ミサ典礼文
Search results:622 件 見つかりました。
イェール・コーラル・アーティストはイェール音楽学校とアメリカ全土の主要歌手で構成された「イェール・グリー・クラブ」によって設立されたプロの合唱団。世界で最も革新的な合唱団を目指し、意欲的に活動しています。このアルバムではイェール出身の3人の現代作曲家の作品を収録。「バング・オン・ア・カン」の設立者として知られるデイヴィッド・ラングの社会派問題を扱った「statement to the court」、異なる宗教の対立と融和を描いたテッド・ハーンの「コンセント」、ラテン語から英語に翻訳したテキストを用いたハンナ・ラッシュの「レクイエム」。現代アメリカの抱える問題意識をあぶり出したこの3曲を素晴らしいハーモニーでお聴きください。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559829 |
「現代英国合唱音楽の頼れるチャンピオンとして急速に成長中」とGramophone誌で絶賛されるロンドン・コーラル・シンフォニア。このアルバムではマイケル・ウォルドロンの指揮によって、フランスの合唱作品を披露します。選曲の中心となるのは、あまり耳にすることのないジャン・ラングレーのさまざまな作品。オルガン曲で知られるラングレーですが、宗教音楽にも素晴らしいものが多く、オルガンの半音階的和声を駆使しながらも、敬虔さを失うことのない「荘厳ミサ曲」をはじめ、世界初録音となるソプラノ独唱の美しい「2つの歌」を含む興味深い作品が並びます。他にはセヴラックやデュプレの合唱曲や、フォーレの「ラシーヌの雅歌」、フランクの「天使の糧」などの有名曲も歌われています。(2024/06/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100317 |
まるで巨大な鉄槌を振り下ろすかのように、重々しい打撃音が延々と続くこのフランスの作曲家ランチーノによる「レクイエム」の冒頭。ここを聴いただけで思わず頭を垂れてしまいたくなるような、衝撃的な作品です。20世紀になって書かれたレクイエムは、宗教的な観点よりも、より人間の存在について掘り下げるものが多いのですが、この曲もその一つの形と言えるでしょう。テキストは「めぐりあう朝」の原作者として知られるパスカル・キニャール。彼との3年間に及ぶ共同作業からこの作品が生まれたと言います。彼らは死と永遠の時間について、答えの出ることのない質問を、レクイエムという形式で聴き手に突き付けます。人生というものは「壮大なフレスコ画と神聖な式典」なのでしょうか?それとも・・・。マーラー、ブルックナーで音楽というものを高みに引き上げた名指揮者インバルによる、人間の暗部に光を当てるかのような明晰な演奏です。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572771 |
【ハプスブルク家とフランス王家に仕えたジョスカンの高弟の至芸】活躍初期と後期はハプスブルク家が治めるネーデルラント(現ベルギー)の諸都市で活躍、生涯の大半を通じルイ12世やブルターニュ出身の王妃アンヌ、ルイ12世の後を継いだ広範な文化擁護者フランソワ1世らフランス王室に仕えた名匠ジャン・リシャフォール。恩師と言われる大家ジョスカン・デ・プレの死を悼むレクイエムがつとに有名なこの作曲家の至芸を、ここでは2曲の多声ミサ曲とその源流となる作品を通じて紹介。演奏は日本でもバッハ・コレギウム・ジャパンとの名演で知られるハナ・ブラジコヴァーを筆頭に、彼女との共演による中世作品の名演が多いバルバラ・カバートコヴァー、古楽と近現代歌曲に抜群の適性をみせてきたトマーシュ・クラールら実力派が揃う8人編成のア・カペラ声楽アンサンブル。SUPRAPHONやACCENTでのチェコ系プレイヤーの声楽録音に実績の多い技師アレシュ・ドヴォジャークの敏腕により、教会堂のほどよい残響のなか各パートの動きが明瞭に伝わる録音になっているのも魅力です。師ジョスカンも模索したパロディ・ミサ(既存の特定旋律を全ての楽章の根幹に使ったミサ曲)の技法を縦横無尽に展開、時に特定パートをソロ的に活かし自在にくりひろげられるポリフォニーの妙をお楽しみ下さい。(2024/11/15 発売)
レーベル名 | :Musique en Wallonie |
---|---|
カタログ番号 | :MEW2308 |
イタリアで王に仕える役者を父として生まれたリストーリ。父の赴任先となったザクセンに移住し、作曲家、オルガニストとして才能を伸ばしました。1746年にはドレスデンの教会音楽家となり、ロシアでも活躍しましたが、残念なことにその名声はあまり広まることがありませんでした。その上、ザクセンの宮廷に保存されていた彼の手稿のほとんどは第二次世界大戦中に散逸してしまったのも、彼の作品が忘れられてしまった一因です。しかし、幸いなことにかなりの数の写譜が残されており、現在でも彼の作品が演奏される機会は少なからずあります。このアルバムでは3曲の宗教曲が収録されており、控え目ながらも美しい音楽は、18世紀ドレスデンの教会の壮麗な式典を想起させます。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555200-2 |
作曲者のリッツァ(1929-)はロンドンのギルドホール・スクールで音楽と演劇を25年間教えながら、数多くの録音も行っています。1997年から作曲を始めたという彼女の作品は「クラシカル・コンテンポラリー」の分野で賞賛され、数多くの聴き手に癒しの心を与え続けています。全曲に漲る生き生きとした表現としなやかなメロディは、とても御老人(失礼!)の作品とは思えません。「人間には限界など存在しない」ということを確信できるのではないでしょうか。どこかモダンで懐かしい歌の数々を心行くまでお楽しみください。(2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573039 |
リバという作曲家は殆どの方にとって初耳でしょう。しかしこれは、聴いてびっくり、掘出し物という言葉はこんな曲のためにあると言えるかもしれません。曲は18世紀末にしては「超」の字が付くほど単純(現代なら子供が作曲したと言われても信じる位)なのに、なぜか聴き手の心をホカホカにしてくれる不思議・・・そんな素朴な明るさ、暖かさが全編に一貫しています。4後半の符点リズムの執拗な反復など、耳について離れません。合唱の伸びやかな声(特にソプラノ)が曲の長所を増幅します。サウンドの雰囲気も二重丸。「田園ミサ曲」は世界初録音です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554428 |
パウル・イグナツ・リヒテナウアーは、バッハやヘンデルと同時代の作曲家。主にオスナブリュック大聖堂でオルガニストおよび楽長を務めたことで名を馳せました。彼は1741年にアウクスブルクで印刷された6曲のミサ曲作品2を残しており、これらは演奏が比較的容易であることから、南ドイツやその他のカトリック地域の教会の礼拝で用いられました。各々のミサ曲の名前は曲集の目次に記されており、B.V.M.とはBeatae Virginis Mariaの略語で、これらは聖母マリアの祝日に関連するミサ曲です。またミサ曲第5番の「S. Antonii」はパドヴァのアントニウスではなく、修道院制度の創始者とされる「大修道院長聖アントニウス」を指しています。どれも祝祭的で豊かな音色が特徴で、イタリアの影響が感じられるとともに、後期バロック様式の壮麗さを持ちます。対位法を巡らせた楽曲の中で重要な言葉を歌うソロ・パートにはコロラトゥーラを用いて際立たせるなどの工夫が施され、聞き映えのするものとなっています。(2024/12/13 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555696-2 |
デンマークの南西部にあるリベ大聖堂は、初期ルター派教会音楽の習作が保存されている世界でも数少ない場所の一つです。このアルバムでは、1560年頃にリベ大聖堂の音楽監督を務めていたハンス・トミッソンが編纂した復活祭のミサのための讃美歌集を収録。当時フランドルで人気を誇っていたクレメンス・ノン・パパの「Missa Virtute magna」を中心に、同じ時期に活躍していた作曲家たちの作品と、祈りの文句である「歌による祈祷」を組み合わせた“16世紀のミサ”をボー・ホルテン率いるムジカ・フィクタが生き生きと再現しています。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
---|---|
カタログ番号 | :8.226188 |