エルマス, ステパン(1862-1937)
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アルメニアの作曲家・ピアニスト、ステファン・エルマス。オスマン帝国のスミュルナ(現イズミル)の裕福な家庭に生まれ、幼い頃から楽才を発揮し13歳の時には演奏会でフランツ・リストの作品を披露しました。1879年にはヴァイマールに行き憧れのリストに会ったのち、彼の勧めでウィーンでピアノ演奏技術の研鑽を重ね、この地でピアニストとして活躍。並行して作曲活動も行い称賛を集めました。このアルバムには、エルマスが書いた4曲のピアノ・ソナタを収録。演奏者のヘヒネ・ラピヤンは、これらをピアノ協奏曲と並ぶエルマスの最高傑作と考え、時間と労力をかけてこの世界初録音を成し遂げたと語ります。ショパンを思わせる、どことなく懐かしく哀愁が漂う旋律は聴き手を魅了します。ヘヒネ・ラピヤンはアルメニアのカヴァル生まれ。3歳からピアノをはじめ、エレバンのチャイコフスキー音楽学校でアルメン・ババハニアンに学びました。15歳の時にエレバン国立音楽院に入学、最高の成績で卒業。 その後はザルツブルグのモーツァルテウム大学で研鑽を続けました。アルメニアの作曲家の作品の普及に努めています。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM423 |
アルメニアのピアニスト・作曲家ステパン・エルマス。幼い頃から楽才を発揮、13歳の頃にはフランツ・リストの作品でリサイタルを行うなど神童ぶりが評判になりました。やがてドイツのワイマールに行き、念願であったリストに出会い、連絡を取り合いながらウィーンで修業を積みます。1885年にウィーンでデビューし称賛を浴びた後は、作曲家としても活躍。彼の作品の多くは1922年におこった「スミルナの大火」によって消失してしまいましたが、このマズルカ集は幸運にも手稿譜が遺され、現在アルメニアの文芸博物館に保管されています。この手稿譜をアルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるミカエラ・アイラペティアンが編集、演奏しました。このマズルカ集はどれも初期ロマン派の作風による優雅な作品ですが、ショパンがマズルカで行ったように、エルマスも民俗音楽と舞曲の特徴を組み合わせており、とりわけ第9番や第10番ではリズム処理やハーモニーなどに斬新なアプローチも聴かれます。(2023/02/10 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP928 |
アルメニアのピアニスト・作曲家ステパン・エルマス。幼い頃から楽才を発揮、13歳の頃にはフランツ・リストの作品でリサイタルを行うなど神童ぶりが評判になりました。やがてドイツのワイマールに行き、念願であったリストに出会い、連絡を取り合いながらウィーンで修業を積みます。その後ピアニストとして成功を収めてからは、アントン・ルビンシテインやジュール・マスネと親交を結び、1912年にはスイスに移住。女性画家エイメ・ラパンと出会い、1937年に亡くなるまで良き交友関係を結びました。このアルバムにはショパンやリストを思わせる初期の作品から、エルマスの個性が現れはじめる「7つの夜想曲」(1882-1890年作曲)までのロマンティックな作品を収録しています。アルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるミカエル・アイラペティアンの演奏で。(2022/10/14 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP914 |