ヴィウコミルスキ, カジミエージュ(1900-1995)
Search results:2 件 見つかりました。
ポーリッシュ・チェロ四重奏団はウッチとカトヴィツェの高等音楽院の卒業生たちをメンバーとし、2011年に創設されたアンサンブルです。この種のアンサンブルがこれまでになかったポーランドでは画期的なことで、活動初期からコンサートや音楽祭で大活躍をしています。2014年からはブロツワフの「ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック」のアンサンブルに認定され、一層の活躍を続けています。4人のメンバーは「チェロ四重奏曲を恒常的なステージ作品にすること」という高い目標を持っており、そのために常にチェロ四重奏曲のレパートリーを探し、図書館や出版社のアーカイヴを求めて各地を訪問、忘れられた作品の発掘を続けています。また現代の作曲家たちともコラボレーションし、時にはジャズ・プレイヤーと共演するなど、その活動は多岐に渡っています。この彼らの初アルバムも、ポーランドの音楽市場において先駆けとなるものです。(2017/06/23 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
---|---|
カタログ番号 | :CDAccordACD237 |
アルトゥル・マラフスキは、ポーランドの作曲家、ヴァイオリニスト、指揮者。若くしてヴァイオリンの名手として期待されましたが、左手の怪我により演奏活動を断念し、教育と作曲に専念しました。クラクフ音楽院で教鞭を執りながら再度作曲を学び、多くの優れた作曲家を育てました。1957年に53歳で急逝しましたが、彼の作品は高く評価され、ポーランド現代音楽の発展に大きく貢献しています。マラフスキの管弦楽曲は、民族的要素と力強い曲想を特徴とし、同時代の作曲家ルトスワフスキとの共通点が見られます。その音楽は、多彩なリズムとコントラストの強い旋律の組み合わせが特徴で、強い印象を与えます。このアルバムには、ピアノとオーケストラの対話が印象的な1947年の「交響的練習曲」、ソ連の影響下で書かれたにもかかわらず独創的な表現に満ちた「ポピュラー組曲」、ルトワフスキ作品を思わせる「序曲」と「トッカータ」に加え、作曲家によって破棄された「グラル山岳民族の三部作」を収録。こちらは1988年にチェロ奏者、指揮者、作曲家のカジミエシュ・ヴィウコミルスキによって残存資料から再構成された作品です。(2024/12/06 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.579159 |