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レオパルディ, ジャコモ(1798-1837)

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    シューベルト=エリントン(ヴルチ/サヴィ/ロッド/シャッシー)

    フランス北部、ブリュイエールにあるノワールラック修道院で行われたギヨーム・デ・シャッシーのライヴを収録した注目アルバム。フランスの名ジャズ・ピアニスト、ギヨーム・デ・シャッシーと彼を取り巻くアーティストたちの演奏は、冒頭の「ます」と「キャラバン」の融合から何とも独創的。カレン・ヴルチの清楚な歌声が2つの曲を自在に繋ぎ合わせ、チェロ、クラリネット、ピアノがここに絡むというユニークなアレンジです。他の曲もシューベルトとデューク・エリントン作品を中核にしながら、ジャズや現代音楽、インプロヴィゼーションを織り交ぜ、魅力的な世界を見せてくれます。石造りの修道院の豊かな残響も聴きどころです。(2019/09/13 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM019

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    フラジェッロ:マーティン・ルーサー・キングの受難/リンフィニート/ランド(フラジェッロ)

    ニコラス・フラジェッロは1928年ニューヨーク生まれ。幼い頃からピアノとヴァイオリンを学び、10歳になる前から作曲を始めました。ローマの聖チェチーリア音楽院に留学し、新ロマン派の作風で知られるジャンニーニとピッツェッティに学ぶことで作曲家としての才能が完全に開花したのです。フラジェッロの作品は革新的な和声や技法を感じさせながらも、最終的にはロマンティックな潮流から外れることがなく、まるで映画音楽のような迫力と、溢れる情感に満ちた心地良い音楽に満たされているものです。1974年に作曲されたオラトリオ「マーティン・ルーサー・キングの受難曲」は、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動したキング牧師をモデルにした作品で、この録音の後、アメリカ全土、お及びカナダでも演奏され高い評価を受けました。ピツェッツィの影響を受けた「リンフィニート」、詩人テニソンによる歌曲集「ランド」もシンプルな詩を、音楽を以って心行くまで発展させた感情豊かな作品です。どの作品でも彼の弟であるエツィオ・フラジェッロが見事なバリトンを聴かせます。(2012/06/20 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.112065

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    平和と賛美の歌(ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ/クイーンズ・カレッジ合唱団/ローゼンバウム/ブライト・シェン/ジョン)

    このアルバムはニューヨーク「アーロン・コープランド・スクール・オブ・ミュージック」クイーンズ・カレッジの教師と作曲家たちによって書かれた合唱作品で構成されています。学校の長い歴史を祝すために作曲を依頼したのですが、その多くの作品は「平和」と「賞賛」をモティーフにしていたため、録音の際にこの2つの言葉をコンセプトにした曲のみを選択、1枚のアルバムにまとめられました。使われている言語はヘブライ語、ラテン語、イタリア語、英語、中国語と様々ですが、どの曲も歌い手と聴き手の心に直接届く強いメッセージ性を持っており、演奏家、作曲家を含む録音に携わった人々全ての「平和への祈り」が伝わってきます。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559819

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    ペトラッシ:ディヴェルティメント/パルティータ/聖歌四篇/コーロ・デイ・モルティ(ローマ響/ラ・ヴェッキア)

    最近人気のカゼッラやピツェッティより少し後の世代に属するイタリアの作曲家ペトラッシ(1904-2003)。新古典派主義の影響をもろに受けた初期の作品は極めて旋律的ですが、その後無調や十二音技法を用いた作風へと移行し、これらを丹念に融合した独自の音楽を多く発表した人です。指揮者としても活躍し、1959年には来日もしています。長い生涯を送ったことや、新古典主義から十二音を使ったことなど、ストラヴィンスキーとの共通点も多く指摘されますが、ここでは1930年代から40年代の彼の作品に焦点を合わせることで、彼の創作の出発点を探ることにしましょう。とりわけ有名な「死者の合唱」は神秘的な美しさを備えた名曲です。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572411