ミサ典礼文
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2004年にクラクフ音楽アカデミー出身のヴァイオリニスト、エルジュビエタ・サイカ=バフレルによって設立されたオーストリアのオリジナル楽器アンサンブル、パンドルフィス・コンソート。ルネサンス、バロックの作品から現代作品まで幅広いレパートリーを誇ります。前作「スターバト・マーテル」(GRAM99244)では独唱者にニコラス・スパノスを迎え、見事な演奏を披露した実力派アンサンブル、ヴィヴァルディ2作目となるこのアルバムにはモテットと協奏曲を集めています。ソプラノ歌手ザモイスカが歌う表現力豊かな4曲のモテットと、弦楽器のための協奏曲を織り交ぜたプログラムをお楽しみください。(2022/11/18 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99267 |
「四季」を聞いてヴィヴァルディの音楽の快活さが好きになれそうな方なら、「グローリア」を聞かない手はありません。簡潔なのに印象的な冒頭は、一度聞いたら忘れられません。また、数多いバッハの声楽曲の中でも、冒頭でトランペットやティンパニが活躍する「マニフィカート」のネアカぶりは目立ちます。受難曲はもちろんいいけれど、たまにはこんなバッハも肩の力を抜いて楽しみましょう。この当然のようなカップリングのCDが意外と少ないのです。演奏するスコラ・カントルムの引き締まった合唱が見事です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554056 |
ヴィヴァルディ(1678-1741)の宗教音楽全集第3集は、マニフィカトを中心にした選曲です。まるでオペラのアリアを聴くかのような刺激的で力強いソロが散りばめられた表情豊かな作品は、聴き手を圧倒的感動へと導いてくれます。メゾ・ソプラノのマクマートリーの芯の太い美声にも惚れ惚れとしてしまいます。マロン率いるアラディア・アンサンブルの溌剌とした演奏にも感涙に耐えません。(2008/11/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570445 |
2017年の復活祭における“バッハ・コンソート・ウィーン”の公演曲目は、ヴィヴァルディの「スターバト・マーテル」と「グローリア」というプログラムでした。演奏会では、この2曲に、弦楽のための協奏曲ト短調とソナタ、アンドレア・ショルを始めとした注目の歌手たちが歌う復活祭のために書かれた声楽曲を組み合わせ、キリストの復活を祝福しています。ポーランド系イタリア人指揮者ドゥブロフスキーはバッハ・コンソート・ウィーンの共同設立者。貴重な作品の復刻にも力を入れています。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99165 |
気品あふれ、艶やかな響きを持つドイツの伝統あるハノーヴァー少年合唱団。2002年1月にこの合唱団を創設したハインツ・ヘンニングが亡くなり、方向性が危ぶまれたのですが、指導を引き継いだイェルク・ブライディングは、合唱団の良さをつぶすことなく、更なるレパートリーの拡充に努め、一層の発展を遂げていると評価されています。このアルバムには、そんな彼らの2006年からの演奏が収録されています。既発リリースからの曲もありますが、いくつかは、このCDが初収録であり、とりわけトラック6のメンデルスゾーンは、2012年3月のライブという「現在の彼ら」の姿を捉えています。およそ400年に渡る合唱作品の変遷も楽しめます。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP7014 |
グラミー賞にもノミネートされた、現代イギリスを代表する合唱曲作曲家ウィトボーン(1963-)の《クリスマスのために》と題された合唱曲集。このアルバムの中心を成す"ミサ・キャロレ"は2つの国、イギリスとアメリカの伝統の融合で、中世音楽にも大いなる興味を寄せるウィトボーンらしく、オリジナルのメロディと伝承曲、彼のお気に入りのクリスマス・キャロルが巧みなアレンジを施されて次々に登場するという、華やかで賑やかな作品です。1920年頃からイギリスで行われている「Festival of Nine Lessons and Carols」は世界中で大反響を巻き起こし、同じ頃、中世のフォームを意識した「オックスフォード・キャロル」が出版され、こちらも人気になっています。このアルバムは、21世紀における新しい「キャロル」の形として、先ほどの「Festival of Nine Lessons and Carols」の形式を踏襲し、現代的なアレンジによる伝承曲と、自作の声楽曲を繋ぎ、一つの感動的なミサ曲に仕上げています。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573715 |
このアルバムを再生してすぐ、聴き手は「あれ、これ宗教曲だったはず」と複雑な思いに捉われるかもしれません。何しろソプラノ・サックスの朗々とした響きで始まるのですから。とはいえ、透明な響きを持つ合唱が「キリエ・エレイソン」と歌い始めると、何となく安心できるのは間違いありません。2000年から2001年に放送されたBBCドキュメンタリー・フィルムのために書かれた音楽をミサ曲にしたもので、いかにもキャッチーな肌触りが魅力です。他にも9.11の祈りのために書かれた「リヴィング・ヴォイシズ」など、生と死の狭間を垣間見るような、深遠で濃密な音楽です。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572737 |
サクソフォンと合唱音楽の作曲家として主にBBCで活躍するイギリスの現代作曲家、ホワイトボーンの感動的な合唱作品集です。このアルバムではケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団のために書かれた最新の作品を始め、古代の詩から、インドの古典詩、そして南アフリカの平和主義家で1984年のノーベル平和賞受賞者であるデズモンド・ムピロ・ツツをフィーチャーした祈りの歌まで、様々な表情の作品を聴くことができます。彼の音楽は本当に単純明快で、複雑なハーモニーを重んじるのではなく、その気になれば一緒に祈りを捧げるのも可能なほどに判りやすいメロディです。聴き手の心にまっすぐに飛び込んでくる美しいメロディを演奏するのは、オクスフォード室内合唱団の中でも現代的レパートリーを得意とするグループ、コモーショです。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572103 |
この演奏時間40分に及ぶミサ曲、かなりイケます。特にサンクトゥスやアニュス・デイの美は絶品!同じフランドル出身のリシャフォール作曲のモテットをもとに、こんないいミサ曲を残したのは、ルネッサンス音楽のファンにも録音が少ないせいもあって見過ごされてきた、名前だけは有名なヴィラールト。後に続くガブリエリの壮麗な音楽の基礎を作った事ばかり強調されますが、ジョスカン・デ・プレらフランドルの作曲家の伝統をしかと受け継いだ、もっと評価されるべき人です。そしてオックスフォード・カメラータの美演があってこそ、私たちはアカペラの快楽に浸れるのです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553211 |