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ハーゲン, ダロン・アリック(1961-)

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    ヴェルディ/チャイコフスキー/ハーゲン/サラサーテ/グルック:ヴァイオリンによるオペラ幻想曲集 2 (ソーン/ロブ)

    12歳でユーディ・メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールの最優秀賞を受賞した才能あふれるヴァイオリニスト、リディア・ソーンによるオペラ幻想曲集の第2集となります。第1集(8.570202)でもパガニーニからゴリホフまで幅広い時代の作品を聴かせたてくれ彼女、今作でもなかなか珍しい作品をヴァラエティ豊かに演奏しています。ヘンデルやグルックなどのお馴染みの曲はもちろんのこと、サラサーテの技巧的な作品やフバイ、マルティヌーなどの珍しい作品、そして現代風の曲など(トラック3のハーゲンの曲には一瞬聞きなれたメロディも出現!)、まさに目も眩むような曲が次々と溢れ出してくる楽しい1枚です。録音技術のなかった19世紀の時代だからこそ行われていた、劇場に行かずともオペラを楽しむための「アリアを器楽曲へ編曲すること」、それが、ここまで進化するとは当時の人も想像していなかったのではないでしょうか。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573403

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    ハーゲン:21世紀の連作歌曲集 - 言葉のあとで/経験の歌/己の幻影/4つのアイルランド民謡/4つのディッキンソンの歌

    ミルウォーキー生まれの作曲家、ダロン・ハーゲンの歌曲集。1980年代から注目され、オペラ、交響曲、協奏曲など数々の作品の上演で成功を収め、今に至っています。NAXOSからはピアノ三重奏曲と歌劇《シャイニング・ブロウ》がリリースされており、その研ぎ澄まされた音楽は独自の雰囲気を放っていますが、彼の作品の中核を担う350曲を超える歌曲もまた素晴らしいもの。バーバー、バーンスタインの系譜を継ぐこれらの歌曲は、どれも強い主張を持つ精緻な筆致で描かれています。民謡を素材にした作品や、アメリカの作曲家たちに愛されているエミリー・ディキンソンの詩を用いた歌曲も情感に溢れています。(2017/11/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559714

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    ハーゲン:アート・オブ・ソング(リヨンス/マイヤーズ/ブレイグル/サザーランド/リーズ/エディ/ウォード)

    アメリカの作曲家ダロン・アリック・ハーゲンは、カーティス音楽院でネッド・ローレムに師事したのち、レナード・バーンスタインの勧めによりジュリアード音楽院に進みデイヴィッド・ダイアモンドらから作曲を学びました。これまでにオペラから吹奏楽曲まで500を超える作品を書き、グッゲンハイム賞、ロックフェラー賞、ケネディ・センター・フリードハイム賞などを受賞しています。この「アート・オヴ・ソング」は、ホイットマンをはじめ、サッフォーからリンカーン、オーソン・ウェルズらの言葉をテキストに用いた歌曲集。南北戦争以来のアメリカ政治の犠牲となった人々に焦点を当てた「夏」、老いや愛、郷愁など人間の内面を見つめた「秋」、加齢とともに失う純真さと、信仰を維持する困難を歌った「冬」、ニューヨーカーの若者たちを描くとともに、時代を超えた歌の役割が描かれた「春」の4部で構成されています。(2024/01/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559919

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    ハーゲン:歌劇「オーソン・リハーサル」(ムレロ/フランケンベリー/オース/フィフス・ハウス・アンサンブル/ザハブ)

    40年に及ぶ作曲活動が高く評価され、グッゲンハイム財団賞をはじめ、ロックフェラー財団賞、ケネディ・センター・フリードハイム賞などを受賞したアメリカの作曲家ダロン・エィリック・ハーゲン。この《オーソン・リハーサル》は、アメリカを代表する映画監督、俳優のオーソン・ウェルズを描いた映画版オペラ。偉大なる俳優が生と死の狭間に立った瞬間、彼の心がメビウスの輪のようにループし、心の中の劇場で3人のアバターが、記憶、愛、後悔を交えながら彼の意識を演じていくという筋立てになっています。実際の演奏と、録音済のサウンドを融合した不思議な音も魅力的。このフィルムはアメリカ、ヨーロッパなどいくつかのフェスティヴァルで上演され、大好評を得ています。(2021/03/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.669049

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    ハーゲン:歌劇「シャイニング・ブロウ」(オルス/ハリス/フランケンベリー/バッファロー・フィル/ファレッタ)

    近代建築の三大巨匠の一人、フランク・ロイド・ライトと言えば、わが国でも帝国ホテル新館の設計者として知られています。シカゴの大建築家ルイス・サリヴァンの弟子として頭角を現し、独立後は数多くの建物を設計、草原様式の作品で知られるようになるのです。私生活では夫人と6人の子どもがいたにも関わらず、施工主の妻と深い関係に陥り、そのせいで活動停止を余儀なくされてしまうなどスキャンダラスな面も持っていました。このオペラは、ロイドがサリヴァンから独立した1903年から、全てを捨てて一緒になった愛人チェニーを悲劇の火災で失うまでの波乱に満ちた10年間を描いています。発狂した使用人によって燃やされた家の跡から見つけた上着のポケットに入っていたチェニーの翻訳によって彼は家と自分自身の再建を誓うのです。(2009/05/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.669020-21

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    ハーゲン:ピアノ三重奏曲第1番 - 第4番(フィニステラ・ピアノ三重奏団)

    ミルウォーキー生まれの作曲家、ダーロン・ハーゲンは1980年代から注目され、数々の作品の上演で成功を収め、今に至っています。彼のピアノ三重奏曲はとりわけ音楽性が高く、どの曲も特筆すべき美点を持っています。第1番は少々実験的ではありますが、研ぎ澄まされた音形と、精巧に仕組まれたパッサカリアが見事。第2番はナディア・ブーランジェの最後の言葉からインスピレーションを受けており、第3番はアメリカ民謡に基づいた美しい仕上がり。そして第4番は彼が敬愛するヴァイオリニスト、ジョイス・リッチー・ストローサルのために書かれています。(2010/10/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559657

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    ハーゲン:平家組曲(デュオ夢乃)

    アメリカの現代作曲家ダロン・アリック・ハーゲンが『平家物語』を基に描いた音楽物語。日本の箏とチェロの二重奏に、地声によるヴォーカルも加わり、幻想的な平家絵巻が描かれています。更に、最終章ではエレクトロニクス・アコースティックも重なり、浄土の世界へと誘います。デュオ夢乃はニューヨークと日本を拠点に邦楽とクラシックの伝統に根ざしつつ新しい室内楽を開拓しており、これまでに一柳慧、ダロン・ハーゲンなど国際的に活躍する現代作曲家に新作を委嘱。ニューヨークの音楽シーンで活躍する作曲家の新作初演にも多く携わり、その演奏はニューヨークタイムズ、ニューヨーク・クラシカル・レビュー等において高い評価を得ています。ブックレットの解説は英語のみですが、日本語解説と歌詞はインレイ面記載のアドレスにアップロードされて読むことができます。(2024/05/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559914