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シェバリーン, ヴィッサリオン・ヤコヴレヴィチ(1902-1963)

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    シェバリーン:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(コスティレフ/ソロヴィエヴァ)

    ロシア、オムスクに生まれ、モスクワ音楽院でミャスコフスキーに作曲を学んだシェバリーン。機知に富んだ劇音楽や映画音楽で知られるだけでなく、ソ連当局からの依頼で、チャイコフスキーの「1812年序曲」などに改編を加えた人としても知られています。作品には恩師ミャスコフスキーの影響が強いだけでなく、親交を結んでいたショスタコーヴィチからの影響も感じられます。このアルバムには「ヴァイオリンとピアノのための作品」が全て収録されており、これは、どれもが初録音となる貴重な記録です。初期の作品にはフランス風の味わいもありますが、後年になるつれ、少しずつロシア国民楽派の作風を確立していく様子がよく表れています。(2018/10/17 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0327

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    シェバリーン:合唱作品集(ルースカヤ音楽院チェンバー・クワイア・ソロイスツ/ホンジンスキー)

    シベリア、オムスク生まれの作曲家、シェバリーンの珍しい合唱作品集です。両親ともに音楽教師という環境の元に育った彼は20歳の頃にモスクワへ行き、グリエールとミャスコフスキーに見いだされ、モスクワ音楽院で学びました。ショスタコーヴィチとも親交を結び、1920年代には現代音楽連合(AMM)のメンバーとしても名を連ねています。初期には印象派の影響を受けるも、後には社会主義リアリズム路線に転じ、チャイコフスキーの「1812年」の終結部の改変などを行っています。当局の依頼により作曲家の書いた本来の形を変え、旧ソ連国歌を挿入。今でもその形は耳にすることが可能であり、当時の「国家事情」を慮るには最適な作品と言えましょう。さて、このアルバムですが、ここには彼本来の姿であろう「控え目で楽観的」な作風が横溢する合唱作品集です。民謡風で素朴な味わいです。(2011/12/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0112

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    シェバリーン:管弦楽作品集 1 (シベリア響/ヴァシリエフ)

    (2012/12/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0136

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    シェバリーン:管弦楽作品集 2 - 組曲第3番、第4番/バレエ組曲(シベリア響/ヴァシリエフ)

    シベリアのオムスクに生まれ、20歳の時に自作を携えモスクワに行き、グリエールとミャスコフスキーに高く評価されたシェバリーン。その後はモスクワ音楽院に進学、作曲家として活躍を始めました。同時代に活躍したショスタコーヴィチの親友であり、彼と同じく「ジダーノフ批判」の犠牲となり、一時期はソ連楽壇の表舞台から姿を消すなど苦難の人生を歩みました。しかし、シェバリーンの音楽に向かう姿勢は一貫しており、常に決然とした音楽を書き続け、恩師ミャスコフスキーから受け継いだ作曲様式を更に発展させた力強い作品を数多く残しています。このアルバムは第1集(TOCC-136)と同じく、ヴァシリエフが指揮するシベリア交響楽団の演奏によるもので、異なる時代に書かれた2つの組曲とバレエ音楽を収録しています。スペインの伝説に基づく「組曲第3番」、シェバリーンの最後の劇場音楽となった「組曲第4番」、未完に終わったバレエ「In the Name of Life」からの音楽、それぞれ活力に満ちた魅力的な音楽です。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0164

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    チャイコフスキー/ボロディン/ムソルグスキー/ルビンシテイン:19-20世紀ロシアの合唱作品集(エカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団)

    チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、カリンニコフなどを中心とした18-19世紀ロシアのア・カペラのための作品と編曲を、2018年のラ・フォル・ジュルネで来日し、高い評価を得たアンドレイ・ペトレンコ率いるエカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団の歌唱で堪能する一枚。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG800