セヴェルス , ユリア(1968-)
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チャイコフスキーは生涯100曲を越える“ロマンス”と呼ばれる抒情歌曲を作曲しました。これらは幸福から絶望まで、様々な気分に彩られた「音による日記」であり、チャイコフスキーにとって大切な作品群でした。自身の歌を愛していた彼と編集者たちはこれらをピアノ曲に編曲するように同時代の作曲家たちに依頼しましたが、どんな編曲でも全てチャイコフスキー自身が監修、満足の行くように仕上げています。収録作品の中には2曲のチャイコフスキーの旋律を用いた幻想曲も含まれており、いかに彼の旋律が多くの人の心を捉えたかを知ることができます。演奏者のセヴェルスは、ベルリン芸術大学とモスクワ・チャイコフスキー音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキーとレフ・ナウモフにピアノを師事。オーロラ・デュオ(カルテット)を設立し、ピアノ・アンサンブルの可能性を探っています。(2019/11/08 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP795 |
作曲家として、また優れたピアニストとして歴史に名を残すラフマニノフ。彼のピアノ曲はどれも抒情的であり、また高度な技巧を駆使したものです。歌曲も数多く残されていますが、時にはピアノの伴奏が精緻過ぎて、「メインの歌の部分よりも目立ってしまう」と指摘されたこともしばしばでした。ここではラフマニノフ自身だけでなく、友人や他の作曲家が、歌曲を独立したピアノ曲へと編曲を施すことを試みた作品が収録されています。最後に置かれた「組曲」はラフマニノフ17歳の作品。管弦楽のために書かれましたが、そのスコアは失われてしまい、ピアノ独奏版のみが存在する曲です。前奏曲Op.32にも似た前奏は、すでにラフマニノフ特有の響きが感じられます。 (2017/05/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573468 |