デュ・ルエ, マリ・フランソワ・ルイ・ルグラン・バーイ(1716-1786)
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【待望すぎる古楽器初録音! リュリとワーグナーを繋ぐグルック快挙の傑作】オーストリア出身のグルックによる《オーリードのイフィジェニー(アウリスのイフィゲニア)》は彼のパリ進出の成功を決定づけた重要作品で、リュリが確立したフランス・オペラにおいて新境地を拓いた傑作。ワーグナー編曲版で序曲だけ単独演奏されることも少なくありませんが、グルック自身の想定した姿に迫る古楽器での全曲録音CDはなぜか全くありませんでした(ミンコフスキ指揮は映像ソフトのみ、ERATOのガーディナー盤はリヨン国立歌劇場管弦楽団との現代楽器演奏、OEHMSのシュペリング盤はワーグナー編曲版)。その渇を潤して余りある当録音は、近年ハイドンの『パリ交響曲集』やモーツァルトの後期作品の録音でシーンを賑わせるフランスの古楽器集団ル・コンセール・ド・ラ・ロージュによるもの。指揮者ショーヴァンは細部まで徹底して作曲家の企図を読み解き、ソリストも初演歌手たちの個性をふまえて選出、後に付加された女神ディアーヌ降誕の場面は大道具での劇的効果をきらったグルックの考えに沿うよう排し、神官カルカスへの託宣でフィナーレが導き出される初演版を採用(この版も当盤が世界初録音)。随所で存在感をあらわす合唱もヴェルサイユの精鋭陣が見事に歌い上げます。レチタティーヴォとアリアが延々交互に続く形式を避け、オペラ全体を一続きの音楽として通作する「改革オペラ」の真骨頂、名歌手たちのドラマティックな歌唱と迫真の古楽器演奏でじっくりお楽しみ下さい。(2024/10/04 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1073 |
1979年にミュンヘンで設立されたORFEOレーベル。40周年を記念したBOXセット。前作の「指揮者」(C200011)たちに続く今作には、歴史を彩った「歌手」たちの名演奏を集めています。ギリシャ出身のメゾ・ソプラノ、バルツァの清楚な歌声を始め、ベルゴンツィとフィッシャー=ディースカウのデュオ、ボニゾッリのイタリア民謡集、バンブリーが歌う迫力あるアリア集、ドイツが誇る屈指ノメゾ・ソプラノ、ファスベンダー、目を見張るようなコロラトゥーラの技術が素晴らしいグルベローヴァ、重鎮ヴァラディのチャイコフスキー、注目のストヤノヴァとピエチョンカ、人気テノール、ベチャワまで、輝かしい歌唱を楽しめます。ORFEOならではの素晴らしい内容です。 曲目詳細は次ページより(2020/08/14 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C200021 |
【ORFEOレーベル40周年の歴史を彩った名録音の数々】1979年にミュンヘンで設立されたORFEOレーベル。40周年を記念し、その歴史を彩った名録音の数々を一度に楽しむことの出来る見本市のようなアルバムが登場します。CD1には器楽奏者と指揮者による20の名演、CD2には20の名唱、40周年に合わせ合計40の素晴らしい演奏を楽しむことが出来ます。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C200032 |
この2枚組は、グルックの数多い歌劇の中から7つの作品の聴きどころをまとめたもの。どれもORFEOレーベルが誇る名演からの抜粋です。中でも、1964年録音の《オルフェオとエウリディーチェ》は、1954年に設立されたばかりのカペラ・コロニエンシスを名匠フェルディナント・ライトナーが指揮したという記念碑的演奏のライヴ。古楽器による演奏がまだ充分認知されていなかった時代の先鋭的な演奏。モノラル録音ではありますが、奏者と歌手たちの迫真の息遣いが伝わります。他は1980年代から1990年までに収録された演奏で、ジェシー・ノーマンやフランコ・ボニゾッリ、イレアナ・コトルバシュら、当時を代表する名歌手たちが登場。個性的な歌唱を存分に楽しむことができます。(2020/12/25 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :MP2001 |
(2014/09/30 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OACD9024D |
【20世紀に一世を風靡した歌手たちの歴史的録音を集めた6枚組BOX】CD1にはニコライ・ゲッダが歌う様々なアリアと歌曲。CD2にはふくよかな声が魅力的なマーティナ・アーロヨの1968年「歌曲の夕べ」。CD3と4には2枚にわたり、ペーター・アンダースが歌うアリアと歌曲を収録。CD5には1992年、円熟期のマリリン・ホーンによる「ロッシーニの歌曲の夕べ」。CD6には名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが歌うバロック・アリア集。それぞれが収録されています。総収録時間:426分◎ニコライ・ゲッダ(1925-2017)…ロシア系スウェーデンのテノール。7か国語を自在に操る語学力と、澄んだ美声を駆使し、幅広いレパートリーを誇りました。◎マーティナ・アーロヨ(1937-):アメリカのソプラノ。チューリヒ歌劇場で活躍後、1965年からはメトロポリタン歌劇場で花形として1978年まで花形として活躍。ヴェルディとプッチーニの歌唱で高い評価を受けました。◎ペーター・アンダース(1908-1954):1931年にデビューし、ドイツを中心に活躍したテノール。1938年から40年まではバイエルン国立歌劇場、1940年から48年までベルリン国立歌劇場で歌い、以降はヨーロッパ全土で活躍しましたが、交通事故により46歳の若さで逝去しました。◎マリリン・ホーン(1934-):アメリカのメゾ・ソプラノ。1954年にロサンゼルスでデビューし、70年代はメトロポリタン歌劇場を中心に活躍。とりわけ《タンクレーディ》などのロッシーニ歌劇のズボン役での名唱が知られています。◎ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012):ドイツのバリトン。よくコントロールされた声と知的な表現で、20世紀最高の歌手として称えられ、オペラ、歌曲のどちらにも素晴らしい録音を遺しています。(2023/08/25 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19436CD |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110006-07 |
【モーツァルト時代の多芸な名歌手に寄せられた傑作群、ファン・メヘレンの美声で!】17~18世紀のフランス音楽史を彩り、数々の重要作品の名舞台を華やがせた名歌手たちの活躍に光を当てたアルバムが、近年ALPHAから続々登場しています。その中でも特に当時のフランスならではのオートコントルと呼ばれる高音域男声歌手たちを紹介してきたのが、この困難な声域で鮮やかな美声を自在に操り、欧州古楽シーンを賑わせてきたベルギーの名歌手レイナウト・ファン・メヘレンと、彼を中心に名手が集まるア・ノクテ・テンポリス。17世紀にリュリの傑作を続々初演したデュメニ、18世紀半ばにラモーと仕事を重ねたジェリオットに続いて彼らが今回紹介するのは、モーツァルトのパリ訪問時の手紙にもたびたび登場する歌手=興行主ジョゼフ・ルグロ(1739~1793)です。ルイ15世の治世後半、ドイツ語圏の交響曲や協奏曲がパリで注目されつつあった1760年代に頭角を現し、広い音域にわたって演技力の高い柔軟な歌唱を聴かせたその技量は多くの人々に注目され、マリー=アントワネット妃の実家ウィーンから招かれパリを沸かせた名匠グルックも数々のフランス語オペラでルグロを起用、とりわけ『オルフェオとエウリディーチェ』パリ版の表題役は歴史に残る配役となりました。作曲家の知名度にかかわらず1760~70年代のさまざまな名品からルグロのための歌を厳選。ロマン派前夜のドラマティックな表現からロココ絶頂期の艶やかな旋律美まで、充実した古楽器オーケストラと共に古典派時代のフランス音楽特有の味わいをファン・メヘレンの美声で堪能できる興奮と発見に満ちたプログラムは見逃せません。ヴェルサイユ・バロック音楽センターの二コラ・ソーによる監修を経た珍しい18世紀フランス型のクラリネットの導入など、管弦楽パートの演奏解釈にも趣向が凝らされています。(2023/09/22 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA992 |
映画「アマデウス」ですっかり御馴染みになったイタリア人サリエリ、ただの悪者と思われている節があります。しかし、何と言ってもウィーン宮廷で楽長として働き、ベートーヴェンやシューベルトの作曲の師だった人物、凡才なわけがありません。その才能を自分の耳で確認したい方に格好の録音がこれ、サリエリが作曲した40を超える舞台作品の序曲集12曲です。意外なほどのメロディー・メイカーの才に感服するもよし、真の天才モーツァルトとの違いを探るのもよし、紙一重の差で天才になれなかった秀才の心情に思いを馳せるもよし、楽しみ方は貴方次第です。*8.223381の再発売品(2000/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554838 |
常に意欲的なプログラムで聴衆を興奮と感銘に導く指揮者シュペリング。彼の最新作は2014年に生誕300年を迎える作曲家グルック(1714-1787)のオペラ「アウリスのイフィゲニア」。しかしこれは只者ではありません。今回の演奏に使われたのはワーグナーによる改訂版。何しろワーグナーは、E.T.A.ホフマンを通じて知ったこの大作曲家グルックの思想に強く感銘を受け、グルックの唱えた「神話的題材を使う作劇法」を自らの作風に取り入れていく上で、彼自身がグルックの作品を指揮しながら、その問題点などを探って行き、結果的にこの改訂版が出来上がったというわけです(できるだけ原作を尊重しながらも、ワーグナーが不要と思った場面を省き若干の響きを付け加えた「無理のない」改編であることを付け加えておきます)。なお、グルックの原作では、序曲から切れ目なく本編が続くため、ワーグナーが序曲が「終わる形」にした「演奏会用序曲」も、この盤には収録されています。ニュルンド、エルスナーらベテラン歌手がしっかりと全体を引き締めた素晴らしい演奏です。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC953 |