ズンペ, ヘルマン(1850-1903)
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実力派ソプラノ歌手、マルリス・ペーターゼンが取り組むユニークな歌曲の世界。「Dimensionen」と題されたシリーズには私たちを取り巻く全ての事項が内包されています。第1作のモティーフは“世界”(SM274)でしたが、第2作の今作では「Anderswelt=異世界」がテーマ。選ばれた曲を見てわかるとおり、この世のものではない不可思議な者たちが主人公です。いつの時代にも芸術家たちは、伝説の世界に住む人魚、妖精、目に見えぬ霊魂などを絵や音、詩で捉えようと試みを重ねてきており、ペーターゼンは官能的な歌唱で彼らに命を吹き込んでいます。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM294 |
ベルリンの出版社「August Scherl」が1899年から1944年に刊行していた週刊誌「Die Woche」。ここで1903年に開催されたコンペティション“im Volkston-新しい民謡“のために30人の作曲家が曲を提出、特別号に掲載されました。どの曲も「民謡の形式」を持ってはいましたが、少々芸術的になり過ぎてしまって、本来の目的「簡潔で美しく歌いやすい曲を発見する」には至らず、出版社は2回目のコンペティションを開催することになりました。今回は出版社から作曲家に直接依頼することはなく、自然に集まった様々な曲をWoche誌に掲載。大好評を得ました(残念なことにレーガーの「森の孤独」は素晴らしい出来栄えにも拘わらず落選、誌面では発表されませんでした)。このアルバムでは、全ての応募作中から美しい作品を選び演奏したものです。(2017/10/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1875 |
ワーグナーがおよそ26年の年月をかけて作曲した大作《ニーベルングの指環》。北欧神話を下敷きとした四部作で全曲を通して演奏すると15時間を要する長大な作品です。そのため、しばしば行われるのが、楽劇の中のオーケストラ部分だけを取り出して演奏する方法で、後世の作曲家たちが各々聴きどころをまとめて編曲、歌がなくても物語を堪能することが可能になっています。このアルバムで堂々たる演奏を聴かせるのは、現在最も注目されている女性指揮者の一人、ジョアン・ファレッタ。大編成のスコアを朗々と鳴らし、ワーグナーの求める音とドラマを明確に表現しています。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573839 |
ワーグナーの名歌劇から名場面を抜き出して、オーケストラのみで演奏するという試みは、多くの指揮者が行っていて、そのどれもが高い効果を上げています。ここでは名指揮者シュウォーツによる「さまよえるオランダ人」の序曲と、「ニーベルングの指輪」からの名場面をお聞きください。歌がなくては成立不可能と思える「ヴォータンの別れ」なども、歌の部分をうまくカバーする楽器の音色に思わず舌を巻くこと間違いなし。神々の黄昏の「夜明け」での金管楽器の冴えにも感動です。録音 1987年10月21日…1/1986年3月…2.5/1992年2月19.20日…3.4
ワシントン シアトル・オペラ・ハウス(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572767 |