奏することに大きな喜びを感じています。アルバムでは、ドビュッシーの弦楽四重奏を併せ、更に物語を膨らませました。絶え間なく姿を変える官能的な響きが印象的な作品です。(2019/09/27 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92233 |
20世紀から21世紀にかけて、フルートのために多種多彩な作品が生まれています。このアルバムでは5人のアメリカ現代作曲家の作品を収録。その中の4作品が世界初録音となる画期的な1枚です。抒情的で美しいカーニスの「エア」はもともとジョシュア・ベルのために作曲されたヴァイオリン曲ですが、初演以来、様々なアンサンブルのために編曲されており、このヴァージョンは世界初録音です。ファインの作品は、少年時代に夢中で石切遊びをしたという作曲家の思い出が描かれています。エルキーズの「ホ調のソナタ」はバロック風の味わいを持つエ第1楽章からジャズ風の第3楽章に至るまでの変化が楽しい作品。スコットランド高地の山脈にある3つの名山を表現したバーカーの「NaTriPeathraichean」、シンプルで新しい「パヴァーヌとシンメトリー」などヴァラエティ豊かな作品が楽しめます。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559831 |
現代アメリカの3人の作曲家によるギターを用いた室内楽曲集です。この新鮮な響きをとくとお楽しみください。カーニスの美しい歌曲集は、彼自身の「最愛の双子」の子どもたちのために書かれたもの。ソプラノのプリットマンはコリリアーノ作品で先鋭的な歌唱を聴かせた人ですが、ここでは一転、愛情溢れる表情を見せてくれます。リーダーマンの作品は極めて躍動的なギターと弦楽四重奏のための曲であり、またマッケイの作品はタイトル通り、聴き手の感覚を狂わせるような、この世のものとも思えないような不思議な世界を創り上げています。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559650 |
2008年、プラウマン室内楽コンクールでグランプリと観客賞を受賞したことで、一躍脚光を浴びたジャスパー弦楽四重奏団。他にも様々なコンクールで入賞経験のある、新進気鋭のカルテットです。昨年は権威ある「クリーブランドカルテット賞」を受賞したことでも注目を集めました。前作(DSL-92142)では、ベートーヴェンとカーニスという意欲的な作品を収録したアルバムで、見事な解釈を聴かせた彼らですが、今作は、やはりカーニスとシューベルトのカップリングで、また新境地を見せてくれます。作曲年代にはおよそ150年近くの開きがある2つの作品ですが、楽章構成などには驚くほど類似点があります。「新調性音楽」を推し進めるカーニスの作品は、メロディアスで神秘的なもの。耳と心に優しい響きが特徴です。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92152 |