ロスナー, アーノルド(1945-2013)
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ニューヨークの音楽一家に生まれたフラジェッロと、同じくニューヨーク生まれのロスナーの吹奏楽作品集。若い頃ジャンニーニからヨーロッパの伝統を学び、ピアニストや指揮者としても活躍、バロックから現代までの音楽を幅広く取り入れた独自の作風を確立したフラジェッロの作品は、最近になって数多くのファンを獲得しています。このCDに収録された4つの作品はどれも彼の特徴を示すものですが、とりわけ「風の交響曲」の成熟したスタイルには驚かされることでしょう。サクソフォンの音色を存分に生かした2つの曲も見事です。一方、ロスナーの作品は精緻であり神秘的です。ルネサンス様式を感じさせる敬虔な気分とリズミカルな気分が錯綜する作品であり、まるで鐘の音のように炸裂するパーカッションの響きにも胸躍ります。ヒューストン大学ウィンド・アンサンブルの見事な演奏で。(2013/06/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573060 |
ニューヨークに拠点を置く作曲家ロズナーの作品集。バロック前期の様々な旋法とロマンティックな旋律を用いた作品は、現代の聴き手にとっても魅力的です。このアルバムにはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏する“禅の精神”を追求する「公案」を基にした管弦楽のための組曲「ko-an」を中心に収録されており、この曲には、禅の思想に中世の様式を組み合わせたロスナー独特の作風が見られます。カフカの詩を用いた「法律の寓話」はバリトンによって歌われ、ラヴェルの「ボレロ」を思わせる「Unraveling Dances」では多彩な素材が組み合わされた複雑な舞曲が展開されています。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0465 |
ニューヨークを拠点とするロスナーの作品集。バロック以前のポリフォニーに影響されつつも、ハーモニーとリズムは独自のスタイルを用いた魅力的な作品を生み出す作曲家です。このアルバムには、宇宙の広がりを感じさせる「夜想曲」と、ルネサンス・ダンスの躍動を感じさせる「Tempus Perfectum」、メインをかざる「交響曲第6番」の3曲が収録されています。火山の爆発を思わせる猛烈なエネルギーを内包した交響曲第6番の第1楽章、美しく穏やかな第2楽章アダージョ、エネルギーが尽きたかのように幕を閉じる終楽章、いずれも精緻なオーケストレーションが魅力です。(2019/03/15 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0469 |
ニューヨークを拠点とするロスナーの作品集。バロック以前のポリフォニーに影響されつつも、ハーモニーとリズムは独自のスタイルを貫き、魅力的な作品を生み出す作曲家です。この第4集では、スネアドラムが大活躍する初期作品の「スケルツォ」をはじめ、フランク・マルタンの旋律を用いた変奏曲と古典的な形式で書かれた合奏協奏曲を聴くことができます。そして、最後に置かれた「A My Lai Elegy ミライの哀歌」は、1968年、ヴェトナムで起きたソンミ村虐殺事件(The M? Lai massacre)と1970年のケント州立大学銃撃事件からインスパイアされた作品で、彼自身の深い悲しみと、荒々しい怒りの感情が強く表現されています。(2024/02/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0710 |
以前リリースされた交響曲第5番(8.559347)や、ピアノ協奏曲などの管弦楽作品ではかなりロマンティックな書法を見せていたロスナー。室内楽曲でもその筆致は冴え渡っています。活動の初期に書かれたヴァイオリン・ソナタ第1番は、平易で軽やかな新古典派風の作品。第1楽章での軽やかなリズム、抒情的な第2楽章、技巧的な第3楽章と、ソナタ形式の基本を押さえています。民謡風の味わいを持つ「ダンス・ア・ラ・モード」、ダンテの神曲からヒントを得たという「チェロ・ソナタ」、落ち着いた風情を持つ晩年の「ファゴット・ソナタ」と、幅広い音楽を聴くことができます。/(2017/09/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0408 |