マイスナー, アルフレート(1822-1885)
Search results:4 件 見つかりました。
NAXOSのブラームス歌曲全集シリーズ。第2集と第3集は民謡集でしたが、第4集では20代の頃に書かれた独唱のための歌曲に焦点が当てられています。ボレロのリズムによる「スペインの歌」を含むOp. 6は20歳頃の作品。Op. 14は彼の恋人となったアガーテ・フォン・シーボルトとの出会いがきっかけで書かれたと言われる歌曲集。どちらの曲集も、当時彼が魅了されていた民謡をベースとした簡素な作風でありながら、ブラームスらしい旋律美があふれています。「Op. 19のタイトルは「歌(Gesange、Lieder、Romanzeなど)」ではなく「詩(Gedichte)」とされているのが特徴。どの曲もピアノ・パートにも重要な役割が与えられています。「7つの歌」Op. 48は約10年の歳月をかけて書かれたもので、スイス民謡からの影響が感じられる「恋しい人のもとへ」や、コラールを思わせる「心変わり」、シューベルトを思わせる長調と短調がめまぐるしく交代する「涙の中の慰め」など聴きどころの多い曲集です。クリストフ・プレガルディエンに師事したテノール、カレルと、オペラ、コンサートの両面で活躍するソプラノ、ヴンダーリンの演奏で。(2023/12/08 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.574489 |
日本のクラシックファンは不思議なくらいブラームス大好き。でもなぜか、歌曲だけには親しんでいない人も多いようです。交響曲や室内楽曲が凄すぎるからかもしれませんし、同じドイツ歌曲のシューベルトやシューマンの存在も不利。そんな、実はもっとブラームスの事を知りたかった貴方にCPOが贈る、歌曲全集の第一弾。全歌曲を作品番号順に、ドイツ人の名歌手を起用(ここんとこが重要)して録音していきます。ピアノは日本でもすっかりお馴染みのドイチュ。当巻での有名曲はOp.3-1と7-1くらいですが、真のブラームス通になるために、頑張って聴き通しましょう。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :999441-2 |
偉大なるワーグナーの息子として生まれ、最初は建築家の道を志すも、結局は音楽家としての使命に目覚め、作曲家、指揮者として活躍することになったジークフリート・ワーグナー。しかし、現在では彼の作品を耳にすることはほとんどありません。一部のオペラは少しずつ上演されるも、ここに収録された歌曲はすっかり忘れ去られた存在となっていました。しかしこの15曲の中には、彼が愛した幻想的な風景やお伽噺の国の住人たちの姿が存分に映し出されています。人間世界のドロドロしたものを見過ぎてしまった彼の心が追い求めたのは、このような優しい世界だったのかもしれません。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Marco Polo |
---|---|
カタログ番号 | :8.225349 |