ミサ典礼文
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18 世紀から19 世紀にかけて、カトリックのミサから多くの素晴らしい作品が生み出されました。その流れを汲み、新たに創造を凝らした作品を書いてみたいと作曲家シエッラ(1953-)が試みたのがこのミサ曲「プロ・パーチェ」です。シエッラが幼いころに過ごしたプエルトリコのカトリックの教会での体験が基になっているというもので、その力強い祈りの歌声は多感な彼の心に大きな衝撃を与えたというのです。荘厳で深淵なテキストを歌う背後に流れる情熱的なラテンのリズムが、聴き手に不思議な感動を呼び起こします。ワールドミュージック好きにも歓迎されそうな音使いが新鮮です。(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559624 |
18世紀ポーランドの教会においては、日曜日や祝日におこなわれる「晩課」が最も重要視されており、それにともない詩篇歌やマニフィカトの音楽もふさわしい輝かしさが求められました。ゼブロフスキの「マニフィカト」もそれに応えており、特にソロ・パートの表現は、前半が魅力的なメロディあふれるイタリア・オペラのギャラント風スタイル、後半が18世紀前半の古いバロック・スタイルと、鮮やかなコントラストを見せています。「ミサ・パストリティア」も牧歌的な雰囲気のキリエで始まり、ヴァイオリンによるフォルクローレ調のマズルカ、フォーク・バンドの演奏のようなセクションからソロのヴィルトゥオーゾなパッセージ、ヴァイオリンや2本のコンチェルタンテ・トランペットなどが登場し、バロックの情念と伝統を守りながらも豊かな創造性溢れる作品に仕上がっています。-特別価格-(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD258 |
ウクライナの現代作曲家、シチェティンスキー(1960-)は光り輝く崇高な精神性に満ちた音楽を作曲し続けています。その曲想はあくまでも難解ではなく、人々の意識に直接語りかけるもの。新旧の正教会聖歌、ウクライナの懐かしいメロディ、グレゴリオ聖歌、バロックや19世紀のオペラのメロディ、そして20世紀の尖った音、これらが柔軟な形で入り乱れ、新しい統一を図ります。どの曲も、人の声の限界を超えることなく、優しく心に訴えるのです。どうぞ、そっとこれらの「新しい歌」に耳を傾けてみてください。(2011/05/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579005 |
(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0006 |
若き6人のメンバーで構成されている「アンサンブル・ラカペラ」の清冽、鮮やかな声の魅力を堪能する1枚です。驚くほどに均質な響きで歌われる様々な時代の声楽曲は、現代作品であれ、ルネサンス期の作品であれ、どれもが聖なる女性の姿を鮮やかに捉えることに成功しています。アルバムタイトルである「シマリング」はオラ・イェイロの作品で、このアンサンブルのために書かれた "Ave generosa"-めでたし、気高き方に添えられた「揺らめく光」という意味を持つ美しい言葉です。(2014/12/24 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6094 |
何かを失う悲しみ。それはどんなに時が経とうとも癒されることはないのかも知れません。この2008年に書かれたレクイエムにも作曲家ジャクソンの苦悩が反映されています。しかしこの曲には「死は確かに悲しいことであるが、そこには光のイメージもあり、決して悲観すべきことばかりではない。」そんな作曲家のメッセージも込められているようです。曲が進むにつれ輝かしさを増すレクイエム。今の世界はこのような作品も必要でしょう。他にも興味深い作品が収録されていますが、英国の合唱作曲家として知られる、チルコットのトラック10の「ばらの奇跡」に注目。原曲は「カノン」ですが、声とギターによる「聖母マリアを賛美する作品」として生まれ変わっています。ここで素晴らしい歌声を聴かせるヴァサーリ・シンガーズは前作「イギリスの賛歌集(8.572504)」がGramophone誌で大絶賛されました。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573049 |
ニケ率いるコンセール・スピリテュエルによるシャルパンティエの宗教音楽集第3弾は、演奏機会の少ない作品に光をあてるものです。音楽はどれをとっても気品と典雅な香りに満ち、美しい演奏がその魅力を際立たせています。晩年の「テ・デウム」は、輝かしい冒頭が有名なニ長調の同名曲とは別の曲で、こちらは冒頭から合唱が喜ばしい雰囲気を歌いあげます。「ミサ曲」は作曲者の11曲あるミサ曲の最初の作品と言われ、器楽を伴います。「主なる神はほむべきかな」は6声の絡みが見事です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553175 |
バッハ以前の音楽の中で、シャルパンティエに特別な愛着を感じているという人も多いことでしょう。なぜか、それは「テ・デウム」と「真夜中のミサ曲」を聴けばわかります。「テ・デウム」の輝かしい冒頭は、聴けばあの曲とわかる有名なものです。当演奏では、その名旋律の前のティンパニ連打が実に効果的。クリスマスの名曲として名高い「真夜中のミサ曲」は、名声のみ高く、その割りにディスクがなかなか見当たらないのですが、この時代の音楽をやらせたら、今や世界で最も美しく奏でることができるアレイディア・アンサンブルの演奏で聴けるとは!シャルパンティエの最強の入門盤でもあり、聴き比べにも申し分のない内容です。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557229 |
1735年、ドイツ、バイエルン州のコーブルクで生まれた作曲家アントン・シュヴァイツァー。幼少時は聖歌隊で歌い、ザクセンのヒルトブルクハウゼン公爵の庇護を受け、宮廷楽団でヴィオラとチェロを演奏。1764-1766年にはイタリアで学び、1769年からは劇場監督アーベル・ザイラーが率いるシアター・カンパニーの劇場付き作曲家になります。ドイツ語圏でシェイクスピアを紹介したことで知られるザイラーとともに、ヨーロッパ中を巡り、いくつかの歌劇とメロドラマを発表。ゲーテを始めとした当時の文化人たちに高く評価されました。その後、1771年にワイマールの楽長になりましたが、宮殿が火事で焼失、1775年にゴーダへ移住しゲオルク・アントン・ベンダの後任として楽長に就任、この地で生涯を終えています。残された作品はあまり多くありませんが、最近になって宗教曲の写譜がいくつか発見されており、この世界初録音となるオラトリオ『キリストの復活』もその1曲です。劇音楽に秀でていた作曲家だけに、オラトリオにおける場面描写が見事です。(2021/03/12 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5425 |