ハウプトマン, エリザベート(1897-1973)
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第一次世界対戦後の混乱の中、独自の「退廃音楽」を作ったワイルは、『三文オペラ』など、社会主義者の劇作家ブレヒトとコラボレーションした作品で脚光を浴びました。その後ユダヤ人としてナチスから非難を浴び、アメリカに亡命してからは、ブロードウェイの世界で活躍します。そして『セプテンバー・ソング』や『スピーク・ロウ』など、スタンダード・ナンバーになった歌も生まれました。このアルバムには、最初の妻である歌手ロッテ・レーニャをはじめ、ブレヒトやワイル自身の貴重な録音を収録。ハイフェッツやサッチモのひねりのきいたアレンジも聴きものです。ワイルの全貌を同時代の音源からたどる好企画盤といえましょう。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120831 |
(2012/01/11 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5061 |
(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7184 |
活動の初期は新古典派風の作品を書いていたワイルですが、1928年に戯曲家ベルトルト・ブレヒトとの共同作業から生まれた「三文オペラ」をきっかけに、劇場音楽や声楽作品に力を注ぎ、この分野での新たな道を開いたことで知られています。どれもが親しみやすく、適度な毒を持ち、大衆から絶大な支持を得た彼らのスタイルは劇音楽だけでなく歌曲にも浸透し、実験的でありながら洗練された趣味のよさを備え、時にはブロードウェイ風に、時にはジャズ風に強い印象を残すものとなっています。ここで達者な歌を聴かせるサロメ・カンマーは1959年ドイツ生まれの女優、歌手、チェリストで、フォルクスヴァンク音楽大学では、マリア・クリーゲルとともにヤーノシュ・シュタルケルからチェロを学んだこともありました。キャシー・バーベリアンと並ぶ「ドイツの現代歌曲」歌手としても高い評価を受けており、もちろん古典から現代まで何でも歌いこなす多才な歌手として知られます。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5154 |
【《三文オペラ》の歌の数々をコメディ・フランセーズとル・バルコンによる秀演で】2023年7月のエクサン・プロヴァンス音楽祭で行われた公演のライヴ。ジョン・ゲイの『ベガーズ・オペラ』のエリザベート・ハウプトマンによるドイツ語訳を元に、ブレヒトが脚色して台本を作成、ヴァイルが曲を付けて大ヒットした《三文オペラ》の音楽を収めています。歌はコメディ・フランセーズの役者たち、演奏をマキシム・パスカル率いるル・バルコンが担当するという興味深いもので、彼らの相互作用によりたいへん活き活きとした音楽となっており、作品本来の味わいに加え現代的な風合いがセンス良く加えられているのがポイントです。歌詞は新しいフランス語訳を使用。音楽は1928年に初演された時の熱狂を再現するべく、当時の形を元に若干のアレンジが加えられているようです。またロートレックらを魅了した伝説の歌手イヴェット・ギルベールの詞にヴァイルが曲を付けた「PAUV’ MADAME PEACHUM 貧しいピーチャム夫人」は、今回が初録音という貴重なもの。本来台詞を挟む音楽劇(オペラ/ミュージカル)ですが、このアルバムでは曲の間を今回の演出を担当するトーマス・オスターマイアーが口上役として語りで繋ぐという趣向となっています。(2023/10/06 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1015 |
お元気でしたか?ウテ・レンパー様。ドイツ、ミュンスター出身の歌姫ウテ・レンパー。マレーネ・ディートリヒの再来であり、現代最高のブレヒト歌手として一世を風靡。ワイマール共和国から第三帝国にかけてのベルリン=当時最大の快楽都市の甘い毒を歌わせたら彼女の右に出る者はいないでしょう。今作での彼女は、タバコの煙とワイングラスの煌めきを映し出すキャバレー・ソングだけでなく、小粋なパリの歌からピアソラのタンゴまでを恐ろしいまでに官能的に歌います。共演を務めるフォーグラーSQがまた絶品の音を聴かせています。これはぜひ直接聞いていただかないことには始まりません!!!(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30009 |